【Juventus】21/22 U19 & U23 選手図鑑
20/21に続き、今季も下部組織の選手を全員紹介したいと思います!
皆さんがU19やU23の試合を観るにあたって、このnoteがお助け資料にでもなれば幸いです。
乱筆、乱文お許しください。
記載したデータは執筆時点のものもあるので精査推奨です。
(年齢は執筆時点(2022年4月18日)での数値となっています)
GK編
(1)U19 / Zsombor Senko / センコ
生年月日:2003年4月1日(19歳)
国籍:ハンガリー
身長:196cm
利き足:右足
昨季成績:U19...4試合
U23...1試合
背番号:#1
【キャリア】
【紹介】
現時点ではユベントスに在籍する唯一のハンガリー人。19/20では、ユベントスU17の正GKとして、リーグ戦16試合に出場しました。
20/21では、U23GKのイスラエルやノッキの負傷、ブコッセの離脱によって、1月17日に行われたホームのピアチェンツァ戦で17歳にしてU23デビューを飾った選手でもあります。
ラグビー選手のような身体をしており、とてもパワフルなGKです。
昨季U19守護神のガロファーニが、今季新たにU23に登録されたので、21/22ではセンコがU19の新守護神を任されることになるでしょう。
(2)U19 / Simone Scaglia / スカーリア
生年月日:2004年7月12日(17歳)
国籍:イタリア
身長:???cm
利き足:右足
昨季成績:U17…5試合
U19...0試合
背番号:#12
【キャリア】
【紹介】
インスタが鍵付きのため上に貼ることができませんでしたが、「simonescaglia」と検索すれば見つかると思います。
20/21ではU17でしたが、20/21からU19に登録されました。
今季はセンコの控えとしての扱いが濃厚なので多くの試合に出場することは困難でしょうが、来季はU19の正GKとなる可能性があります。
U16時代では、現U19監督アンドレア・ボナッティが監督だったときの正GKであり、そのときの活躍によってU16イタリア代表にも選出されています。
(3)U19 / Giovanni Daffara / ダッファーラ
生年月日:2004年12月5日(17歳)
国籍:イタリア
身長:???cm
利き足:右足
昨季成績:U17…4試合
U19...0試合
背番号:#30
【キャリア】
【紹介】
ダッファーラもスカーリアと同じく今季よりU19に登録された選手の一人です。
昨季U17で4試合に出場したということくらいしか入手できるデータもなく、紹介している自分も全くどういった選手か分からないのが正直な現状です。
04組なので、おそらく移籍がなければ来季以降にスカーリアとU19のスタメン争いをするでしょう。
(4)U23 / Franco Israel / イスラエル
生年月日:2000年4月22日(21歳)
国籍:ウルグアイ
身長:190cm
利き足:右足
昨季成績:U23…20試合
背番号:#1
【キャリア】
【紹介】
19/20、U19で好調なシーズンを過ごし、ファジョーリ(クレモネーゼにローン中)やトンギャ(マルセイユに移籍)など逸材ゴロゴロのチーム内でも彼らに劣らない高評価(当社比)だったイスラエルくん。
20/21ではU23に昇格すると、前シーズンでは見られなかった複数回の印象悪いイージーミスや、リーグ戦14試合を欠場することとなった負傷離脱などに悩まされることになりました。
そんな山あり谷ありのユーベライフを送ってきたイスラエルですが、プレシーズンのトップチームvsU23の紅白戦では素晴らしいセーブを連発。
彼の鉄壁さが強く印象に残っているサポーターも少なくないのではないでしょうか?
もともとU19時代からスーパーセーブマンで、ビルドアップは得意ではないものの、そういった部分など気にならないくらい、とにかく安定した強さが長所でした。
プレー集はこちらから↓
U19加入前はバルセロナやマンチェスター・シティーも獲得を狙っているという噂もあるほどの隠れ逸材。
今季は、昨季U23で低下した評価を挽回することができるのでしょうか?
彼をU19からずっと観ている私からすれば、とても期待できる選手と断言できます。
(5)U23 / Giovanni Garofani / ガロファーニ
生年月日:2002/10/20 (19)
身長:1,88cm
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:U19…29試合
背番号:#12
【キャリア】
【紹介】
インスタが鍵付きのため上に貼ることができませんでしたが、「gio_garofani83」と検索すれば見つかると思います。
昨季のU19リーグ戦、欠場したのはわずか3試合のみの20/21U19正GKです。
イタリア語読みだと「ガローファニ」でしょうか。
21/22ではU23に昇格し、イスラエルとのスタメン争いが注目ポイントです。
イスラエルは「スーパーセーブマン」と評しましたが、ガロファーニはビルドアップタイプ。
もちろんセービングの安定性もさることながら、彼の最大の特徴はビルドアップ型ということにあると思います。
ユーベのGKでは珍しいタイプですが、「上手い」選手が増えた影響なのでしょうか、彼はボールを扱うのが上手いです。
育成年代では、みんな元気なので結構GKにもプレスに来ることがあるのですが、彼は相手FWがプレスに来ていても冷静にショートパスでCBや中盤に繋げる能力があります。
シュチェスニーのミスが脳裏に焼き付いているサポーターからすれば、とりあえず大きく蹴るGKの方が安心かと思うかもしれません。
ただ、「ボールタッチ上手いGKが大きく蹴る選択をする」のと「ボールの扱いが不安だからとりあえず大きく蹴る」では大きな差があると思います。
個人的には、「大きく蹴る」シーンの判断を身に付けつつ、このまま今のプレースタイルを磨いていって欲しいです。
(6)U23 / Raina / ライナ
生年月日:2002/5/25 (19)
身長:1,90cm
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:なし
背番号:#22
【キャリア】
【紹介】
完全に控え?GKで、最後の出場記録は18/19のU17での4試合。
当然プレースタイルなど分かるはずもなく、全く内容のない紹介文となってしまうことはすみません。
19/20と20/21では、U19やU23のベンチを行ったり来たり。言い方を選ばなければ完全な穴埋め選手となっています。
また、先日2022年までのプロ初契約を結びました。
DF編
(7)U19 / CB / Muharemovic / ムハレモビッチ
生年月日:2003/2/28 (19)
身長:1,87cm
国籍:ボスニアヘルツェゴビナ
利き足:左足
昨季成績:オーストリア・ブンデスリーガ…5試合
背番号:#13
【キャリア】
【紹介】
今季オーストリアからやってきた、ボスニアヘルツェゴビナ🇧🇦国籍のCB。
全然話題になってない選手ですが、実はドラグシン(サンプドリアにローン中)に続いてトップチームへの階段を登る選手としてかなり期待されている選手なんです。
(個人的に勝手に期待しているのも大いにあります)
なんと昨季17歳にしてオーストリア1部で5試合に出場。実はムハレモビッチの獲得はU19にとってかなりの大型補強でした。
獲得に際しては、ガラタサライやベシクタシュをはじめとする多くのクラブとの競争を制したと報じられました。
U19がこのような有望CBを獲得したのは、やはりドラグシンのトップチームからの評価の高さが背景にあると思われます。
レフティCBというだけでドキドキする人も少なくないでしょう。
21/22ではU19リーグ開幕戦のフィオレンティーナU19戦でエンゾアンゴとともに先発出場を果たしました。
プレー動画はこちらから↓
動画ではパワフルなタックルや広範な守備力が目立ちますが、全てにおいて平均以上の能力がある感じで、とくに左脚から放たれるロングボールの精度が高い印象です。
↑そう書いていたら、早速先日行われたユースリーグ・グループステージ第2節チェルシーU19戦で素晴らしいフィードでスーレの得点をアシストしましたね。
(8)U19 / CB / Felix Nzouango / エンゾアンゴ
生年月日:2003/1/7 (19)
身長:1,88cm
国籍:フランス
利き足:左足?
