⑧ミュンヘン公立幼稚園の見学・後編
【2020年1月30日(木)ミュンヘン】
園舎の2階に、運動のお部屋があるので移動しました。
階段スペースには、大きな観葉植物と子どもたちの活動紹介パネルが飾ってありました。
2階のお部屋はホールのような場所です。
運動の道具、マットやロープを運動の先生が用意なさっていたのですが、この型は療育のプロフェショナルでもあるということでした。
今日のテーマは「冬の雪山」だそうです。
子どもたちが入ってくると、よじのぼったり滑ったり、自由にからだを動かし始めました。
補聴器とメガネを装着している子もいます。
おそろいの体操服はありません。
おうちから持ってきた「動きやすい服=運動用の服」に着替えています。
びっくりするぐらい、先生は「見守るだけ」。
輪っかを体に巻き付けた子がマットを転がり落ちる遊びを何度もやっているのを見て「私も使いたいのに貸してくれない」と先生に泣きついたときだけ、泣いてる子に寄り添っていました。
かといって「ほら!〇ちゃん!順番こよっ!」なんてことは言ってない。
お部屋の奥には、こんなトンネルがありました。
スヌーズレンでした。
きらきらと不思議な光がきれいなトンネルです。
スヌーズレンの語源は、オランダ語のSnuffelen(くんくん匂いを嗅ぐ)Doezelen(うとうとする)という2つの言葉から出来た造語だと言われています。重い障害を持つ人々のための施設で使用され始めたものですが、現在は家庭や学校、病院、高齢者福祉施設など色々なところで活用されています。まどろんで、リラックスして、安心できる空間です。
活動を何もしたくない子のようす
お集まりのときに「何もしたくない」を選んだ子はどうしているのかな?と思って会いに行ってみました。
お絵描きしたいけど、アートのお部屋には行きたくなかったみたいです。
こちらの子どもたちは…
ドールハウスで遊んでいます。
そして
奥の男の子たちは、カーペットの上で人形などを並べて遊んでいるし、
手前の女の子たちは自宅から持ってきた軽食を食べています。
なんにもしたくない子を集めて、先生をつけるという感じではなく、子どもがいる部屋の中に先生がさりげなく2人くらいいて見守っているという雰囲気でした(先生もおしゃべりしてたし)。
お外あそび
それぞれの活動が終わると、外遊びの時間になりました。
外遊びはみんなでお庭に出て、好きなことをします。
先生たちも外へ出て「見守り」ます。
ブランコもナチュラルな雰囲気です。
乗るのではなく、ぶら下がる二人(笑)
みんなでサッカーをしています。
お砂場コーナーでは女の子たちが遊んでいました。
木材で手作りされた砂場は高さが高いので、立ったまま型をとったり水を流したりできて遊びやすそうでした。
まだまだお伝えしたこと、お見せしたいものがたくさんあります。
機会があればまた…
今回の幼稚園見学のお手伝いしてくださった「BLANCO」の麻里枝(Marie MIYAYAMA)さんは、映画監督でもあります。
アートによる協働のひとときをアレンジするお仕事をなさっています。
ふだん、国籍とか男女とか障がいとか大人と子どもとか、そういう「枠」で物事を見たり判断したりされたりに疲れ切っているので、麻里枝さんの活動のお話をもっと伺いたかったです。
ドイツ料理のランチ
さて、お昼ご飯をご紹介します。
例の「ひとり1品」制度があるんでね…ボリューミーです。
ドイツ料理といえばこれ!という料理が左側のお皿。
シュニッツェル(das Schnitzel)を頼みました。ところが。
ん?えっ!サ、サラダにもカツが入ってるじゃん!!
ボリューミーです(泣)
ザフトショーレというものです。
ザフトショーレ(Saftschorle)は「ジュースを炭酸で割る」というオーダーです。ストレートジュースより炭酸で割って飲む人が多いそうです。
ほんとに炭酸大好きなんですね、ドイツ人。
私も炭酸は好きなので合うわー。
ミュンヘン半日が終了(まだ半日!)。
午後は木のおもちゃ屋さんへ行きます。