100字物語「少年のさがしもの」#第16話
少年は地図を探していた。海の見える駅のホーム。女子高生が3人。潮風に首をすくめ、オクターブで笑い声をあげる。警笛を海鳴りが追い立て、やって来た列車が彼女たちをさらっていくと、猫が一匹うずくまっていた。
(to be continued)
毎回、ぴったり100字で1枚のフォトジェニックなショート・ショート風ストーリーを連載。100話完結をめざし、物語をつなげていきます。テーマは、少年のさがしもの。何がみつかるかは、お楽しみに。
サポートをいただけたら、勇気と元気がわいて、 これほどウレシイことはありません♡