職人がこだわった黒文字で、職人がこだわった和菓子を楽しみたい。
旅館や和食コース料理で和菓子を頂くことがあります。その際いつも残念に思うのは、黒文字の食感(触感)です。
和菓子の滑らかさを黒文字の微妙なざらつきが邪魔をする。またプラスチックの味気ないスベスベ感が和菓子の繊細な味わいの邪魔をする。
和菓子職人の方々がこだわって作った和菓子、それを納得できる黒文字で食べたい。ずっと考えていたことでした。
そこで、福岡県飯塚市 木工職人 杜の舟 さんにお願いし、オリジナルの黒文字を作って頂くことに。匠 ○○さんの技を信頼しているので、細かな希望はなくお任せで。その製作過程がブログにUpされていました。
まだ途中の様ですが、見た瞬間いい意味で「なんだこれは!」と声が出ました。これは期待以上のものです!
こんな黒文字で食べたらさらに美味しいに決まっている! 出来上がりが楽しみで仕方ないです。
http://morinofune.blog72.fc2.com/blog-entry-9640.html
また、先日はオリジナル木製カトラリーレストの製作をお願いし、こちらも期待以上の物を創り上げて頂きました。
様々な木の天然木目を生かした色合い。愛用の山崎金属工業 YAMACO カトラリーをセットすると・・・素敵すぎる!
それぞれの木が持つ意味やサイドストーリーをお聞きし、そのお話もお客様との会話に活かせます。大満足!
http://morinofune.blog72.fc2.com/blog-entry-9516.html
マドラーと箸、箸置は通常商品ですが、こちらも仕事で愛用している物です。布ケースは市販品の箸袋です。
ナイフやフォーク、お箸や黒文字。なぜそこにこだわるのか?自宅で愛用している箸も、杜の舟さんのお箸です。
食器類も含め、食事に関わるものを自分の舌や唇、手や指に馴染むもの、そして感性に合うものに変えると食事の美味しさが変わります。
わかりやすい例では、安っぽい割箸より普通の箸のほうが、口・舌触りとも良く、全く違うと思われるはずです。極端な言い方をすれば、箸やフォークを感じず、お料理だけの味・食感(触感)を楽しめる時さえあります。
高いものを勧めているのではありません。安くてもご自身が気に入ったものをご家庭でもぜひ使ってみて下さい。
*ヘッダー画像は phone AC https://www.photo-ac.com/ よりお借りしました。
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