#005 「廃材を素材に 其の一」
コツコツと集めていた
廃材たちを蘇らせる時がきた
リフォームする現場で
最初に取り掛かる解体作業
僕はこの作業がとても好き
壁や床に使われている木を取り外す時
バールとカナヅチでやる
小さいけれど
とてもすぐれもの
うまくテコの原理で
僕の力でも釘を抜くことができる
時間はかかるけど
釘を一本一本丁寧に抜いていく
手間と根気のいる作業
前の大工さんの腕が少し見え隠れ
建物の構造や仕組みが分かって
解体はとても楽しい
解体は理屈だ!!
そんなこんなで
集めていた廃材や
捨てずに置いていた古材たちを
寄せ集め活かす時がきた
形やサイズはバラバラ
色や材質も様々
これがどうなっていくのか、、、
現在取り掛かっている
リフォームの現場があって
天井の素材として蘇らせる
まずはざっくりと
長さと幅の仕分けをして
使いたい長さに切りそろえていく
今回は1.100㎜と600㎜の2種類。
端は割れや痛み
釘跡の損傷が強い部分でもあるから
使いたい部分をキレイに使えるように。
長さが揃うと
何となく素材っぽい雰囲気がでてくる
ある程度両端を切れたら
次は幅を揃えていく
ここからは手前味噌
自作の道具が光ってくる
直線で材料を切れるように
板を並べてくっつけだけのもの
こらがなかなかに活躍!!
波打つ曲線も
スパッと真っ直ぐに!
直線に切っていくだけ
1.100㎜
600㎜
次は幅も揃えていく工程へ
それは「其の二」へ続く
今回端を切ってでた廃材は
細かく折って薪ストーブの
焚き付けようにする
端っこの部分は
使えそうなのはとっておいて
またいつかどこかで。
今日はここまで(^^)