昨季成績:U19…24試合
背番号:#5
【キャリア】
【紹介】
昨季フランスから加入したフランス人CB。
昨季はU19で多くの試合に出場していたものの、今季U23登録されたリッチオやデ・ウィンターらと比較するとパフォーマンスの見劣りは否めません。
とにかく両足でボールを触るため、正直利き足がどちらなのかどんどん分からなくなってきました。(なので上の利き足欄も?を付けておきました)
Transfermarktには利き足は右足と表記されているのですが、U19加入当時は左足でプレーすることが多く、時間が経つにつれどんどん分からなくなっていった感じです。
半年前にTwitter上でmon pereさんとこれについてやり取りする機会があったので、一応その一連を載せておきます笑
利き足の件が長くなってしまいました。
今季はU19の主力CBとしてムハレモビッチやミランU18から獲得したチーティとともにチームの壁として期待されます。
時折、球離れが悪くズルズルと持ち上がってそのままロストしてしまうことがあります。
判断のはやさが求められます。
(9)U19 / CB / Citi / チーティ
生年月日:2003/1/6 (19)
身長:1,95cm
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:ミランU18…19試合
背番号:#6
【キャリア】
【紹介】
昨季ミランU18のキャプテンで、トリノU18戦でのレッドカードによる次節ローマU18戦の欠場を除いて、20試合中19試合に出場したCBです。
ミランとの2021年6月までのプロ契約満了後の移籍なので、フリーでの加入となります。
ミランはどうしてフリーで移籍させたのか、個人的には謎です。
17歳のときには、あのフランチェスコ・トッティが率いるスポーツエージェンシー(代理人?)とも契約を果たしており、世代別イタリア代表にも選出されていることなどから、各方面から期待されている選手といえます。
本来、21/22ではミランU19に昇格する予定でしたが、彼が袖を通したのは赤黒ではなく白黒のユニフォームとなりました。
ユベントスU19では、今季第1節のフィオレンティーナU19戦で途中投入からデビューを果たしました。
今後はエンゾアンゴやムハレモビッチとの熾烈なスタメン争いが繰り広げられることでしょう。
プレー動画はこちらから↓
(10)U19 / CB / Filippi Fiumano / フィウマーノ
生年月日:2003/2/23 (19)
身長:⁇?cm
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:U19…9試合
【キャリア】
【紹介】
昨季よりU19に登録されている控えCB。9試合の出場にとどまるのみならず、出場時間も246分と短いです。(1試合平均27.3分)
昨季のU19では、CBはリッチオやデ・ウィンターが主力として躍動し、加入1年目のエンゾアンゴもいたことから、なかなか出場機会に恵まれませんでした。
今季も、エンゾアンゴ、ムハレモビッチ、チーティがいるため、出場機会が増える可能性は低いでしょう。
また、2021年6月に十字靭帯を部分損傷し、11月まで負傷離脱が濃厚となっています。
世代別イタリア代表の選出歴があるフィウマーノ。特徴はフィジカル的な強さでしょうか。
あまり観ない選手ですが、パワフルな印象があります。
しかし、それ以外の部分では安定感に欠けるといえます。昨季ではパワフル枠はリッチオがいましたし、今季はチーティやムハレモビッチがいるため、今季も難しいシーズンになりそうです。
(11)U19 / CB / Dellavalle / デッラヴァーレ
生年月日:2004/4/4 (18)
身長:⁇?cm
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:U17...8試合
U19...1試合
背番号:#24
【キャリア】
【紹介】
今季からU19に登録されたCB。
昨季、U19リーグ戦最終節のカリアリU19戦に4分だけ出場したものの、主戦場はU17であり、U17の主力CBでした。
今季もU19のCB陣は層が厚いので、何らかのアクシデントやサプライズでもない限り、スタメンで出場することは難しいかもしれません。
インスタには彼女とのストーリーがまとめられてあります。
彼女さんは↓↓↓
(12)U23 / CB / De Winter / デ・ウィンター
生年月日:2002/6/12 (19)
身長:1,91cm
国籍:ベルギー
利き足:右足
昨季成績:U19...26試合1アシスト
背番号:#5
【キャリア】
イタリア語読みだと「デ・ヴィンテル」でしょうか。
2018年7月に母国ベルギーのクラブからU17に加入したデ・ウィンターは、18/19ではU17にて右SBを主戦場として23試合に出場しました。
翌19/20では、U19に昇格登録されると、当時右SBはダニエル・レオ(現U23)とフォンセカ(現アミアンSC)の2人がスタメン争いをしていたことや、もともと右インサイドハーフを主戦場とする中盤の選手だったこともあり、原点回帰的にセントラルMFとして起用されるようになりました。
しかし、当時U19の中盤といえばレオーネ(現U23)、ファジョーリ(クレモネーゼにローン中)、ラノッキア(ビチェンツァにローン中)の01組トリデンテに加え、アーマダ(現シュトゥットガルト)やトンギャ(現マルセイユ)など逸材の宝庫でした。
結果としてデ・ウィンターの出場試合数は10試合程度に留まり、そのうちフル出場は1試合のみとなりました。
しかし、控え選手だった19/20から一転して、20/21では2度の負傷離脱こそあったもののU19の主力として26試合に出場しました。
キャプテンを任された試合も多かったです。
そして、18/19のU17では右SB、19/20のU19ではセントラルやインサイドハーフとして起用されたデ・ウィンターは、20/21ではCBを主戦場としました。
これまでユーベU19のCBは、ドラグシン(サンプドリアにローン中)やヴラセンコ(エクセルシオールにローン中)、リッチオ(現U23)など、とにかく当たり負けしない屈強さが重視されてきたように思えます。
一方、デ・ウィンターのCBへのコンバートは、そういったフィジカル的な強さよりも、ボールを持てるCBを期待したものだと考えます。
今季はU23に主戦場を移してセリエCで経験を積むことになりますが、個人的にはかなりチームから期待されてると感じるので、トップチームで観られる日はそう遠くないかもしれません。
一部の噂によれば、ドラグシンがローンでセリエAクラブに移籍した場合(結局サンプドリアにローン移籍しましたね)、デ・ウィンターがトップチームの控えCBとして帯同する可能性もあるとか…
【プレースタイル】
先述したように、様々なポジションを経験したデ・ウィンターは、もともと中盤の選手なので、落ち着いたボールさばきやプレス耐性の高さが特徴です。
そのため、CBや右SBなどディフェンダーとしてプレーしても、相手のプレスによって簡単にロングボールを蹴らされることは少なく、ロングリーチを生かしたキープや切り返しを使って的確なビルドアップができる選手です。
短いですが、かなりいいハイライトを見つけたので是非ご覧ください!
守備面でも、他の守備力が定評のあるCBと比較しても見劣りしない守備力を持っています。
ペナルティーエリア内での守備も安定的で、1対1での対人性能もなかなかの高さを誇ります。
デ・ウィンターをCBにコンバートさせたU19のボナッティ監督は、ここまで見抜いた上でのコンバートだとしたら相当な慧眼の持ち主です。
総じていえば、ドラグシンのように分かりやすい圧倒的なフィジカルなどが武器のディフェンダーというよりは、全てにおいて安定したプレーができる珍しいタイプのCBです。
(13)U23 / CB / Riccio / リッチオ
生年月日:2002/2/6 (19)
身長:1,87cm
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:U19...23試合1ゴール
背番号…#4
【キャリア】
【紹介】
昨季U19の主力選手のひとりで、出場停止と2回の負傷離脱を除くと、U19ではサッスオーロU19戦以外の全ての試合に出場しました。
チャンピオンズリーグの第2節バルセロナ戦、第3節フェレンツヴァーロシュ戦でもトップチームに帯同し、U23も複数試合帯同した経験があり、期待されている選手です。
ただ正直なところ、先述した負傷離脱のタイミングは悪く、強豪サンプドリアU19戦やインテルU19戦を欠場したことはチームにとってダメージ大でした。
今季も開幕から負傷に悩まされ、コッパ・イタリアセリエCの1回戦プロ・セスト戦を早くも欠場しています。
ユーベユース加入の際には、インテルやフィオレンティーナといったクラブも獲得を狙っていました。
RBもできなくはない本職CBで、パワー系です。
ボールを持つ余裕があると、たまにドリブルでめちゃ持ち上がります。
デ・ウィンターがCBにコンバートされた直後のまだ慣れていない期間にチームを支えたディフェンスリーダーでもあるリッチオ。
今季はU23のセリエCで経験を積むシーズンとなるでしょう。
(14)U23 / CB / De Marino / デ・マリーノ
生年月日:2000/3/17 (22)
身長:1,86cm
国籍:イタリア
利き足:左足
昨季成績:セリエC...28試合1アシスト
そのうち13試合がU23
【キャリア】
【紹介】
今季冬移籍でピサにローン移籍しました。(2022年4月追記)
昨季冬にセリエCの同組プロ・ヴェルチェッリから加入したレフティーディフェンダー。
