【収益直結】クリックされる記事タイトルのつけ方【3つのポイント】
みなさんこんにちは。でくです。
このnote記事では、現在ブログを運営していて、『ブログ収益がイマイチ伸びないなぁと悩んでいる人』向けに、【Google検索からの流入を増加させるタイトル付けのテクニックを3つ】ご紹介したいと思います。
webライター兼ブロガーをしている私にとって記事のタイトル付けは生命線です。
タイトルを制すものはブログを制すといっても過言ではありません!
そしてそれは結構色々な人が言っていることなのですが、具体的に実践できている人は多くないのが現状です。
「いやいや、タイトルづくりには気を付けてるよ」
「ちゃんと内容が伝わるわかりやすいタイトルづけを心掛けているよ」
という人も多いかと思うのですが、皆さんはどういうところに気を付けていますか?
一目で見てわかりやすいということ
長くならないようにすること
内容がきちんと表現されること
とお答えになる人も多いです。
ではもう1つだけ質問させていただきます。
そのために『具体的に』気を付けていることは『なにか説明できますか』?
ここまで聞かれると、実はハッキリと説明することができる人は結構少ないです。
タイトルづくりを感覚的にやってしまっていると、この質問には答えることができないんです。
記事タイトルは、Google検索をした人がその記事をクリックするかどうかを判断するほぼ唯一の情報です。
そして人間は多くの情報を並べられたとき、すべての情報を合理的に処理することはできず、パッと見の印象や断片的な情報で判断するということがわかっています。
つまりブログを書く場合には、パッと見の印象で「あ、この記事は私が読みたい記事だ」と思わせる必要があるのです。
今回紹介する3点はそのためにできる具体的な方法です。
Google検索の上位に表示される記事は例外なく、今回紹介する3つの特徴を備えています。
今回はブログ記事のタイトル作成のテクニックを3点紹介するとともに、それがなぜ大事なのかをお伝えするだけでなく、
実践できているタイトルと実践できていないタイトルを比較しながら
皆さん自身にそれを体感してもらう記事になっています。
これを読んでいただければ、心の底から納得してブログ記事タイトルのリライトを行うことができると思います。
記事タイトルをつけるときに大切な3つのこと
先に結論から言ってしまいます。今回の要点は以下の3点です!
①記事タイトルは必ず30字以内に内容が伝わるようにする!
②記事内容の一番重要なポイントがタイトルの文頭にくるようにつくる!
③記事タイトルは文章ではなく単語ベースで構成する!
それぞれ見ていきましょう!
①記事タイトルは必ず30字以内に内容が伝わるようにする!
Google検索で何かを調べたときに記事タイトルとして何文字表示されるか知っていますか?
試しにお手元のスマホやPCで検索をしてみてください。
パソコンだと大体30~35文字、スマホだと25~28文字くらいですよね?
つまり、記事タイトルは長くつけてもそもそも表示されないんです。
実際に表示されるのは30字前後しかないんですよ。
てことは、数あるブログから自分のブログをピックアップしてもらうためにはその30文字に最も力を入れなくてはならないということなんです。
30字以上のタイトルは無駄なのか?というと決して無駄ではありません。
記事のSEO的には効果がありますので、情報をタイトルに盛り込んでおくこと自体は推奨します。詳しくはこちらの記事で解説しています。
話を戻します。
しかしいくら効果があるといって、タイトルを長くつけても最初の30字程度しか表示されないため、人を呼び込むためにはその30字にこだわろうという話です。
実際に検索上位に登場してくる記事は、確実に30字で内容を伝えきれるようにできています。
30字以上になっていて切れていたとしても、切れる場所まで読めば記事の内容が伝わるようになっているはずです。
これが記事タイトルをつける時の大原則になります。
じゃあその30字を作る上で何を大切にすればよいかというお話になるのですが、それが次の項目です。
②記事内容の一番重要なポイントがタイトルの文頭にくるようにつくる!
この理由はタイトル30字制限と似ています。
実は、人はGoogleなどで検索をして情報を探しているとき、記事タイトルの一番最初のところしかほとんど見ていないんです。
皆さんが何かを検索したときに、まず一番最初に見るのは検索の一番上位のものですよね? つまり記事の順番が高いものです。
記事の登場順というのは、検索ワードに対する適合度と、記事がいかに読まれているかによって決まります。だから上位のものほど読むに値するということになります。
では、検索時に次に意識しているのは何でしょう?
