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【自己紹介】 全国の農家訪問中の旅人がなぜnoteを始めたのか

はじめまして!でみと申します。
現在全国の農家さんを訪問する旅をしております。
まずは、はりきって「自己紹介」と「なぜ私がnoteを始めたのか?」をテーマに筆を取りました。

スポーツ少女、システムエンジニア、ソーシャルビジネス、そしていま

私のざっくりとしたプロフィールは、埼玉県の少し田舎で球技スポーツが大好きな少女として育ちました。(写真は近所の川です)

大学時代の海外経験からどこでも生きていける力をつける必要性を感じ、IT企業に就職し文系出身でシステムエンジニアやプリセールスをしました。3年後、元々やりたかった小規模農家の貧困問題を解決するためにIT企業を辞め、ミャンマーの現地企業で小規模農家向けに事業開発。その後、コロナの影響で日本へ帰国し、自然由来のハチドリ電力で法人営業。

そして、今は退職し、日本の小規模農家へヒアリングをしながら、全国を旅しています。

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農業を好きになったきっかけ

私は農業が大好きで、休日になるとよく農家さんの畑へ行き農作業のお手伝いをしています。そのきっかけとなったのは、IT企業を辞めてすぐに行った沖永良部島の農家さんとの出会い。

ミャンマーへ行く前に日本の農業を勉強しようと思い、知人の紹介で沖永良部島の小規模農家さんのところへ農業修行に行きました。そこで知った農業の奥深さ。土の中でたくさんの生命が活動し、植物たちが土の栄養をいただいて育っています。農作業を通してその循環の中で私たちが生かされていることを知り、すごく感動しました。

ずっと東京のオフィスと自宅を電車で通う無機質な世界で生きていたから(もしくは無機質な世界以外見えていなかったのかもしれない)、その反動もあって、農業のほんの一部の素晴らしさに触れて、激震が走りました。

そして、その時出会った農家さんは当時63才で農業一筋の専門家。1つ聞くと10教えてくれました。でも、威張ることなく現状に満足せずに毎年少しずつ栽培方法を変え、新しいことに挑戦し続けることで、おいしい食べ物を真心込めてつくっています。農機具も自分でつくってしまう器用な農家さんは「ぼくは百姓だから」といって謙遜していました。そんな直向きに頑張る農家さんが大好きで、もっと農業が大好きになりました

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私が目指すこと

沖永良部島の農家さんを知るまで私は食材を選ぶとき、スーパーに並ぶ野菜から形の良い見た目値段で選んできました。
でも、それってすごくもったいないことで、実はそこに並ぶ野菜の背景には生産者がいて、それぞれの想いやこだわりがあります。その想いを受け取らずにただ食べることってなんてもったいないことをしているんでしょう。

それぞれの農家さんのつくる過程や想いもひっくるめて、おいしくて安全な食べ物を食べる人へ届ける。食べた人も農家さんへ食べた想いを届ける。

つくる人と食べる人の間に、そんな温かな関係性ができたら、農業の抱える離農問題や耕作放棄地等の問題は、農家だけでなく食べる人たちも当事者意識を持って一緒に考えていけるようになるのではないかと思っています。

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なぜいまnoteをはじめるのか

とは言いつつ、私自身は農業のことも農家さんのことも、まだまだ知っているのはごく一部です。まずは多くの農家さんの想いを知り、農家さんと食べる人をつなげる農産物流通を勉強するため、全国の農家さんのところを訪問する旅をしています。旅で出会う農家さんたちの想いを伝え、私のnoteをきっかけにより多くの人と農家さんがつながれたら嬉しいと思い、noteをはじめました。

農家さんの熱い想いが多くの人に届き、少しでも多くの人が食事を大切にしてくれたら幸いです。



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