昨季U23は3バック可変式442などのシステムを導入しており、デ・マリーノは4バックではLB、3バックではLWBやLCBを任されていました。
この選手もまた負傷に悩まされてきた選手で、プロ・ヴェルチェッリ時代には、十字靭帯の損傷により640日超の負傷離脱とそれに伴う73試合の欠場を経験しています。
U23移籍後も、2021年4月には十字靭帯の損傷によって手術を要する負傷離脱があり、復帰時期は2021年11月末とされています。
そのため、今季はまだ背番号が与えられていません。(おそらく24番だとは思いますが…)
U23加入直後から、同じレフティーCBのゴッツィより序列が高く、当時負傷離脱中だったアンツォリンの穴を完璧に埋めるなどハイクオリティなパフォーマンスだっただけに、このような長期離脱の負傷は残念です。
今季は回復シーズンとなりそうです。
ただ復帰すれば貴重な戦力となるのは確実なので、それまでの期間は、昨季逆の立場として離脱していたアンツォリンがデ・マリーノの分まで頑張る必要があります。
(15)U23 / CB / Stramaccioni / ストラマッチョーニ
生年月日:2001/1/2 (21)
身長:1,90cm
国籍:イタリア
利き足:左足
昨季成績:セリエC...30試合1ゴール
背番号…#3
【キャリア】
【紹介】
インスタが鍵付きのため上に貼ることができませんでしたが、「_dirgostramaccioni_01」と検索すれば見つかると思います。
昨季U23が保有権を取得し、セリエCのヴィス・ペーザロにローンしていた選手です。
彼もまたデ・マリーノと同じくLBも可能なCBで、セリエCの経験は十分あります。
今季はU23でデ・ウィンターやリッチオ、ポーリ(OA枠)、デ・マリーノらのとスタメンの座を争うことになりそうです。
5、6年以上前からカルチョを観てきた方なら「ストラマッチョーニ」といえば監督の方を思い浮かべるかと思いますが、どうやら例のネタ監督とこの選手は何にも関係なさそうです。
(16)U23 / CB / Fabrizio Poli / ポーリ
生年月日:1989/5/26 (32)
身長:1,85cm
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:セリエB...28試合1ゴール
背番号:#13
【キャリア】
【紹介】
今季U23が獲得したOA枠(オーバーエイジ)に該当する選手。
昨季までOA枠だったCBのアルチビアーデから背番号13を引き継いだ形となりました。
U23では、確か3、4選手ほどOA枠が認められています。
この3、4枠は、基本的にはGK、CB、DMF、CFがそれぞれひとりずつという内訳となっています。
今季は、昨季のGKノッキとCBアルチビアーデ、DMFトロイアーノが退団して、このポーリが加入したので、現在はOA選手は2名体制です。
(17)U23 / CB / Boloca / ボロカ
生年月日:2001/3/31 (21)
身長:1,83cm
国籍:ルーマニア
利き足:右足
昨季成績:なし
【キャリア】
【紹介】
U23ではまだ公式戦1試合も出場したことがない選手。
兄とともにユーベユースで育ったボロカは、ボローニャU19にローンされると、ボローニャでトップチーム招集も経験しています。
昨季はおそらくリーグ規定?や交渉条件などにより2021年5月末まで出場することができませんでしたが、今季はプレーできるはずなので、もしかしたら今季U23デビューを果たすかもしれません。
(18)U19 / LB / Turicchia / トゥリッキア
生年月日:2003/2/5 (19)
身長:1,80cm
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:27試合
背番号:#3
【紹介】
サイドが主戦場のマルチロールプレイヤー。本職ポジションがどこかいまいち定まっていない選手です。
Transfermarktでは利き足が左足となっていますが、多分右足だった気がするので、こちらでは右足としています。
これまで左右サイドバック、サイドハーフ、ウイング、セントラルなど幅広いポジションでプレーしてきました。
フル出場は多くはないものの、昨季U19の主力だったトゥリッキアですが、今季もU19での継続的な出場が有力視されています。
mon pereさんお気に入りの選手のようで(勝手にスミマセン)、昨季の数字上の成績は乏しいものの、とても独特なプレーヤーであることは十分に示されました。
ボールタッチといい間合いといい、全てが他の選手とは違うというか、なんともよく分からない選手です。
昨季ではコッパイタリア・プリマベーラ、ラウンド16のサンプドリアU19戦やリーグ戦第4節アスコリU19戦でリゴーレを獲得するドリブル突破を見せました。
(19)U19 / LB / Jonas Rouhi / ローイ
生年月日:2004/1/7 (18)
身長:???cm
国籍:スウェーデン
利き足:左足
昨季成績:U17...8試合
U19...1試合
【キャリア】
【紹介】
昨季U19の第6節ローマU19戦で、81分にンテンダとの交代で投入されたことがある左サイドバック。
(その試合は当時ローマU19の主力FWであるCiervoやNicola Zalewskiの活躍もあり2-4で敗北)
今季は、昨季U19の主力LBだったンテンダがU23に登録されたため、同じくLBのマルチロールプレイヤー、トゥリッキアの起用法次第では、ローイのスタメン起用も少なくないかもしれません。
ユーベ加入前よりスウェーデンの年代別代表にも選出されており、とても将来が期待されている選手の一人です。
ローイの前所属クラブであるIF Brommapojkarnaは、現ユーベのクルゼフスキや現サンプドリアのエクダルを輩出したクラブとして知られています。
攻撃面での活躍が期待されるので、現時点ではLBですが、ポジションを上げてプレーするかもしれません。
(20)U23 / LB / Ntenda / ンテンダ
生年月日:2002/9/3 (19)
身長:1,71cm
国籍:フランス
利き足:左足
昨季成績:U19...28試合1ゴール
背番号...#18
【キャリア】
【紹介】
FCナントU19から2020年1月に加入したレフティーのLB。ナントU17加入前までは攻撃的選手で、主に左ウイングで起用されていました。
ウイングからサイドバックにコンバートされると、ウイング時代に磨かれた攻撃性能の高さを武器に、積極的な攻撃参加や物怖じしないドリブル突破が武器のサイドバックとなりました。
似たようなプレースタイルの選手を挙げるとすれば、現在FCシオンにローン中のウェズレイでしょうか。
今季U23の試合を観たときに「このサイドバックめっちゃドリブルするじゃん」と思ったら、あなたが観ているのは十中八九ンテンダでしょう。
昨季U19の主力LBであり、今季はU23に登録されました。
U23ではアンツォリンの控えとなるでしょうが、堅実なアンツォリンとはタイプが大きく異なるので、途中投入で流れを変える選手となるかもしれません。
前所属のナントではトップチームはおろかリザーブチームのトレーニングにも参加したことがないンテンダですが、ユーヴェ加入の3週間後にはユーヴェのトップチームのトレーニングに参加し、ドウグラス・コスタやロナウドとマッチアップしたことをインタビューで語っています。
フランスの年代別代表にも選出されており、これからが楽しみな選手の一人です。
(21)U19 / RB / Savona / サヴォーナ
生年月日:2003/3/19 (19)
身長:1,87cm
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:SPAL U19...16試合2アシスト
【キャリア】
【紹介】
昨季SPAL U19にローンされていた高身長サイドバック。
SPALでは、シーズン序盤は控え選手だったものの、中盤以降はスタメンの座を勝ち取りました。
サヴォーナは堅実なタイプで、高身長なので、空中戦で相手FWとミスマッチとなることが少ないです。
今季U19のRBは、サヴォーナのほかに、昨季からU19でプレーするムラッツィもいますが、RBでは主にサヴォーナが起用されることになるでしょう。
というのも、ムラッツィは左右サイドハーフやウイングもでき、昨季11番を着用したことがあるほどのアタッカー適性のある選手なので、ムラッツィは高い位置で起用される見込みだからです。
(22)U19 / RB / Mulazzi / ムラッツィ
生年月日:2003/4/1 (19)
身長:???cm
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:U19...19試合1ゴール1アシスト
背番号:#14
【キャリア】
【紹介】
昨季U19では2回の短期負傷離脱を経験しながらも、サイドバックやウイングとして多くの試合に出場した選手です。
U19リーグ戦の上位6チームによって行われる、真の優勝チームを決定するプレーオフでは、本職RBとは思えない鋭いカットインからの同点弾を見せつけました。↓↓↓
イタリア代表U19では、サイドバックではなくサイドハーフとして出場しているムラッツィ。
個人的に、スピナツォーラ感があるのでとても期待しています。
今季はサヴォーナとの二人体制でRBを担当しつつ、攻撃力の高さを生かしてサイドハーフやウイングとしてもチームに貢献してくれるでしょう。
また、今季リーグ戦第2節アタランタU19戦では珍しく左サイドバックとして出場しました。
序盤は慣れない姿も見られましたが、後半には完全にフィットし、逆足サイドバックならではのビルドアップやカットインも少なくありませんでした。
アタランタU19戦の感想記事はこちらから!
