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オープンマイクで悪目立ちしないためのお作法

こんにちは。
夫婦で日本を旅する唄うたい森香の妻の栄です。

注:
タイトルが口幅ったくてごめんなさい。
自分でもしょぼしょぼ参加したり、夫がオープンマイクのゲストで歌ったり、ここ数年関わることが増えてきた、主にライブハウスやライブバーで開催されるオープンマイクの会の印象について書きました。
あくまで私が見た範囲でのお話です。

8月31日というか、9月1日というか、真夜中に無事に名古屋のうちに帰りました。

スーパーブルームーンということで、大きな満月を眺めながらの帰宅でした。
旅に出てから、満月を二回見たことになります。
月の満ち欠けを見ていると、人の一生の儚さを感じますね。

7月31日に始まった夏の祈りの旅が無事に終了しました。
ありがとうございました。

台風がすぐ横を通過したり、途中でnoteを始めたり、すごい宿に泊まったり、絶景に遭遇したり、奇跡の出会いがたくさんあったり、感動もりもりの良き旅になりました。

コロナパンデミックが起きてから、皆さん大変だったと思いますが、一番初めに槍玉に挙げられたライブシーンは「悪いもの」というレッテルを貼られ、止まってしまいました。
どのお店も大変だったと思います。

お店も大変ですが、それまで普通に集まってライブを開催していた人たちも、人を集めてはいけない、大きな声を出してはいけない、移動してはいけない、とだめだめ尽くしで自身の存在価値を全否定された気がした、という話をよくききました。
旅する唄うたいである森家もほぼ2年間旅ができなくて家の中で引きこもって暮らしました。(この話はまたいつか)

森家は昨年の夏の祈りの旅から日本をうたいながら旅する暮らしにもどりましたが、世の中が変わったなぁと思うことがたくさんあります。

ライブをするよと言っても以前のようにお客様は戻ってこないし、ライブをするよと大きな声で言えない地域もまだまだあるみたい(2023年8月の聞き取り)。

これからどうなるのか先行きはまだ見えませんが、誰かが動かなければ何も変わりません。
お客様がいてもいなくても、会場が許してくださる限り足掻いていこうと思いますし、知り合いのツアーミュージシャンの方々も相当な覚悟で回っていらっしゃるようです。

そんな中でもオープンマイクはどこも大賑わいなんだそうです。

オープンマイクは普段ライブを開催しているお店がマイクを開放して、誰でもステージの上で自分のやりたいことを発表できる場を設けている会のことです。

ほんとは弾き語り限定ではなくて、詩の朗読や、演説、大道芸のようなパフォーマンスもやってもいいようなんですが、ライブハウスやライブバーなどが開催することが多いので、自然とギターやキーボードの弾き語りが多いみたいです。

日本の各地でオープンマイクの現場に参りましたが、それぞれの会場ごとにローカルルールがあるようです。事前に問い合わせをするとまごまごしなくてもいいと思います。

三重県紀宝町のMusic Cafe Folksさんのオープンマイクがすごく思い出に残っております。
マスターがステージに上がる人を呼びこみます。
この時に、演奏に加わりたい人は「ギター弾いていい?」「カホン入れていい?」と演奏者に許可を求めていらっしゃいます。
またサポートを頼みたい場合はステージに上がる時に「お願いします」とサポートを頼んで一緒にステージに上がり、PAの方に一声かけて、音量調整などお願いしています。

演奏者は歌う前に軽く自己紹介をなさいます。
サポートメンバーさんも「ギターは〇〇さん、カホンは〇〇さん」と紹介してから演奏が始まります。

集まった人たちはステージの演奏を聴いて、拍手や声援など惜しみなく送っています。

演奏が終われば、「ありがとうございました、〇〇でした」とご挨拶してステージを降ります。
マスターももう一度名前を紹介して次の人を呼び込みます。

転換は集まった人が協力して、ささっと進めていきます。

ラストは全員で一曲セッション!
音楽と場を共に作り上げている感じかして、とても心地よかったです。

お店ごとにそれぞれ違うオープンマイクの会ですので、自分に合うところを探すのは楽しいでしょうね。

どんな会場のオープンマイクにも、それぞれのルールがあると思います。勝手な思い込みで振る舞うと居心地の悪いことになってしまいがち。
集まる人は音楽好きな人ばかりですので、わからないことは観察して聞いてから行えば、悪目立ちせずに仲間になれると思います。

そして何より、大切なのは自己紹介。
どこから来た誰かを大きな声で聞こえやすくはっきりと名乗っていきましょう。

誰か知らん人のうたより、〇〇さんがうたううた、の方が聴きやすいものです。

さてそんな楽しいオープンマイクの会のゲストとしてうたう機会が増えてきた森香です。

8月30日、伊勢市の音楽工房TAGAさんでのライブもそんな会になりました。

伊勢市で、家業とお勤めとシンガーとその他諸々地域の世話人などを務め、何足の草鞋を履いているのかわからないできる男オグロックにお世話になった会でした。

コロナ禍でしばらく会えなかった伊勢の音楽仲間に声をかけて集まった人たちとのうたの会。

音楽工房TAGAのご主人と。

オグロックが音響やら司会進行を務めてくれました。

みなさま楽しそう!
ありがとうございました。


一人で長く時間を使っちゃう人や、農業をしているので朝が早くすぐ帰りたい人や、久しぶりに会ったからおしゃべりしたい人もいたけど、オグロックの仕切りで会は和やかに進行しました。
みなさま譲りあって聴き合って、のこなれ感。長年の積み重ねを感じます。
すごい。

森香のセットリストは
『クソガキの夏』
『八月の雲』
『平和の匂い』
『渋滞』
『損』
『ともだちのうた』
『たましいのうた』
『おくりうた』でした。

いただいたアンコールは、オープンマイクの時間が押してしまったため自分はうたわなかったオグロックにお渡ししましたよ。

オグロックのうたを全員で合唱!

オグロックのギターで、地元の人気食堂の思い出の歌を全員で歌いました。
なんて大人なんだ、オグロック。
ありがとうございます。

ありがとうございました!
森香とオグロック。
オグロックが撮ってくれたよー!
ありがとうございます!
音楽工房TAGAさん、
またよろしくお願いします!


☆☆☆
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