モノヅクリ
めっちゃ美味しい加工品を作りたい!
地域の特産品、白子筍と冨有柿をもっともっと沢山の人達に知ってもらいブランディングしたいとの思いからスタートしました!
まずは体験談
僕はもともとハタケ違いの世界から農業の世界に飛び込んだのですが、一番最初に感じた事は職人気質でこだわりの生産者さんが多く、特産品としては地域的に有名なのに、安定した収入が得られる産業ではなという現実や、新規の後継者がいない事に疑問を持ちました。
ほとんどが僕を含め家業を継いでいる生産者さんばかりで、このままでは地域としての発展は難しいと考えました。
どうすれば一次産業の消費が増えて、新たに若者が筍や柿を作りたいと思う場所を作れるか...
まずは加工品を作ってPRし、出口を沢山作ればこの課題は何とかなると思いました。
当時はまだ一次産業以外やっている生産者が少なかったので、じゃあ自分でやってみようと思ったのがかれこれ8年ほど前になります。
ちょうど6次産業全盛期でスマホで調べたらたくさんの情報が溢れる時代でもありました。
まずは柿で何か作れないかと考えている時に、たまたまお土産で貰ったのがタマネギドレッシングでした。
ピーン!ときて、柿ですぐにドレッシングの試作をしみたら美味しくて、それから毎日商品化できるよう試行錯誤しながら突き進みました。
柿はどう保存したらいいか
ドレッシングのレシピは
味のバランスは
加工してもらえる会社はあるか
ロットはどれくらいか
瓶はどれにしよう
ラベルはどんなデザインがいいか
ラベルに記入する文字の大きさは
デザイナーさん探し
どのターゲットに向けて販売するか
などなど
思いつくだけでも沢山の課題が目の前に出てきました。
一つの商品を作るのに、こんなにも沢山の工程と沢山の人に関わってもらわないと作れないのかと初めて実感しました。
何度も何度も試作を重ね、初めて作った商品が無添加柿ドレッシング、続いて無添加柿ジャムソースの2つを商品化しました。
でもいざ商品になると…
・繊細な柿の味をどう説明するか
・頑張れば売れるけど少しでもサボると売れ数がすぐに落ちるため売上が安定しない
・無添加のため商品の劣化が早い
他にも沢山ありすぎて書ききれないほど。
一つ一つ課題をクリアしながら前進しておりましたが、一旦全て手放し現在新たに新商品開発中です!
乞うご期待^ ^
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