インテルU19戦やユースリーグ・グループステージ第2節チェルシーU19戦でも活躍したムラッツィ。
今季は彼のシーズンになるかもしれません。
(26)U23 / RB / Barbieri / バルビエーリ
生年月日:2002/8/26 (19)
身長:1,81cm
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:U23...15試合
背番号:#26
【キャリア】
【紹介】
昨季ノヴァーラから獲得したアッズーリも期待する右サイドバック。
昨季はコロナ陽性で6試合を欠場し、基本的には昨季主力メンバーだったディ・パルド(ヴィチェンツァにローン中)の控えとして、ディ・パルドがトップチームに帯同した際や出場停止のときに代役として起用されていました。
しかしながら、控えとはいえ彼のパフォーマンスはとても安定しており、U23が3バックではなく4バック主体だったら昨季もバルビエーリがスタメンだったかもしれません。
少なくとも、もっとスタメン争いは熾烈になっていたでしょう。
(ディ・パルドは右ウイングバックもできますが、バルビエーリは純粋な右サイドバックなので)
今季はU23の主力メンバーとして、起用できる全ての試合でスタメン出場することが濃厚でしょう。
バルビエーリは2002年生まれですが、これは年代的には01組レオーネやファジョーリの一個下、02組ンテンダやデ・ウィンターと同じ、03組スーレやミレッティの一個上に当たります。
そんなバルビエーリですが、実はセリエC経験は上に列挙したどの選手よりも豊富です。
前所属クラブであるノヴァーラに16歳の若さで登録されると、17歳でセリエCデビューを果たします。
それから継続的な出場によって、結果的にノヴァーラでは17歳にして18試合に出場しました。
プレースタイルはダニエル・アウヴェスに例えられることもあり、なんといってもフィジカル・メンタル両面でのタフさが特徴です。
やはり若くしてセリエC経験が豊富なだけあって、身体はすでに完成されているというか、密度が高く成熟感があります。
隠れベテラン勢であるバルビエーリ。今季主力としてU23で結果を残せば、来季セリエB以上のクラブへのローン移籍はほぼ確実でしょう。
(27)U23 / RB / Daniel Leo / レオ
生年月日:2001/9/19 (19)
身長:1,83cm
国籍:スイス
利き足:右足
昨季成績:U19...24試合2アシスト
U23...6試合
背番号:#2
【キャリア】
【紹介】
豊富な運動量と素直な守備が武器の「堅実」なサイドバックです。
彼を見ていると「走ること」の大切さを改めて痛感します。
スイス国籍ということもあり、リヒトシュタイナーを想起させられます。
19/20からユーベU19でプレーしており、17試合で4ゴール1アシストと大活躍のシーズンでした。
20/21ではU23でディ・パルドの控え選手としてセリエCでのプレーが予想されましたが、バルビエーリの加入によって状況は一変。
U23に出場することもありましたが、基本的にはU19でプレーしました。
ようやくU23に上がった今季。それでもバルビエーリとのスタメン争いは避けられません。
経験も評価もバルビエーリが一つ上、年齢はレオが一つ上という、レオにとっては難しい戦いですが、与えられたチャンスで実力を示すしかありません。
MF編
(28)U19/ DMF / Doratiotto / ドラティオット
生年月日:2004/5/18 (17)
身長:⁇?cm
国籍:イタリア
利き足:左足
昨季成績:U17...8試合1ゴール
【キャリア】
【紹介】
今季U17からU19に登録されたポルデノーネ育ちのアンカー。
ポルデノーネといえば、エラスにローン中のフラボッタやトリノのポベガが在籍したことで知られるクラブです。
調べてみるとどうやらファンタジスタ系というか、とりあえずクリエイティビティの高そうな選手みたいですね。
先日のボローニャU19戦でU19デビューを果たしたドラティオット。
動画を見てもらえば分かると思いますが、とてもファジョーリ味のあるアンカーです。
ファジョーリと異なり左利きなのも良いアクセントになっており、将来が楽しみな選手の一人です。
今のところ、ミレッティの次にくるMFだと期待しています。
(29)U23 / DMF / Barrenechea / バレネチェア
生年月日:2001/5/22 (20)
身長:1,86cm
国籍:アルゼンチン
利き足:右足
昨季成績:U19...17試合5ゴール1アシスト
U23...3試合
背番号:#28
【キャリア】
【紹介】
オコタンさんは「パレデス風味」と、r4lxさんは「新たなベンタンクール」と、お二方とも期待を寄せるバレネチェアは、19/20の冬にU19に加入したボランチです。
加入一年目となる19/20では、やはりチームに組み込めていない感が強く、ポジショニングのズレが気になりました。
しかし昨季は一転してU19の主力・重心としてチームの大黒柱に。
球際の強さと柔軟性を併せ持ち、特に守備フェーズとネガトラにおける貢献度には目を見張るものがあります。
U19のPKキッカーも担当しており、任されたPKは全て決めています。
昨季のU19最優秀MFを選ぶとしたら、ミレッティかバレネチェアで票が割れるでしょう。
それくらい、素晴らしい選手です。
昨季よりちょくちょくU23の試合に呼ばれて出場しており、今季はU23で経験を積み、ユーヴェ育成機関での最後の磨きをかけると思われました。
しかし、そんなプランも負傷によって打ち砕かれてしまいました。
事の発端は20歳のバースデーゲームとなった5月のジェノアU19戦。
後半立ち上がり、それほど重い接触には見えませんでしたが、相手とぶつかってそのままアウト。
当時は自分で歩けていましたほどでしたが、診断結果は前十字靭帯の部分損傷。
復帰見込み時期は2022年。
本来であれば今季U23の主力となる予定、もしかしたらプレシーズンマッチで活躍してセリエBレベルのクラブへのローンも考えられました。
幸い手術は成功して、今はリハビリに取り組んでいるそうです。
今季終盤にでも復帰できたら、そのときはみなさんも温かい目で見守ってほしいです。
(30)U23 / DMF / Leone / レオーネ
生年月日:2001/5/5 (20)
身長:1,79cm
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:U23...25試合
背番号:#8
【キャリア】
【紹介】
オコタンさんが注目する選手のひとりで、昔からユーヴェに所属しています。
19/20ではU19の主力メンバーとして29試合に出場しました。
当時のU19は中盤の選手層が今以上に豊富だったため、そのなかで29試合も出場したことはチームからの信頼が相当あったのだと考えられます。
20/21ではファジョーリやラノッキアなどとともにU23へ登録されました。
U19では主力として活躍したレオーネ。20/21でもU23で25試合に出場していますが、ラノッキアの台頭やペーテルスの存在によってプレー時間自体は減少してしまいました。
今季の状況を見ても、U19時代と比べるとその伸び悩みは明らかと言っていいかもしれません。
昨季、U23で順風満帆なシーズンを送ったファジョーリやラノッキアはそれぞれセリエBのクレモネーゼとヴィチェンツァにローン移籍となり、セリエCからステップアップを果たしました。
一方、彼ら並みのインパクトを残すことができなかったレオーネは今季もU23でプレーすることになりました。
しかし、昨季天才タイプのファジョーリやラフィアがU23で積極的に難しいプレーに挑戦できたのは、目立たないがシンプルにボールを捌くレオーネのおかげだと思っています。
主にアンカーを務めるレオーネは、同じく2001年生まれのファジョーリやラノッキア、今季U23に登録されたミレッティなどと比較され語られることの多い選手です。
彼らとレオーネの明確な違いといえば、やはり「素直さ」でしょう。
レオーネはファジョーリやミレッティなどのいわゆる天才タイプとは異なり、とてもシンプルなプレーを徹底している印象があります。
決して技術が無くボールタッチの質が悪いという意味ではなく、盤石な基礎技術や正確なボール捌きなどアンカーに必要な能力を持ち合わせた上で「シンプル」にプレーしているのです。
この彼の「シンプル」なプレーが、試合を落ち着かせてくれます。
レオーネはファジョーリやミレッティのように目立つプレーは少ないですが、試合を落ち着かせるアンカーがいるからこそ天才タイプが伸び伸びと難しいプレーに挑戦できるのです。
個人的には、レオーネは「ユベントス下部組織の顔」的な立ち位置の選手だと考えているので、チームはレオーネを長期的に保有してじっくりと機会を与えてほしいです。
(31)U19 / CMF / Omic / オミッチ
生年月日:2003/1/20 (19)
身長:1,83cm
国籍:オーストリア
利き足:右足
昨季成績:U19...26試合1アシスト
背番号:#4
【キャリア】
【紹介】
昨季U19に登録された、オーストリア国籍の選手。
昨季26試合に出場しており、一見すると出場試合数は多いですが、同じアンカーのバレネチェアと比べると優れている面は少なく、バレネチェアの脇役的存在だったと思います。
今季もU19でプレーするオミッチ。バレネチェアはU23に登録されたので、U19の中心メンバーとして重用されることが予想されます。
今季U17から同じくアンカーがメインポジションのレドンネが登録され、先輩となったオミッチは、より頼もしい選手へと成長する良いシーズンを送ってほしいです。
身体の線は細いですが、少なくともU19レベルではフィジカル的にも問題はなく、守備面でも計算できる選手です。
トランジション時のストッパー役など、地味だけど欠かせない役割を担っています。
レオーネと同じく、ミレッティなどと比べるとシンプルなプレーを好むタイプだと分類できます。
美しく目立つスルーパスより、目立たないけど確実に繋ぐ正確性や、ピッチをワイドに使うことが得意なアンカーです。
(32)U19 / CMF / Pisapia / ピザピア
生年月日:2003/2/24 (19)
身長:???cm
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:U19...9試合1ゴール
背番号:#8
【キャリア】
【紹介】
鍵アカのためインスタを載せることができませんでした。「luciano.pisapia8」と検索すれば見つかります。
昨季U19に登録された中盤の選手です。出場すれば確実に印象に残る選手なのですが、昨季は複数回の負傷により、計156日間の離脱を経験、それに伴って23試合を欠場しました。
また、今季セリエAに昇格したサレルニターナのサポーターでもあります。
よく試合を観戦するストーリーを投稿しており、すでに新加入のリベリーのユニフォームも持っています。
途中交代で出場したピザピアが決めた、ACミランU19戦の値千金の決勝ゴールは、スーレの完璧なアシストも含めて、今もなお鮮明に覚えているシーンの一つです。
昨季ロナウドがストーリーに投稿したユーヴェでのトレーニング画像の端っこに写った際に、周りからめちゃくちゃいじられていた愛くるしいキャラ。
