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節分の豆まき豆知識
もうすぐ節分の季節ですね。
節分といえば、豆まきや恵方巻、節分いわしなどが思い浮かびますよね。
では、この豆まきなどは何がきっかけで始まったのでしょうか?
今回から2回にわたって、節分行事のなぞに迫っていきます!
豆まきのはじまり
そもそも「節分」とは季“節”の“分”かれ目のことで、昔は立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日のことを指していました。その中でも立春は1年のはじまりとして特に尊ばれてしました。そのため、だんだんと立春前の「節分」だけが残る形になっていったそうです。
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季節の変わり目である節分に起こりがちな病気や災害などの災いは、邪気(鬼)が招いていると考えられており、この邪気(鬼)を祓うため豆をまくようになったそうです。
ちなみに豆は、「魔目」に豆をあてることで魔を滅する「魔滅」などの意味合いからきているようです。
また古くから、豆や麦・米などの穀類には穀霊と呼ばれる精霊が宿っていると考えられていました。そのため魔除けとしてお祓いなどの行事にはよく使われていたそうです。
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豆まきに使用する豆は、炒った豆を準備しましょう。生の豆を使用すると拾い忘れた豆から芽が出る可能性があり、縁起が良くないといわれています。また炒った豆を使用するのは、「豆を炒る」には「魔目を射る」の意味が含まれているからだそうです。
現在ではみんなで豆まきをするのが一般的ですが、その昔、豆まきは一家全員がまくものではなく、家族行事を取り仕切る男性のみがまいていたそうです。玄関から遠い部屋の順に豆をまいていき、鬼を外に出すようにするんだとか。
豆まきが終わったら豆を食べます。よく「自分の年齢より1個多く食べましょう」と言われませんでしたか?これは年齢よりも1個多く食べることで、先に厄災や邪気をやっつけて、来年も健康で幸せに過ごせますようにという願いからだそうです。
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2024年から2025年もみなさまが健康で過ごせますように。