アカウント活動を頑張るあなたに待っているもの…
これは脅しや警告の類の文章ではありませんし、またアカウントを使って表現活動をやっている全ての人に当てはまることではなく、何割かの、ひょっとすると一部の人にしか当てはまらないことかもしれません。しかし、アカウントでの表現活動に限定したはなしでもなく、他の活動にも応用の効くはなしだと思われるので、アカウントでの表現活動はそこそこ上手くいってるんだという人もお時間があれば一読していただけたらと思います。
では…
アカウントを使って表現活動をはじめてみる。
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しばらくたつ。でも…
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①何らかの要因(評価がよくない、誰も見てない、売れない、金にならない等)で過小評価。
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②自己卑下をする。
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③テレビなどで、努力などの先に成功した人のはなしを聞く。
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④努力・改善が足らないからだ。
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⑤ここをこうすりゃよくなる、あるいは、よくするため売れるためにはこうしろ!
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⑥いまのままじゃダメだよ、やる気がないならやめちゃえよ!
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⑦今の10倍頑張らないと…
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⑧つらい…ムリだっ!
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⑨うつ病、またはプチうつ。
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⑩潰れる。
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⑪向いてない、やめよう!
この、やめようが自分に必要のないことを自覚したんだというなら、それなりに収穫なのかもしれませんし、③や④の段階で、具体的な努力・改善策を講じて実行に移せるなら何の問題もありません。
しかし自己評価が低く、自分が本来目標としているレベルとのギャップを性急に埋めたい衝動に駆られて、性急に改善策(それも、その人にはムリな改善策)に飛びつこうとすると、改善どころか逆に潰れてしまうこともあります。そうすると「努力・改善」然らずんば「やめる・撤退」のオール・オア・ナッシングの二択に追い込まれ心理的に苦しくなります。
これは、努力型・上昇志向型の人の盲点ともいえます。
アドバイスや方法論がどんなに善意に基づいていても、その人の状況や資質などに合わなければ空回りして行き詰ってしまうこともあるのです。
千本ノックみたいな荒行が効果があるのは、これは個人的意見ですが、せいぜい23才から25才くらいまでの若者に限られるような気もします。それも、そのこと以外にこれといってやることを抱えてないことが条件の場合が多いでしょう。アカウントでの表現活動をやっている人の多くは、それだけに専念できる人は少ないようですし、他の活動のかたわらやってる人のほうが多いでしょう。
じゃあ潰れないようにするにはどうすればいいんだ、というところまでは述べません。どういうプロセスで潰れていくのかのパターンがつかめれば、あとはそれぞれの状況に応じて策は考えられると思います。
ということで、今日は、アカウントでの表現活動に限らず、何かの活動が自滅に近いかたちで潰れていくパターンのひとつ(あくまで、そのひとつですよ)について述べました。
そこそこ上手くいってるんだ!という人にはあんまり意味のない記事だったかもしれません。しかし、潰れる瀬戸際みたいなところにいる人には、やみくもに成功理論に飛びつくより、追い込まれて潰れるパターンみたいなものに自覚的になるほうが、最悪の事態を回避する一助になる場合もあるかもしれません。
尚、この記事は主に、アカウントの表現活動をやっているといっても、その初心者(それをはじめて一年経ってないような人)向けの記事であり、同様まだはじめて一年(どころか半年も)経ってない私への自戒の意味も含んでいます(すみません、どうでもいいですよね、そんなこと)だから、まだ炎上とかを経験するほど注目されてはいない段階の人向けといえ、中・上級・者向けのはなしでは基本ありません。そういった方々には、また別の壁が存在するでしょう。
行き詰って、今日の3倍何かを頑張れる人は、もちろんそうすべきでしょう。
しかし、そうである人は少ないと思うので、もっと気楽に考えましょう、というはなしです。
もちろん、炎上の当事者にでもなってしまえば、孤立無援の自己否定感情が募って、気楽に考えるのにも限度があるかもしれません。
この文章は、主に炎上するほど注目を集めてはいない段階のひとが躓いてしまう点についての考察です。
まぁ、いずれにしても、どんな段階にいるにせよ、潰れるにはパターンがあるんじゃないか、それを一歩下がってみてみようというはなしであります。
もちろん、不可抗力に近いホントに切羽詰まった潰れには、こんな一歩下がってそれを冷静にみたりはできないかもしれません。
また、なにかを短期間にいまの3倍よくしようとするのは追いつめられることも多いので、「急を要するんだ!」っていうんでなければ、すこし気楽に考えるのがいいかもしれません。
ちょっとまとまりがつかなくなってしまいましたが、この辺で終わりにしたいと思います。
御一読ありがとうございました。