↑↑↑最近は右腕にもバラ?かなにかの花のタトゥーをいれ、どんどんゴツゴツしてきています。
身長は低いですがフィジカルが強く、運動量も豊富で力強いプレーが持ち味のファイター型MFです。
「闘えるかどうか」はトップチームでも重要な要素となっており、U19でも貴重で珍しいプレースタイルなだけに、負傷離脱が悔やまれます。
本来であればミレッティやスーレのように昨季からU19の主力メンバーとして起用されるはずだったであろうピザピア。
長期離脱を経て、すっかりチーム内での序列は下がってしまったようですが、チャンスを与えられれば一発で評価を変えるだけの実力はあると思っています。
(33)U19 / CMF / Ledonne / レドンネ
生年月日:2004/3/23 (18)
身長:???cm
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:U17...8試合4ゴール
U19...1試合
背番号:#23
【キャリア】
【紹介】
今季U17からU19に登録された選手です。主にアンカーの位置で起用され、基本に忠実でシンプルというよりは、クリエイティブなプレーを得意とするタイプです。
昨季U19リーグ戦第6節ローマU19戦にも出場しており、今季U17から昇格した選手の中ではマレッサやアーザ、ガランテのように評価が高い方だといえます。
年代別代表にも選出されており、10番を着けたこともあります。
今季ではU19リーグ戦第2節アタランタU19戦でスタメン出場を果たしており、U19での第1歩を歩み出しました。
アタランタU19戦の感想記事はこちらから↓↓
今季はU19でオミッチとのスタメン争いをしながら経験を積み、来季は主力メンバーとしてU19を牽引する存在となってほしいです。
(34)U19 / CMF / Maressa / マレッサ
生年月日:2004/2/29 (18)
身長:1,83cm
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:U17...8試合2ゴール2アシスト
U19...6試合1アシスト
背番号:#29
【キャリア】
【紹介】
今季U17からU19に登録された、乃木坂の7作目シングルっぽい名前の選手。
マレッサもアーザやガランテ、レドンネと同じく、昨季からU19のリーグ戦でしばしばプレーしており、今季U17から昇格した選手の中では評価が高い方です。
マレッサを含め、U17昇格組で昨季U19でのプレー経験がある先述した選手たち全員にいえるのですが、総じて「ボールタッチに自信があるんだろうな」というのがうかがえるタイプです。
CMFとして紹介していますが、これは便宜上Transfermarktが記録するポジションに従っているだけで、実際は、より攻撃的なポジションでプレーすることが多いと思います。
分かりにくいですが、動画は昨季U19で出場した際に記録した、マレッサのアシストシーンがある試合のハイライトです。
マレッサのアシストは3点目のダ・グラカのゴールになります。
(フィオレンティーナ公式Youtubeチャンネルはハイライト作るのが下手ですね)
今季はキボゾやオミッチからいろいろ学び、来季はU19主力メンバーとなっていてほしいです。
(35)U23 / CMF / Nicolussi Caviglia / ニコルッシ
生年月日:2000/6/18 (21)
身長:1,84cm
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:コッパイタリア...2試合(パルマ)
【キャリア】
【紹介】
ニコルッシは、私がユーベ下部組織を追いかけようと思ったきっかけとなった選手です。
18/19ではユベントスでトップチームデビューを果たしたので、ニコルッシを知っている方も少なくないと思います。
私は、そのとき初めて彼の存在を知りました。
彼の詳しい生い立ちなどは、以前、サッカー若手紹介所さんに紹介を依頼したことがありますので、そちらをご覧ください↓↓
デビュー戦となったウディネーゼ戦でのタッチ集は、以下のツイートから。
「18/19にトップチームデビューして、19/20はセリエBのペルージャ、昨季はパルマにローンしていたのに、どうして今季はU23なの?」
と思う方もいるでしょう。
本来であれば、今季はピサなどのセリエB上位クラブにローン移籍する見込みでした。
しかし、半月板断裂により、今季はU23での調整シーズンとなることが濃厚となっています。
そもそも、パルマにローン移籍したときも、左ひざ前十字靱帯の断裂と半月板損傷という大けがを負い、コッパイタリア2試合のみの出場に留まったニコルッシ。
今回の負傷は、そのパルマでの負傷から復帰したわずか2ヶ月後のことでした。
そんな負傷続きのサッカー人生、常人ならとっくに心が折れてもおかしくないような境遇ですが、本人は前向きにピッチに戻るための療養を続けています。
復帰時期は10月と予想されています。
今季は、U23で慎重に試合勘を取り戻すことになるでしょう。トップチームに帯同することもあるかもしれません。
(36)U23 / CMF / Palumbo / パルンボ
生年月日:2002/3/5 (20)
身長:1,83cm
国籍:ノルウェー
利き足:左足
昨季成績:ウディネーゼU19...7試合3ゴール
ウディネーゼ...3試合
背番号:#19
【キャリア】
【紹介】
今季ウディネーゼからローン移籍で加入した中盤の選手です。
まだ19歳でセクロフやデ・ウィンターと同期ですが、既に昨季ウディネーゼにてセリエAで3試合に出場している期待の若手です。
U23は、同じくローン移籍で昨季冬にウディネーゼから加入してそのまま買い取ったコンパニョンというサイドハーフがいます。
パルンボは、19/20ではコンパニョンとともにウディネーゼU19の主力として活躍しました。
まだ出場機会も多くないので、プレースタイルなど掴めてきたら加筆する予定です。
レフティーのパルンボは、ズエッリと同じように、技巧派のMFです。ビルドアップ能力やパス出し技術に長け、コーナーキックのキッカーも務めています。
ポジションはアンカーやボランチがメインで、それほど多様なポジションをこなせる選手ではありません。
(37)U23 / CMF / Zuelli / ズエッリ
生年月日:2001/11/22 (20)
身長:1,79cm
国籍:イタリア
利き足:両足
昨季成績:キエーヴォU19...2試合
キエーヴォ...16試合
背番号:#17
【キャリア】
【紹介】
キエーヴォの消滅に伴って、今季キエーヴォからフリーで獲得した中盤の選手です。
レジスタやセントラルでの起用法がメインとなります。
Transfermarktでは両利きとなっていますが、基本的には右利きだと思います。
レオーネやバレネチェアと同じく2001年生まれですが、キエーヴォでは19/20と20/21で合計26試合に出場しており、すでにセリエB経験の豊富な選手です。
今季U23では、昨季の主力中盤であったラノッキアやペーテルス、ファジョーリなどが軒並みローン移籍で抜けたので、ズエッリはその穴を埋める存在として期待されています。
テクニックで勝負するタイプのアンカーで、プレースタイルはファジョーリに近いです。
新加入ながら、今季すでにほぼ全ての試合に出場しており、レオーネとのスタメン争いはU23の大きな注目ポイントの一つです。
(38)U23 / CMF / Sekulov / セクロフ
生年月日:2002/2/18 (20)
身長:1,85cm
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:U19...31試合5ゴール4アシスト
U23...3試合
背番号:#7
【キャリア】
【紹介】
U23の試合を観ているときに「誰だこの若くしてハゲそうな選手は?!」って選手がいたら、それは十中八九セクロフでしょう。
北マケドニア共和国にルーツをもつイタリア国籍のアタッカーです。
本稿では便宜上、選手のポジションはTransfermarktに従っていますが、私はセクロフはサイドハーフやウイングが主戦場のアタッカーだと思っています。
プレーエリア的には、ジェノアに移籍したポルタノーヴァが近いといえます。
北マケドニアユース代表経験者で、同じ経歴を持つクルゼフスキとは旧知の仲です。
19/20にU17からU19に登録されると、そのまま主力として、20/21のシーズン終了までほぼ全ての試合に出場しています。
このセクロフについては、多くの試合を観てきたという自負はあるものの、評価するのが非常に難しい選手だと思っています。
ひとことで言うと、とにかくプレーの質や調子の波が激しい選手です。
密集地帯でのターンや、「そこ通すのか」というパス、動画にあるような美しいクッキアイオなど、さまざまなプレーを見せてきましたが、調子の悪い日はとことんロストするイメージがあります。
今季U23に登録されてからは、露骨に調子の悪そうなプレーは減ってきましたが、波があるのは確かです。
今後は、U23で継続的にプレーし、この下振れをどれだけ減らせるかが重要なポイントとなってくるでしょう。
とはいえ、彼の一番の強みは走力にあり、この面に関しては、どんなに調子の悪そうな日でもしっかり走ってくれるので、守備では一定の戦力となります。
(39)U23 / CMF / Sersanti / セルサンティ
生年月日:2002/2/16 (20)
身長:???cm
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:グロッセト...37試合2ゴール1アシスト
背番号:#16
【キャリア】
【紹介】
今季U23新加入組のひとり、即戦力の選手です。
シエナを経てフィオレンティーナU19が保有していた選手ですが、ユーベU23加入以前は、ローン移籍先であるグロッセトでの出場が大半でした。
そのグロッセトでは、若くして19/20と20/21の2シーズンで合計65試合に出場するほどの主力メンバーでした。
セルサンティが所属していた当時のグロッセトの状況を少し振り返ってみましょう。
19/20はセリエDにいたグロッセトですが、シーズン最終順位では1位となり、20/21はセリエCに場所を移しました。
20/21のセリエCでは、最終順位はプレーオフ進出圏内の9位。
昇格組としては申し分ない成績です。
現在U23に所属するほぼすべての選手は、各クラブのU19チームで構成されるプリマベーラというカテゴリーで経験を積んでいます。
しかし、セルサンティは、フィオレンティーナU19が保有していたものの、プリマベーラ出場経験は1試合にとどまりセリエDやセリエCでのプレー経験が多いという特徴があります。
このような叩き上げの経歴を持つセルサンティ。U23では、トップチームでいうベンタンクールのポジションでプレーすることが多いです。
右インサイドハーフやセントラルですね。
プレースタイルも安定的でキープ力があり、バルビエーリやスーレとともに強烈な右サイドを構成しています。
クラブ育成枠となることはできませんが、今後彼がどのようなキャリアを歩むのかは注目です。
(40)U23 / CMF / Miretti / ミレッティ
生年月日:2003/8/3 (18)
身長:???