それは「この記事の中に自分の求める情報があるか?」ということなんです。
当たりまえですよね。
でもそれを判断するときに、人間が一番判断材料として重視するのは『文頭』なんです。
たくさんのブログ記事の中から最適なものを選ぼうと思ったとき、ブログの記事タイトルを一つ一つ吟味する人はいません。
1つの記事タイトルに目をつけている時間は1秒にも満たないのです。
その一瞬で「この記事は読むに値するかどうか」が判断されてしまうわけです。
例えばこんな2つのタイトルを比べてみましょう
★【初心者でも安心】たった10分でできるWordpressブログの始め方
★エックスサーバーの使い方をワードプレス初心者にわかりやすく
これは実際に「Xサーバー 使いかた」で検索した時に表示されるブログ記事のタイトルです。
あなたが初心者だったとしてどちらの方がクリックしたくなるでしょうか?
おそらく上の方がクリックしたくなりますよね?
【初心者でも安心】というのが一番最初についているので、
「あ、この記事は初心者向けの記事なんだな」と一瞬で判断がつきます。
もちろん2つ目の記事も「初心者にわかりやすく」という文言が入っていますが、後ろの方に配置されているので、それが伝わるまでにコンマ何秒かの差があるわけです。
人間の脳は、このコンマ数秒の間に高速で情報処理をしているので、このタイミングで「いいな」となるか「うーん」となるかの印象の差が、タイトル全体の印象を決定づけるんです。
実際にそれぞれの記事を読んでみると、どちらも中身の優劣はつけがたい感じです。どちらの記事も情報量が多くて丁寧に解説されています。
初心者がブログをはじめる上でどちらが役に立つかと問われれば、ほぼ同等の価値があると言えるでしょう。
しかし検索をする人はタイトルだけで判断をしています。
しかも文頭のもつ影響力でほぼ決定しているんです。
それだけで「読まれるか」「読まれないか」という天国と地獄のような事態が起こるわけです。
記事は検索に出たとしてもクリックしてもらわないと読んでもらうことすらできません。
記事の内容の優劣ではなくて、記事がクリックされるかどうかの方が入り口としては大事。
だから内容を的確に示すピンポイントな表現を文頭に置く必要があるんです。
タイトル文頭に置くべき、「記事の内容を的確に示す表現」とは?
内容を的確に示す表現とは、
①誰に向けた情報なのか?
②売りは何か
という2点です。
内容は後ろの方でも構わないんです。
なぜ内容は後ろでいいのかというと、そもそも検索で結構上位に出てくる時点で、内容に関してはある程度絞り込みされているわけです。
Google検索サマサマですね。
つまり、並んでいる記事のほぼすべてが基本的には同じ内容で書いているんです。
だから皆さん検索するときに最初の1ページの上位3つくらいで、多くの疑問や問題が解決するでしょう?
なので、大事なのはその中から『選ばれるための印象付け』です。
印象さえよくなれば、人は無意識に目にとまる時間が長くなり、きっちりタイトルの後ろの方まで読みます。
記事の内容に関する記述はそのあとででも遅くないんです。
先ほど紹介したタイトルを具体例に見ていきます
★【初心者でも安心】たった10分でできるWordpressブログの始め方
①文頭に【初心者でも安心】とあることで誰に向けた情報なのかが一目でわかりますね。
②10分でできる、という情報を入れる事で、情報のシンプルさと説明の丁寧さをアピールしています。これが売りですね。
そして内容は後ろの方の「ワードプレスブログの始め方」と完結に含められています。
半角英数字2つを1文字とカウントすると、ぴったり30字です。
これは本当に素晴らしいタイトル付けですね!
お見事の一言に尽きます!
競争率が高く激戦区な「Xサーバー つかいかた」という検索ワードの上位にくるにはそれだけの理由があるってことなんですね。
簡単にマネできるテクニックとしては、一番の売りを【】内に入れて、印象を与えたい内容を文頭に近くに置くクセをつけましょう。
文頭の方に重要なことを置いた方がいい理由は他にもあります。
実は30文字に収めたとしても、スマホの検索画面では26文字程度しか表示されないため、末尾の方が切れてしまいます。
そうなると26文字目前後に大事なことがあるとそこが切れてしまうため、たとえ内容が伝わったとしても、重要度が伝わらないわけです。
文頭であれば切れることは絶対にありません。
だから文頭が重要なんです。
「Xサーバー 使い方」をスマホで検索して出てくる先ほどの記事タイトルは
★【初心者でも安心】たった10分で出来るWordpress…
になります。
文字数が減っても情報量が減っておらず、ほとんど内容が劣化していないですよね?
