「巨大テック企業」 SAPのスポーツ活用⓪はじめに
<「巨大テック企業」 SAPのスポーツ活用>
⓪はじめに ◄ 本記事
①創業期:ERPパッケージを開始した時期
②成長期:ERPパッケージでグローバル展開した時期
③停滞期:ERPパッケージの限界を迎えた時期
④革命期<前半>:クラウドへの変革を進めた時期
⑤革命期<後半>:クラウドのさらなる進化を目指す時期
⑥日本での活動
スポーツテック産業について触れた記事の中で、「個人的に好きなスポーツテック企業がSAP」であと明言した上で、こんなコメントをしていた。
SAPについてはまた別の記事で詳しく触れていきたいと思う。
その後、とてもありがたいことにSAPの方にもこの記事を読んでいただいたらしい(下記がそれに気づいたFacebookの投稿)。
そんな偶然もあったので、最も好きなテックカンパニーの一つであるSAPについて、スポーツとの関わりを中心にその軌跡をまとめてみたいと思う。
そもそもSAPとはどんな企業か?
SAPは、法人向けソフトウェアを開発するドイツ企業で、テクノロジーカンパニーとしては時価総額ランキングで世界10位に位置しており(2020年7月時点)、その時価総額は約18兆円。
セールフォースやオラクル、IBMといったお馴染みのテック企業よりも大きく、日本企業との比較をするとテックカンパニーでは最上位のNTTドコモ(18位)の約2倍の企業価値であり、唯一トヨタ自動車だけがSAPの時価総額を上回る。
また同社は、「業務ソフトの巨人(Software Giant)」とも呼ばれており、売上は3兆円、従業員数は10万人を超える。これだけみても世界に冠たるテックカンパニーであることが分かる。
同社は、1972年にドイツ生まれた、設立50年程度の老舗企業であり、上記のような、世界的なテック企業としても認められているのだが、今回注目したいのはその成長過程における要所要所においてスポーツを活用しているということだ。
現在約1,600億ユーロ(約18兆円)を誇る企業価値に至るその成長ストーリーを下図のように勝手に5つに分け(笑)、SAPが各ステージでどのようにスポーツと関わり活用してきたかを纏めてみたい。
また、最後に日本でのSAPの活動にもフォーカスしてみようと思う。
<「巨大テック企業」 SAPのスポーツ活用>
⓪はじめに ◄ 本記事
①創業期:ERPパッケージを開始した時期
②成長期:ERPパッケージでグローバル展開した時期
③停滞期:ERPパッケージの限界を迎えた時期
④革命期<前半>:クラウドへの変革を進めた時期
⑤革命期<後半>:クラウドのさらなる進化を目指す時期
⑥日本での活動
※記事を更新次第、上記の目次にリンクを挿入していきます。