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:U19...30試合6ゴール4アシスト
U23...4試合1アシスト
背番号:#21
【キャリア】
【紹介】
今季U19からU23に飛び級で昇格した選手です。
プレシーズンでもプレーしていたため、見たことある人も少なくないでしょう。
ファジョーリや保有中のロヴェッラと同様、将来トップチームでのプレーも期待されるレベルの選手です。
プレースタイルもファジョーリと似ており、いわゆる天才タイプのMFです。
繊細なボールタッチや積極的なキラーパスを得意とし、攻撃のスイッチを入れることができる選手です。
これまでフリーキッカーも務め、U19では直接ゴールを決めたこともあります。
ピャニッチのように巻いて落とすタイプのキッカーです。
ミレッティが大きく注目され始めたのは、19/20だと思います。
当時U17でプレーしていたミレッティは、トレクァルティスタ(トップ下)として17試合に出場し、16ゴール6アシストという驚異の成績を収めました。
そして20/21、期待の新星はU17からU19に主戦場を移すと、ポジションをセントラルやアンカーの位置に下げ、ビルドアップからフィニッシュまで幅広くすべてに関与する主力選手となりました。
昨季から攻守においてU19のレベルはとうに超えていることは証明されており、先述したとおり今季はスーレとともにU23に飛び級昇格しています。
今季U23では、ズエーリやレオーネがアンカーを担当しているため、ミレッティはU19時代よりポジションを少し上げ、攻撃に絡むことが多くなっています。
セリエC第1節ペルゴレッテーゼ戦では、逆足ウインガーのようなカットインからの綺麗なコントロールシュートを決めています。
また、セリエC第2節トリエスティーナ戦では、カピターノを任されました。
今季はこのままU23で継続的にプレーし、来季からローン修行によってセリエBやセリエAでプレーすることになりそうです。
(41)U19 / AM / Luis Hasa / アーザ
生年月日:2004/1/6 (18)
身長:???
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:U17...9試合2ゴール3アシスト
U19...9試合1ゴール1アシスト
背番号:#7
【キャリア】
【紹介】
今季U17からU19に登録された選手のなかで、アーザだけ1桁背番号の7番が与えられテイルことからも分かるように、昨季U17組のなかで最も期待されている有望な選手です。
昨季もU19で少なくない試合数をプレーしており、4-2で勝利したトリノU19戦では、前半38分に勝ち越し弾を決めています。
攻撃的な選手ですが、CFやストライカー、トップ下というよりは、サイドハーフが主戦場だと思います。
シャツin姿が特徴的なアーザ。既にU19の主力としての立場を確立させており、今季は継続的な活躍と、ゴールやアシストなど明確な数字が求められます。
スーレがディバラタイプだとしたら、アーザはキエーザタイプです(伝われ)。
スーレのように軽快なステップで相手を外すというよりは、走力や当たり負けしない強さをもとに相手を抜く選手です。
先日のナポリU19戦でのプレーの一部を動画にしたので、ご覧ください。
このままU19で経験を積めば、今季のミレッティやスーレのように、来季はU23に飛び級で昇格登録されるかもしれません。
(42)U19 / AM / Bonetti / ボネッティ
生年月日:2003/8/8 (18)
身長:???
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:U19...22試合3ゴール2アシスト
背番号:#10
【キャリア】
【紹介】
今季U19の10番を背負う選手。
19/20ではU17の主力として15試合5ゴール2アシストを記録、チームもシーズン18試合で75得点(1試合平均4.2ゴールのペース)と、素晴らしいシーズンを過ごしました。
昨季はU19でプレーしたボネッティ。
ポジションは主にCFでしたが、点取り屋のダ・グラカや、198cmの長身CFチェッリほどのインパクトは残せませんでした。
そして、シーズン終盤にさしかかってくると、次第にポジションを下げて起用されるようになります。
今季もU19でプレーしますが、FW起用が多かった昨季とは異なり、セントラルや高くてもトップ下の位置でプレーすることが多くなりそうです。
もともとポゼッション志向のフォワードだったこともあり、中盤へのコンバートは比較的スムーズに進みました。
U19は、デ・ウィンターやムラッツィなど選手が違うポジションでプレーすることも少なくないので、こういったサプライズも楽しみの1つです。
ミレッティやファジョーリも、もとはトップ下の選手ですね。
因みに、現U19監督はボナッティ、この選手がボネッティですので、注意が必要です。
(43)U19 / AM / Sekularac / シェクララツ
生年月日:2003/12/7 (18)
身長:1,85cm
国籍:スイス
利き足:右足
昨季成績:U19...10試合1ゴール
背番号:#26
【キャリア】
【紹介】
昨季よりU19でプレーする攻撃的MFです。
個人的に、もし化けたらすごいレベルまでいくんじゃないかと思っている隠れ逸材候補ですが、まだ決定的な活躍はできていません。
シェクララツの前所属クラブであるスイスのServetteは、ボルシアMGのザカリアや、18/19のCLでヤングボーイズのサイドバックとして出場したムバブを輩出したクラブです。
Servette時代のプレー集があったので載せておきます。
U19のシェクララツは、テクニックはありますが、自分でいってやるといった気迫が感じられない選手でもあります。
仕掛けていい場面で簡単に斜め後ろの味方に預けてしまうシーンも少なくなく、まだまだ改善の余地のあるところです。
ただ、先述したように個人的にはポテンシャルが非常に高い選手だと思っているので今後が楽しみなプレーヤーです。
21/22後半戦より、シェクララツはアタッカーからボランチへとコンバートされました。
3月後半からは完全にボランチとして起用され、主にオミッチやボネッティの控えとして過ごしています。
(44)U23 / LM / Compagnon / コンパニョン
生年月日:2001/11/6 (20)
身長:1,71cm
国籍:イタリア
利き足:左足
昨季成績:U23...12試合2ゴール
ポテンツァ・カルチョ...13試合1ゴール
背番号:#14
【キャリア】
【紹介】
インスタが鍵付きのため上に貼ることができませんでしたが、「__mattiacompagnon__」と検索すれば見つかると思います。
昨季冬よりウディネーゼからローン移籍で加入しており、今季買い取りオプションを行使して正式に獲得しました。
ウディネーゼU19では47試合13ゴール4アシストの好成績を記録しており、トップチームに帯同することもありました。
今季は、負傷により24日間の離脱と、それに伴い2試合を欠場しましたが、既に復帰を果たしており、徐々に戦列に戻ることになるでしょう。
攻撃的MFやサイドハーフとしての起用がメインで、出場時間は多くはないものの、現U23監督ザウリも比較的信頼している模様です。
セルサンティやスーレ、パルンボがいるのでスタメン争いは激しいものとなりそうですが、今季主力としての地位を確立できれば、来季はセリエBへのローンも考えられます。
FW編
(45)U19 / LW / Iling / イリング
生年月日:2003/10/4 (18)
身長:1,82cm
国籍:イングランド
利き足:左足
昨季成績:U19...28試合4ゴール7アシスト
背番号:#11
【キャリア】
【紹介】
昨季、名門チェルシー下部組織から獲得した期待のフォワード。
イリングがチェルシーと契約を延長しないことが分かった2020年夏、ユベントスの他に、バイエルンを始め、PSGやドルトムントなど、若手育成に注力している多くのクラブが獲得を画策しました。
加入してまもなく10番を着けたこともあり、チーム内からの期待の高さがうかがえたが、言語的な障壁など諸々の問題に対する適応に時間がかかり、加入当初はあまりインパクトを残すことはできませんでした。
しかし昨季序盤以降、それまでは純粋なウイングとしてプレーしてきたイリングですが、ポジションを1列下げてサイドハーフとして起用され始めると、徐々にチームに適応し、最終的には昨季U19で4ゴール7アシストの好成績を収めました。
ここに載せたプレー集ではウイングとして出場した試合がほとんどですが、現在U19では純粋なフォワードではなく、攻撃的なMFとしてプレーしています。
チェルシー在籍時から、ウイングバックやサイドバックとしてもプレーすることができるとは言われていました。
マルセイユに移籍したトンギャのようなプレースタイルで、ビルドアップからフィニッシュまで幅広く関与します。
間違いなく今季U19の主力選手の一人で、来季はユベントスに残留すればU23への登録は確実ですし、セリエCの舞台でも十分に活躍が期待されるレベルの選手です。
今季、コッパイタリア・セリエCの1回戦、プロ・セスト戦で、106分にセルサンティとの交代でプロデビューを果たしているイリング。
来季のU23登録が待ちきれません。
(46)U19 / LW / Mbangula / ムバングラ
生年月日:2004/1/16 (18)
身長:???cm
国籍:ベルギー
利き足:右足
昨季成績:U17...5試合1ゴール
背番号:#25
【キャリア】
【紹介】
今季U17からU19に登録された選手です。
前所属クラブであるアンデルレヒトの下部組織はベルギーのなかでも名門として有名で、これまでにルカクやコンパニー、ティーレマンスなど多くの有名プレーヤーを輩出しています。
ベルギーの年代別代表にも選出されており、TransfermarktによればベルギーU17やU15で合計8試合に出場し4ゴールを決めています。
今季U19では、U19リーグ戦第1節のフィオレンティーナU19戦でデビューを果たすと、第3節のナポリU19戦でも途中出場でプレーしました。
イリングやキボゾ、ガランテ、アーザなど、ポジション争いの相手は多いですが、与えられたチャンスでアピールできるかがポイントでしょう。
来季U19の主力メンバーとなりそうです。
(47)U19 / LW / Strijdonck / ストライドンク
生年月日:2004/6/3 (17)
身長:???cm
国籍:オランダ
利き足:左足
昨季成績:U17...7試合3ゴール3アシスト
背番号:#28
【キャリア】
【紹介】
インスタが鍵付きのため上に貼ることができませんでしたが、「bayron157」と検索すれば見つかると思います。
昨季オランダのAZアルクマールから獲得したアタッカー。
今季よりU17からU19に登録されています。
正直、カタカナ表記が全く分からず、とりあえず適当に「ストライドンク」としてしまいました。
分かる方いたら教えてください!
