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本土最南端の佐多岬に行く

10月の頭にコロナウイルスに感染しました。5日前くらいにようやく症状が治まった。たぶん後半は後遺症にあたると思うんだけど、20日くらい苦しんでたのか。アホほど薬を飲んだぞ。

39度の熱、寒気、吐き気、咳、喉痛、関節痛、鼻水、鼻詰まり、4日の有給消費。もう二度と体験したくない。喉が痛すぎてまともに水すら飲めなくて、検査してもらった内科に再度行ったら喉を見すらされなかったの絶対に許さねえからな。俺がもうちょっと行動力があったら、各所に☆1のレビューを書きまくってビラも配ってた。そんななか泣きついて見ていただいた初めて行った耳鼻科には本当に頭が上がりません。内科と違って適切な治療と投薬をありがとうございました。
それにしてもGoogleのレビューって☆1と☆5を付ける意味はわかるんだけど、3とか付けてる人って何が目的なんですかね?

それでやっと良くなったのでひとり旅に行ったんですよ。鹿児島に。元からこの土日に妻が姪っ子に会いに行くと言ってたので、俺も旅行でもしようかなと。コロナに感染する前に航空券とかホテルとか予約してたから、なんとか症状が治まってよかった。

鹿児島空港、降り立ってすぐに火山灰対策フィルターの宣伝してて凄い!!!って思った

俺は一人旅に車の運転欲、所有欲を発散させるために行っている節がある。今住んでる家が、神奈川県にあるけっこう大規模の路線の駅から徒歩3分のところなんですけど、そんな家で車買うわけないんだよな。子供でもいれば車あったほうがいいって思うけどさ。

田舎の生まれなので大人になったら車を当然持つものと思っていたし、今もめちゃくちゃ欲しいんだけど、妻に大反対されている。出不精だしね。妻、レンタカーもコスパが悪いって言ってるから、一人旅でしか運転欲を発散できないんですよ。

せっかくだし運転したルートも見てよ。初日が黄色、2日目がオレンジ、3日目が緑。

オレンジの日がやばすぎる。めちゃくちゃ車を運転した。鹿児島ってやっぱり噴火の街だから、海沿いでもめちゃくちゃ山なんですよね。しばらく振りの運転でずーっとくねくねした山道を走らせるの、かなり過酷でした。制限速度でも曲がりきれないだろみたいな道を、90kmくらい出して走っていく車マジでなんなんだよ。こうなるくらいなら運転に慣れなくてもいいよ。

フェリーも2回乗った。自分が運転した車でフェリーに乗るという経験、もちろん初めてだったし今後もないんだろうな。ただまあしなくていい経験でした。乗り降りの道が狭くて普通に怖かった。

波もそこそこ高かったんだよな。しっかり酔い止めを買っていったの、とても冷静だった。

今回のメインの目的として、佐多岬に行きたかったんだよな。九州の最南端に位置している岬なんだけど、本土最南端と言い張っていて証明書がもらえます。本土を北海道九州四国九州に限定してるの、あまりピンと来ていない。根室の納沙布岬が本土最東端を名乗ってるのは分かるのよ。それより東に北方領土しかないし、現実的に到達できる一番東の場所だから。でも沖縄本島って普通に到達できる場所なんだよな。

Wikipediaの受け売りなんですが、法律によってどこを本土とするのか?って分かれてるみたいですね。国交省が沖縄本島を本土に含むならそれはそうだろ、という気がしています。
結局特に最南端がある鹿児島県南大隅町、最西端がある長崎県佐世保市の街おこしのために都合のいい定義を採用してるんでしょうね。

そういう文句はいろいろあるんですけど、根室に行ったときに最東端到達の証明書をもらってしまったので、4つ集めてしまおうと思っています。どっちにしても稚内は行ってみたいし。ただ佐世保市の神崎鼻公園、興味ねえ〜!マジで何やるんだよ、ハウステンボスとか行くんか?

自称本土最南端の佐多岬、かなり良かった。岬と言えどめちゃくちゃ山だから、眺めが凄いいいのよ。

佐多岬、かなり良かったねえ

ただ暑すぎ。駐車場から岬の展望台まで600mくらいあるんですけど、めちゃくちゃ山道なんですよね。冠水してたし。自販機くらいあるだろ、と思って手持ちの飲み物も少なくて、ぜんぜん自販機もなく、水分足りなすぎて死ぬかと思いました。駐車場まで戻って売店に行かないと水ないのよ。インナーびっちょびちょだし汗臭いし。帰りの車内、自分が臭いのが分かって最悪だったね。

という感じの旅を日曜までしてたんですけど、月曜からめちゃくちゃな目まいに襲われています。ちょっとどうもならなかったので今日は早退させてもらって、耳鼻科に来ました。なんか左耳の聴力が落ちてて三半規管がバグってるんだって。なかなかうまくいかんね。来年は病院に行く頻度を減らせるようになったら嬉しいんだけど。

せっかくなので佐多岬から1時間くらい車で戻ったところで食べた美しすぎる海鮮丼を見てください。これだけで旅に出た甲斐がありました

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