ゴルフ会員権はトークン✖️サブサク?
妻のお父さん・お兄ちゃんと、ディスタンスを保ちながら久々のファミリーゴルフ。
ゴルフ場にいくと、ゴルフ場の会員募集の看板が。
ゴルフ会員権が120万円(優待付は170万円)で、年会費10万円。
50口の募集なので、募集終了時点で6,000〜8,500万円の資金調達となり、年間6,000万円の年会費が確保されることになる。
また、仮に会員特典としてプレー代が1万円割引になるとすれば、会員は年会費をペイするために最低10回はゴルフ場を訪れる。
会員のプレー代が1万円だとすると、平均のプレー人数が3名として、年間30万円、会員数50名をかけると1,500万円となる。
年会費と足して7,500万円の安定収入のベースができるということだ。
しかも、会員は10回以上訪れる人がほとんどだろうから、もう少し収入の想定は高く見込めるかもしれない。
しかしながら、このゴルフ会員権の仕組みが最も優れているところは、120万円で購入したゴルフ会員権の価値が変動するところだ。
ゴルフ場の人気が高まれば、限られた口数の会員権を欲しい人が増えて、価値が高まる。
この仕組みによって、多くの会員が、ゴルフ場の良さを周りに伝えてくれるはずだ。
個人的には、このゴルフ会員権やリゾート会員権の仕組みは、結構優れたファイナンス手法だと思う。
今風に言えば、「トークン✖️サブスクリプション」とも言えるかもしれない。
(※ブロックチェーン文脈でのトークンではなく広義の意味でのトークンです。)
もちろん、トークンぽいからIR的な側面で投資家への透明性を持った情報開示が必要になるし、サブスクリプションぽいからサービスをユーザ起点で改善していく必要がある。
運営は楽じゃない。
でも、だからこそ、やり切れば、すごくファンベースなファイナンス手法だと思う。
そんなことを考えながら、スコアは116。
まあ、いつもどおり。