アンデルレヒトから獲得したムバングラとともに、昨季U17の目玉補強であり、今季U19でこれから少しずつ出場機会が与えられてくるでしょう。
U19での主力起用が見込まれる来季が本番のシーズンとなりそうですが、今季も途中投入から流れを変えてくれる存在となるかもしれません。
まだU19であまりプレーしていないので、露出が増えてきたら加筆する予定です。
(48)U23 / LW / Marley Ake / アケ
生年月日:2001/1/5 (21)
身長:1,77cm
国籍:フランス
利き足:右足
昨季成績:U23...17試合2ゴール6アシスト
マルセイユ...13試合
背番号:#23
【キャリア】
【紹介】
昨季マルセイユから獲得したアタッカーです。
取引内容は、3年間で800万ユーロの支払いで、契約期間は2025年6月30日までとなっています。
また、同時に3年間で800万ユーロを受け取る内容で、これまで11年間ユベントスに在籍したフランコ・トンギャをU23からマルセイユに売却しており、実質的なトレード移籍となります。
マルセイユ時代は、ドリブルが最大の武器であるアタッカーでしたが、ユベントスU23では、ドリブルよりもクロスの正確性が輝いています。
クロスの質の高さは数字にも表れており、昨季は加入初年度ながらU23で17試合に出場し2ゴール6アシストの成績を収めました。
ユベントスU23に加入してクロスが目立つようになったのは、起用法の変化によるものだと思われます。
マルセイユ時代は左ウイングがメインポジションだったアケ。ユベントスU23に加入してからは、ザウリ監督の下で右サイドのウイングやサイドハーフとして使われるようになります。
アケは右利きなので、順足起用となり、カットインよりもクロスを上げる機会が多くなります。
プレースタイル的には右サイドハーフで起用されたときのクアドラードが近いでしょうか。
また、「持っている男」でもあり、昨季セリエC第28節のノバーラ戦や、今季セリエC第2節のトリエスティーナ戦では、後半ロスタイムに勝ち越し弾を決めています。
今季はU23の主力として、悲願のセリエB昇格をめざす上で欠かせない存在です。
(49)U23 / LW / Cotter / コッター
生年月日:2002/1/3 (20)
身長:1,75cm
国籍:スイス
利き足:左足
昨季成績:U19...13試合2ゴール
【キャリア】
【紹介】
なにかと関わりの深い、スイスのFCシオンU21から獲得した選手。
18/19と19/20シーズンでは、FCシオンU18で36試合に出場し16ゴールを決めています。
昨季ユベントスU19でスーレと同じタイミングでU19デビューしたこともあり、個人的にスーレと重ねてしまうことが多いです。
プレースタイルもスーレと少し似ており、独特なリズムのドリブル突破が武器です。
昨季終盤から十字靱帯断裂により離脱中で、復帰時期は2022年3月とされています。
そのため、今季はU23に登録されていますが、まだ背番号は与えられていません。
今季はこのまま療養シーズンとなりますので、出場機会が増えてくるであろう来季がU23での本番の年となりそうです。
(50)U19 / RW / Solberg / ソルベルグ
生年月日:2004/3/3 (18)
身長:1,79cm
国籍:ノルウェー
利き足:右足
19/20成績:...16試合3ゴール2アシスト
背番号:#22
【キャリア】
【紹介】
インスタが鍵付きのため上に貼ることができませんでしたが、「elias_solberg」と検索すれば見つかると思います。
今季ノルウェー2部の Ullensaker / Kisa IL というクラブからユベントスU19に加入したアタッカーです。
19/20では、若くしてノルウェー2部リーグで16試合に出場し、3ゴール2アシストの成績を残しました。
ムハレモビッチもそうですが、今季U19の新戦力はなかなかの経歴をもつ強者が加入したなぁと実感します。
もしかすると、ソルベルグもスーレのように化けるかもしれません。
2021年8月に負傷離脱し、10月から復帰する見込みなので、まだユベントスU19ではプレー経験はありませんが、非常に楽しみな選手です。
プレー動画を見ても明らかに技巧派の選手ですので、飛び級でU23に登録されたスーレの後釜として活躍が期待されます。
(51)U23 / RW / Soule / スーレ
生年月日:2003/8/15 (19)
身長:1,76cm
国籍:アルゼンチン
利き足:左足
昨季成績:U19...30試合5ゴール5アシスト
背番号:#10
【キャリア】
【紹介】
月ユベ編集長がお気に入りと公言していることでも知られる、昨季から最も有名になった若手選手といえるスーレ。プレシーズンマッチのチェゼーナ戦とモンツァ戦では強烈なインパクトを残しました。チェゼーナ戦で起用されるまでは、彼のプレーを観たことなかった人も多かったのではないでしょうか。
2020年1月に母国アルゼンチンのVélezというチームからユベントスU17に加入したスーレは、当時、太ももの筋肉に問題を抱えていました。Vélezは、オタメンディや現ボローニャのニコラス・ドミンゲスを輩出したチームです。
獲得当時、スーレはバルセロナやアトレティコマドリー、レアルマドリーなどの強豪スペイン勢からも狙われていました。
ユベントスU17での出場記録が見当たらないので、未出場のまま19/20を終えたと考えられます。
20/21では、U17からU19へ昇格登録されると、U19リーグ戦第3節ACミランU19戦でデビューを飾りました。この試合では、スーレの他にもイリング(チェルシーユースより加入)やコッター(FCシオンU21より加入)などの新戦力組が多く出場しました。
当時の私からすれば、まだシーズンが始まったばかりで知らない選手も多かったですが、その中でも最も目を引いたのがスーレでした。
そのACミランU19戦では、70分過ぎからの途中投入でしたが、当時はこんな感じの銀髪?だったこともあり、抜群の存在感でした。
試合のフル動画はこちら(JTV)、ハイライトは↓↓↓からご覧ください!
