児童文学読みますか
ごきげんよう、お久しぶりです。
情勢が色々変わりすぎて寝かせているネタが増えております。お外にあまり出られないので、正直、ネタ的にはおやつとほんの話ばかりになるんですよねー。あとちょっと音楽。
ツイッターの方(@delightgarden)ではコツコツ上げていますが、こちら放置でなんだか空き家で管理できてないみたいになっています。通報されてしまいそう……すみません。
ところで本の話。
読む本の殆どはミステリと歴史なんですが、時折児童文学も読みます。といっても新しいものより岩波少年文庫にあるようなものが多いです。
子供の頃読んだものとそうでないものありますが、割と読んでないもの手に取るかな。
振り返ると、私は本をよく読む子だったけど、児童文学を読む期間を一足飛びに過ぎてしまったかもしれないなっていうのはあるので、読んでないのも結構あるんですよね。
なので、大人になってからも手に取ります。
本質的に大事なことがわかりやすく読者を惹きつけるような形で描かれてるのが魅力です。
大人になってから手にとった児童文学で号泣した運命の騎士は、誰にもおすすめしたいけと、今回は、何かと他のファンタジーなどに影響を与えたという『北風のうしろの国』というお話を読みました。書かれた時代は大英帝国の絶頂期でしょう。
当時の様子がつぶさにわかる子供の目から見た社会の描かれ方と、現実から離れての主人公の北風との対話や純粋な目で見た本質的に大切なこと、少しふんわりとしたお話だから、かなり好き嫌いありそう。しかも、通底しているキリスト教の考え方が飲み込めないとイラッとするかもしれない。
大人になって感じるのは時代や著者の背景(元牧師)を理解することで、その言葉の持つ意味が違って見えること。
時代によって使うことの許されない言葉とか出てくるけど、そこを汲んで著者の考えに寄れるのは知識を持った大人ならではの楽しみ方と思うんですよね。
だからたまには息抜きに児童文学いかがでしょう?
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