12月と1月の展覧会感想
「希望」をめぐる4つの個展
足利市立美術館(2023年10月28日–2023年12月24日)
希望とはとても不確かなモノだ。そこに表現する使命を見出した4人の作家の展覧会。
遠藤昭の戦争を生き抜いた強く逞しい炎のような作品に目を奪われた。戦火に怯えながらも必死に生きようとする人々の魂と決意が聞こえてきた。
貝野澤章の山や都市を立体的に切り取った絵画作品を見て、可能性のあり方を見直した。地図の先を見ることが可能性であって、そこに執着しないと教えられた気がした。
下川勝の記録する