スーレのアシストシーンも見事でしたが、その前のダ・グラカへの鋭いラストパスも素晴らしかったです。
結局、スーレはデビュー戦のあとはアスコリU19戦を除く全てのリーグ戦に出場し、10番を着けることも多く、U19のエースとしてチームを牽引しました。
プレシーズンマッチでも実力は十分に発揮されたので、今季はU23に主戦場を移し、セリエCの舞台で経験を積むことになります。
飛び級としてのU23加入ですが、与えられた背番号は10番。チームからの期待の高さがうかがえますね。
(プチ情報ですが、黒いブルドッグを飼っています。)
2021年11月4日発表のアルゼンチン代表(A代表)にも選出されており、期待度の高さがうかがえます。
イタリアで長くプレーしているスーレ。イタリアU19代表から声をかけられていたことが、今回のアルゼンチン代表からの招集のきっかけとなっているそうです。
【プレースタイル】
プレシーズンマッチのチェゼーナ戦のプレー集や、モンツァ戦のプレー集を見ても明らかですが、母国でディマリア2世とも呼ばれるスーレは、繊細なボールタッチとクリエイティビティが武器のアタッカーです。
昨季首位サンプドリアU19戦では直接FKからゴールを決めており、キック精度の高さも持ち味といえます。
このときも、もちろん10番を着用していました。
個人的には、ユベントスの選手ですし、スピードよりも技術でヌルッと抜き去るドリブルや直接FKといった長所からディバラを彷彿とさせる選手だと思っています。
正確なラストパスをポンポン出せる選手は、育成年代では特に貴重とされています。
前述の通り今季はU23でプレーするスーレ。
20/21ではコロナの影響でユースリーグという若手版チャンピオンズリーグが中止となってしまったため、今後もユースリーグでスーレを観られることが無さそうなのが少し残念です。
と思っていたところ、先日行われたユースリーグ・グループステージ第2節チェルシーU19戦にてスタメンとして出場し、ユースリーグデビューを飾りました。
あくまでもU23登録ですので、ユースリーグは出場してもホームゲームのみとなるでしょう。
今季はユースリーグに顔を出しつつ、U23でセリエB昇格を目指して活躍が期待されます。
(52)U19 / CF / Cerri / チェッリ
生年月日:2003/3/4 (19)
身長:1,98cm
国籍:イタリア
利き足:左足
昨季成績:U19...26試合2ゴール4アシスト
U23...4試合1ゴール
背番号:#9
【キャリア】
【紹介】
198cmの長身CFです。
どれくらい長身かというと、イタリア国内に限れば、チェッリより身長の高いFWは、ピサのルッカ(201cm)、ポテンツァ・カルチョのニコロ・ロメロ(200cm)、サレルニターナのジュリッチ(199cm)の3名しかいません。
(Transfermarkt参照)
19/20では、U17の主力として17試合に出場し12ゴール1アシストという驚異の成績を残しています。
昨季では、U23で4試合に出場しており、プロデビューとなったプロ・セスト戦では試合終了間際に値千金の同点ゴールを決めています。
昨季U19ではダ・グラカやセクロフを前にスタメンの座を勝ち取ることはできず、途中から投入されることが多かったですが、今季は主力FWとしてチームの点取り屋となることが期待されています。
しかし、2021年8月に不整脈の治療を受け、その後4週間の経過観察のため、少なくとも10月いっぱいまでは離脱が確定しています。
(53)U19 / CF / Chibozo / キボゾ
生年月日:2003/7/1 (18)
身長:1,75cm
国籍:ベナン
利き足:右足
昨季成績:U19...13試合4ゴール1アシスト
背番号:#17
【キャリア】
【紹介】
昨季からU19に登録された選手です。
19/20では、U17で17試合に出場し15ゴール5アシストを記録しています。
ミレッティと同じレベルに期待されてる選手で、昨季の成績次第では、今季U23への飛び級登録もあり得ました。
しかし、足の骨折により96日間の離脱と、それに伴って16試合の欠場を経験し、U23への飛び級登録はお預けとなりました。
パワフルなドリブルとコースを狙った繊細なシュートが持ち味で、今季既にU19で5試合に出場し4ゴール1アシストを記録しています。
今季U19の主力としての地位を確立させており、来季はU23に昇格してセリエCの舞台に主戦場を移すことになるでしょう。
(54)U19 / CF / Turco / トゥルコ
生年月日:2004/1/15 (18)
身長:???cm
国籍:イタリア
利き足:左足
昨季成績:U17...8試合6ゴール2アシスト
背番号:#18
【キャリア】
【紹介】
インスタが鍵付きのため上に貼ることができませんでしたが、「nicoloturcoo9」と検索すれば見つかると思います。
今季U17からU19に登録された選手です。
昨季はコロナの影響で試合数が減少したU17でしたが、そのなかでもトゥルコは8試合で6ゴール2アシストの好成績を収め、チーム内得点王でした。
今季は開幕からチェッリというCFが負傷離脱中のため、現時点では全ての試合(6試合)に出場しています。
成績も、6試合で4ゴール1アシストと、主力としての地位を確立させているトゥルコ。
上の動画は、インテルU19戦での得点シーンになります。
1点目がトゥルコです。アシストはムラッツィ。
U17やそれ以前から、ポジショニングセンスの良さに定評があり、インテルU19戦での得点シーンでも、単純にゴールに向かって走るのではなく、止まってマイナスのスペースで受けています。
離脱中のチェッリの穴を埋めることはできていますが、そのチェッリが復帰してからが正念場となりそうです。
(55)U19 / CF / Galante / ガランテ
生年月日:2004/11/27 (17)
身長:1,78cm
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:U17...7試合3ゴール
U19...1試合
背番号:#27
【キャリア】
【紹介】
今季U17からU19に登録された選手です。
昨季のU19リーグ戦第11節インテルU19戦でU19デビューを果たしました。
このやんちゃな写真でおなじみだという人もいると思います。
身長は高くないですが、馬力のあるパワフルなプレースタイルの選手です。
CFとして紹介していますが、まだ明確に起用法が定まっているわけではなく、U19ボナッティ監督も、サイドハーフやセカンドトップなど試行錯誤しています。
先日行われたユースリーグ・グループステージ第2節チェルシーU19戦では、89分に試合を決定づけるダメ押し弾を決めています。
U16時代は14得点を挙げ得点王に輝いたガランテ。
今季と来季はU19でのプレーが濃厚ですが、いずれはセリエCなどでプレーするはずですので、プレースタイル的にも今以上のフィジカルが必要になってきそうです。
(56)U23 / CF / Da Graca / ダ・グラカ
生年月日:2002/5/1 (19)
身長:1,85cm
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:U19...19試合15ゴール
U23...7試合1ゴール
トップチーム...1試合
背番号:#9
【キャリア】
【紹介】
昨季12月から1月にかけてトップチームにも帯同し、コッパイタリアのSPAL戦ではトップチームデビューを果たした期待のCFです。
SPAL戦ではキエーザに決定機を奪われたシーンで覚えている方も少なくないかもしれません。
昨季はU19、U23、トップチームを行ったり来たりしながら、U19では17試合で15ゴールを記録しています。
これは、出場時間の得点ペースに直すと65分に1ゴールを挙げているペースです。
さらに極めつけは、ダ・グラカはPKを一度も蹴っていないということ。
昨季U19でのPKキッカーはミレッティやバレネチェアでした。
U19で驚異の得点力を見せつけたダ・グラカ。
ゴールデンボーイ2021の100名の候補リストにもU19から唯一選出され、今季はU23でセリエCの舞台で同じように得点を量産しセリエB昇格に向けチームを牽引することが期待されます。
成績からも分かるとおり、圧倒的な得点嗅覚とシュートセンスが武器です。
そんなダ・グラカの懸念材料は、負傷離脱の多さにあります。
昨季から今季にかけて、合計4回の負傷離脱を経験し、あわせて155日間の離脱し、11試合を欠場しています。
そのため、今季からU23に登録されているものの、未だ出場はなし。
それだけ離脱をしておきながら15得点も決めているのですから、実力は折り紙付きです。
2021年10月から復帰する見込みですので、これからに期待です。
(57)U23 / CF / Pecorino / ペコリーノ
生年月日:2001/7/15 (20)
身長:1,92cm
国籍:イタリア
利き足:左足
昨季成績:U23...16試合6ゴール
背番号:#31
【キャリア】
【紹介】
昨冬にカターニアから獲得した192cmの大型CFです。
U23を観ていたらエムレ・ジャンいた!と思ったらだいたいこの選手です。
巨体をいかしたフィジカル勝負が得意で、すでに今季も多くの試合に出場しています。
そのバチバチなプレースタイルのせいか、負傷離脱も少なくありません。
昨季は2021年2月~5月、6月~8月の期間を離脱しており、合計17試合を欠場しています。
現在は元気にプレーしており出場機会も与えられていますが、負傷離脱している同じくCFのダ・グラカが復帰してからの10月以降が正念場となりそうです。
(58)U23 / CF / Brighenti / ブリゲンティ
生年月日:1987/12/2 (34)
身長:1,79cm
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:U23...30試合8ゴール2アシスト
背番号:#11
【キャリア】
【紹介】
U23のオーバーエイジ枠です。
U23では、確か3、4選手ほどOA枠が認められています。
この3、4枠は、基本的にはGK、CB、DMF、CFがそれぞれひとりずつという内訳となっています。
今季は、昨季のGKノッキとCBアルチビアーデ、DMFトロイアーノが退団して、CBのポーリが加入したので、現在はOA選手は2名体制です。
CFですが、ウイングやセカンドトップもでき、そこそこ走ってくれます。
前所属クラブはモンツァです。
モンツァからのオーバーエイジ選手と言えば、マルキを想起するひともいるかもしれませんね。
このブリゲンティは、そのマルキと入れ替わる形で加入しました。
(59)U23 / CF / Cudrig / クドリグ
生年月日:2002/8/7 (19)
身長:1,86cm
国籍:イタリア
利き足:右足
昨季成績:モナコB...5試合
背番号:#27
【キャリア】
【紹介】
ウディネーゼ在籍時からユベントスが獲得を狙っていたCFで、モナコBを経て今季ようやく獲得にこぎつけました。
イタリア語読みだとクドリッジになるとか。
パルンボやセルサンティと同じく今季U23の目玉補強であり、これまでU23で7試合に出場し1ゴールを挙げています。
得点したのはコッパイタリア・セリエC 1回戦のプロ・セスト戦ですが、この試合は0-2から3得点を決めて逆転勝利しています。
器用なCFというのが第一印象で、今季の得点も狭いエリアから窮屈そうに、それでも身体をひねって放ったシュートで奪ったゴールでした。
イタリア国外でのプレー経験があるクドリグ。
今季はU23でダ・グラカやペコリーノと出場チャンスを争いをしながら経験を積むシーズンとなるでしょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?