【クロベ日記】すっかり寒いですよ~ぬくぬく11月
下僕が仕事だ片頭痛だ筋肉痛だとあたふたしているうちに、寒くなってしまいました。私も冷え性で寒がりですが、なんといっても猫様たちには暖かくふわふわとした環境を、途切れることなく提供することは、下僕たちにとって必須の勤め。
ひんやりするフローリングは断熱シートを敷いてから、タイルカーペットで覆います。下僕が思い浮かべる「オシャレ」とか「素敵」はどうでもよろしい、洗いやすくて少々弾力のあるものこそ最善。なので、冬期の下僕の家は悲惨なセンスに満ちあふれます。
そして、寝具。なぜかこの冬期、クロベは下僕のベッドをよしとされ、長年のお気に入りだった猫ベッドには見向きもしません(涙)。布団カバーもシーツも、いつもより早くモフモフ仕様に変えました。そして、枕。クロベはこれまでも妖怪枕取りでありましたが、それは一時的なもので自分の猫ベッドでお休みになっていたのですが、終日を下僕ベッドおよび枕で過ごすことに決めてしまいました。しかも枕はご指定のもの。もう下僕が使うことは許されません…(涙)。
2年ほど前に整形外科の先生から「少し高めの枕にした方がいいですよ」と言われていたので、新しい枕を購入して…ええとシングルベッドにクロベ用枕と下僕の枕は横並びにできぬ! ので、縦並びにしました。下僕の足はギリはみ出さないから、良いでしょう。はみ出したとしても折りたためばよろしい。
クロベがベッドとして試用する旧来の枕には電気座布団を敷いて、ふかふかな布をかけます。下僕の枕カバーはバスタオルでよろしい。
午前中から日暮れまで、クロベは布団に潜り込んで寝ます。つまり、布団側にある下僕の枕もご使用になることをよしとされました…!お前のものは俺のもの、俺のものは俺のもの。その通り…ッ!!
下僕の朝は遅いのですが、たとえ睡眠時間が足りていなくても
「起きろ、この時間は俺だけの布団だ」
とクロベが言えば(言うんだよ)、下僕は起きてモソモソと人間活動を始め、クロベは満足げにまだ暖かさの残る羽布団へと潜り込むのです。
モフモフ仕様の布団から、モフモフな黒猫が顔とかおててを覗かせる様子は、もうそりゃたまらんのです。
猫の快適な生活は、臨機応変。同じ季節が巡ってきても、体調も気分も違うから、その時にいちばん好きなもの、好きなことを探ってすくい取り、変えていきます。
そうすると、下僕にとっての快適さはなんだろうなと考えることにもなって、今の状態に合う環境作りをすることができるので、猫はいのちの源。猫は偉大。
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