PENTAX6×7と縁を持つ
PENTAX6×7(最初期のミラーアップ不可のタイプ)を手に入れました。
120フィルムを使用するカメラで、撮影可能枚数は1ロール10カット。
モノクロと比べフィルム代が高いカラーで多用すると厳しいですね。シャッター1回250円くらいですか?それに見合う感動もあるのですが。
という事で、私はバケペンはモノクロメインで使います。良いですよ、暗室引伸し。問題は私の引伸し環境は6×6までということで、トリミングしかないですね。
最近は光沢紙より無光沢紙の方が好きです。種類が少ないですけど。無光沢のRCだと買いやすいのはイルフォード?のシルバークローム一択のような気がします。逆に言えばどれにするか悩まずに済みますね。かなり優柔不断である私には良いかもしれません。
「バケペン」——化け物みたいなPENTAXから命名
どちらかというと当時よりも後の世代の人が呼ぶことが多い
それにしても化け物とはカメラに失礼な呼称ですね
「ロクナナ」——フィルムフォーマットから命名
発売当時に現役だった世代が呼ぶことが多い
ようです。
通称が2つあるカメラも珍しいですね。
化け物というのも実物を見れば頷けるんですけどね。持ち歩けば筋トレになるレベルで重い(104ミリレンズ装着で2キロ超え。smcタクマー67 800ミリを付けると3.5キロを超えます)し、フォーマットが6×7のサイズで一眼レフなので、大きさが肥大化するのもやむを得ません。
なぜ買ったかと言うと、
1,衝動を抑え切れなかった
2,カメラが私を呼んでいた
3,今しかない子供の幼少期をできるだけ大きなフォーマットで記録したい
4,後継機を含めると30年以上に渡り販売された為、比較的修理できる人が多い気がする
5,ピント合わせが二眼レフより容易で、スピードも早い為、使用しているマミヤフレックスC2よりシャッターチャンスを逃しにくい筈
6,中判熱にうなされている
値段はジャンクで7000円(電気回路の異常で通電せず、シャッターも前幕が走り後幕が走っていない状態)。本体とレンズのカビ除去のオーバーホール代合計が56000円。4LR44のアダプターが2000円。
65000円で、オーバーホールした6×7が手に入りました。
数ロール撮ったのでアップします。
フィルムはロモグラフィーの400CN。試し撮りなので、家の中でサッと撮った感じです。
海藻キット。
工作。
家の中なので他も似たようなカットでした。
後はヨーデルの森という、森の中にある牧場(少しアトラクション的なものあり)です。
残りは京都です。
東寺に向かう途中
東寺のライトアップを手持ちでなんとか。
このライトアップの続きは、ロモグラフィーの800CNで撮ったのですが、現像がまだです。
昼間の写真は少し時間が経つ毎に適宜露出計で測っています。
ライトアップは勘で撮ってます。KEKS EM-01が入射角が30°あり広角すぎるから?露光秒数30秒でも横線表示でした。ルーメンが0になっていたので、光を感知していない錯覚状態だったのでしょう。白の光は若干反応しました。
なので、ライトアップはスポットメーターFの様なスポット測光出来る露出計の方が良いかもしれませんね。
レンズも300mm(35mm換算で146mm相当)F4を手に入れたので、使用頻度が増えそうです。