内容の含まれているタイトル後半が削れたとしても、おおよその意味をとれてしまうんです。
これは人間の脳が足りない情報を補う力に長けているからです。
それをうまく活用してあげるんですね。
ちなみに先ほど例に出した2つ目を同じ字数で切ると
★エックスサーバーの使い方をワードプレス初心者にわ…
こうなります。よく読めば初心者向けの記事なんだろうなぁという推測はできますが、ぱっと見では内容がつかみづらいですよね?
これでは印象が悪くなってしまいます。
これでいかに記事タイトルの前半ほど大切かがよくわかっていただけたかと思います。
そしてこの上にさらに実践していただきたいのは、30文字におさめて、かつ肝要なことを文頭に持ってくるために、情報をいかに絞り込み、かつストレートに伝えるかの技術です。
それが続く、最後の項目です。
③記事タイトルは文章ではなく単語ベースで構成する!
最後にお伝えするのは、記事タイトルのつけるときに文章化しないということです。
実は日本語の文章は文章にすると重要なことが後ろに行きがちになる傾向があります。
例文)
「就職して初の給料が出たので両親をディナーへ連れて行った」
この文章で一番大切な行動の部分はディナーへ連れていくことです。
けれどそれは文の後半になってしまうため、最初に目に飛び込んでくるのは初任給になってしまうわけですね。
これはタイトル付けにおいては大きなロスになることはこれまで説明してきた通りです。
他にも文章にすることのデメリットがあります。
それは文章にすると必然的に文字数が増えるということです。
例えばこんな文章があります。
例文)
「帰りに近所のスーパーでトマトを買ってきてと母から頼まれた」
普通の文ですよね? 字数は28文字です。
でもこれってもっと少ない字数で伝えられるんですよ。
「帰り 近所 スーパー トマト 買ってきてと母」
どうですか?
一部の助詞と語句を抜いたんですが、意味伝わりますよね?
これで18文字です。
実に10文字もの字数節約になりました。
割合にすると35%OFFです。
割引率ならめちゃくちゃ嬉しいですよね!
少し前に話題にしましたが、人間の脳の「補完能力」というのはかなり高いです。
たとえ不完全な文でも意味が通るように脳内で言葉を補って読むことができるんです。
つまり28文字の文章は、18字で表現しても伝わるということです。
30字というのはかなりシビアな文字数で、伝えたいことをたった30字におさめるのは大変です。
クリックされるために大切な事は『中身が見えるタイトルである』ことですから、そのためには別に文章として完成されていなくてもいいわけです。
だからタイトルをつけるときは、意味が通る完成された文章にこだわらず、不要な文字を1つでも削ってタイトルに込めた内容の密度が濃くなるようにしましょう。
具体的にどういうワード選定をしてタイトルに盛り込めばいいかについては、こちらの記事が役に立ちますので、参考にしてください。
まとめ:このnoteのタイトルを分析してみましょう
最後にまとめです。
いま皆さんが読んでるこのnoteのタイトルはどうでしょう?
★【収益直結】クリックされる記事タイトルのつけ方【3つのポイント】
33文字です。
なんだ字数オーバーしてるじゃねえか!ってお思いの方もいるかもしれませんが、よく見てみてください。
まずPC表示で削られた場合はこうなります。
★【収益直結】クリックされる記事タイトルのつけ方【3つのポイ…
さらにスマホ表示で26文字にされた場合はこうです。
★【収益直結】クリックされる記事タイトルのつけ方【3つ
つまり全体としては33字ですが、伝えたい情報はすべて26文字以内に入るように設計しています。
文頭でプッシュしたいポイントを押さえて、削られたとしても情報の劣化がないギリギリの設計です。
ちなみにこれと同じ内容をテキトーな文章で書くと
★ 記事タイトルのつけ方は収益に直結。クリックされるために重要は3つのこと
これだと一見して意味伝わらないですよね?
もちろんよく読めば伝わりますが、よく読まないといけない記事タイトルは、そもそも読んでもらえないんです。
このように記事タイトルをつけるときに3つのポイントに絞って書いてあげることで、検索からの流入が大きく変わります。
検索画面からのクリックが増えるとGoogleからの評価は高まります。するとさらに上位に表示されるようになります。
中身が似ていたり、中には検索下位の記事の方よりも内容がイマイチな記事が検索上位に来ることがあります。
これはタイトル付けのマジックをうまくつかっている結果だったんですね。
ぜひこれを参考にこれまで書いた記事のタイトルをつけなおしてみましょう!
この記事がみなさんの役に立てばうれしいです。
記事が良いと思ってくださった方は♡(スキ)や、SNSで記事を共有していただけたら、とても嬉しいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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