ベンチャースポーツという考え方
まだ発展途上にあるスポーツのことは「マイナースポーツ」と呼ばれることが多い。「マイナー=minor」という言葉の意味は「lesser in importance, seriousness, or significance」であり、「重要でない」というネガティブな意味を持つ。
しかし、そもそもスポーツの語源は「気晴らし」であり、とても自由で広いものだ。競技人口が少ないから、大会規模が小さいから、という理由で優劣がつくものではない。
むしろ、時点で競技人口が少ないスポーツは、将来的に伸びしろがあるという見方もできる。
最近では、その成長余力に着目し、発展途上のスポーツを「マイナースポーツ」ではなく「ベンチャースポーツ」を称するようなトレンドが生まれてきている。
例えばフェンシングの急成長を牽引する太田雄貴氏も、フェンシングを「ベンチャースポーツ」と位置付けることで革新的なチャレンジを続けている。
ベンチャースポーツは調べてみると驚くほど多く存在する。
例えば、個人的にとても興味があるベンチャースポーツは、フットゴルフとバブルサッカー。
特にバブルサッカーは、最初動画をみたとき腹を抱えて笑ったのを覚えている。(笑)
自分自身はサッカーをやってきたから、ボールをけることは好きだ。でもサッカーやフットサルはどうしても体力と一定程度の経験値が必要になるため、どうしても同年代の同じくらいの運動能力の人と戦うしかない。
でもフットゴフルではコンタクトがないためフィジカル能力はそれほど関係ないし、バブルサッカーに至っては、もはやゴールよりも楽しんだもの勝ちだ。
スポーツは「気晴らし」。
世の中にあるベンチャースポーツを調べることは、自分に合った気晴らしに出合い、人生を豊かにするチャンスかもしれない。
また、「ベンチャー」という成長性に着目し、ビジネスとして投資を続けるレッドブルのような会社も存在する。
ベンチャースポーツを調べることは、企業とスポーツの新結合の発見となり、スポーツビジネス領域での面白い取り組みに繋がるかもしれない。
そんな気持ちで、今後、世の中に存在するベンチャースポーツを、少しずつ気楽な感じで調べてみようと思います。