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#4 話の通じないバカに腹を立てない為にはどうすれば良いかについての自分なりの仮説を言語化してみる

世の中には必ず一定数バカっているんですよ。
そういうのに巡りあったとき、つい自分のツキの悪さを恨んだりしますよね。例えば小学校時代、馬の合わないアイツに嫌味を言われたり、中学では、部活のクソみたいな後輩の指導をやったり、ましてや先生だってクソみたいなのが多いこの御時世ですからね。
感じいいなーと思って、付き合ってからはじめて彼氏がクズみたいな奴だと知ったら、「マジで最悪」ですよね?

この様に、いじめとかそこまで深刻ではないにしても、環境を変える必要があるほどの問題ではないにしても、ちょっとモヤモヤする、ホコリの様なうっとおしい存在。こういうのいますよね。

やっぱり普通の人間にとって一番厄介なのは「ものすごく頭のキレる奴」か「ものすごく常識知らずのバカ」なんですよね。

前者の方はちょっとおいといて、今回はこういう話の通じない相手に対しどう考えれば穏やかに対処出来るかについて考察していきたいと思います。

1、「相手にキレるのはエネルギーの無駄遣いだと知る」



私たちは、例え何かされたわけではなくとも、バカに腹を立てたりバカについて考えたり、バカを更正するにはどうすれば良いかと考えたりするだけで、そのバカ達の為に人生の重要な時間やエネルギーを浪費させているということです。バカについて考える暇があるなら、読書しましょう、運動しましょう、瞑想しましょう!!

2、バカは自分の力で変えることは出来ないと心得よう

相手を変えることは簡単なことではありません。最も説教1つで更正してくれる人なら良いですが、今回はそんなレベルではなく本当の本当のバカへの対処の仕方として話を進めているのです。
人の思想というのはそれまでの人生で培ってきた経験、読書などを通じて得た知識、大切な人との出会いや別れを通じて形成されるものです。それゆえ、人の思想なんて千差万別です。

パスカルの有名なセリフを拝借してお伝えするならば、

「ピレネー川のこっち側では常識だったものが向こう側では誤謬だ」

なんて事態は、当然あるわけです。
そうなると、自分が知ってる常識や良識でどれだけ語りかけようともその常識やら良識の根本的な部分から異なる考えを持っている人に説得なんて出来る訳がありません。相手は変えられないと思うことはそれだけで無駄なエネルギーを使わないで済むし、何より「説得力不足だ、自分が原因だ」なんて思って不要な自責の念に駆られる必要も無いですからね。

3. バカという言い方を止めてみる(バカをバカと思わない)

今まで散々バカって言葉を使って何がバカっていうのを止めるだよ!!って思ったかもしれません(笑)しかし、この順序でお話した方がこちら側としてはなんとなく書きやすかったからそうしただけですね。なぜバカという言い方を止めてみる必要があるのか?それは、

バカという言い方そのものが相手へのマイナスなイメージになるからです。

バカを相手にすれば自分もバカなんです。
バカをバカというのは、どこか自分がバカを相手にしているようなニュアンスを感じませんか?

結構、バカ=面倒なヤツっていうイメージがあるからか、私は、バカというとどこか「俺はバカのせいで面倒なことになっているんだ」っていうニュアンスを感じる気がするのですが、どうでしょう?

大事なことは、マイナスなイメージ、苦手なイメージがあるからこと面倒に思えているということです。このマイナスイメージをプラスイメージに変えていくには、どうすれば良いか?

こういうのはどうでしょう。

バカに感謝してみる(笑)。

…まあ、無理ですよね笑。

では、これならどうでしょう?

バカという形容詞を「可愛い」に置き換えてみる

どうでしょう?これなら幾分か出来そうな気がしませんかね?(笑)

皆さんは猫、好きですか?猫可愛いですよね~。

猫って気まぐれな所もあるんですけどそれも含めて「あ~、可愛いな~。」って思いますよね!?

猫が粗相した位で「このバカ!!」とキレる人はそういないはずです。それはなぜか?可愛いからですよね。例えバカでも可愛いから許せますよね?

言葉だけでそんな相手への気持ちなんて変わるか!!って思うでしょ、思いますよね?

結構変わるんですよ、面白いことに。

これが所謂「言霊パワー」というヤツです。
私たちは言葉に縛られて生きています。言葉と共に生きています。「人生は言葉の奴隷だ」といっても過言ではないでしょう。

しかし、「言霊パワー」についてはまた今度話すとします。

本題に戻りましょう。

「また夜中に騒ぎやがって、あのバカ!!」

じゃなくて、

「お、また何かやってるな、可愛いな~アイツら(笑)。」

これだけで面倒ごとって消えると思いません?

先程は、「バカという言葉には面倒事を抱えている」というニュアンスがあると言いましたね。

言霊パワーのエッセンスは、この「ニュアンス」に依っている部分があるという風に私は考えています。

学生時代、部活でキャプテンを努めたことがあるんですよ。その時によく後輩の子達には

「部長とかキャプテンって言わないで、名字か名前で読んでもらっていいっすか?」

ってお願いしたのね(笑)。

これは私が、部長とかキャプテンっていう言葉に隠れた「威厳」のようなニュアンスがチームメイトとの距離感を疎遠化させてしまうのではないかと考えたからです。おかげかどうかは知りませんが、チームワークはなかなか良かったんじゃないかなーと思ってますよ!

という訳で、如何だったでしょうか。この記事が読んでくれた皆さんに幾分か有益な情報となってくれることを願います。

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