ことしが、飛躍の年になりますように。

あけましておめでとうございます。

「去年今年貫く棒の如きもの」　高浜虚子

新年を迎えるたびに、いつも虚子の句を思います。
時間は連続していて同じ流れであることを思いながら。

さて、皆様の2023年のはじまりは、いかがでしたでしょうか。
わが家では３年ぶりに長男が帰省し、すこし賑わしく、けれども変わらぬ朝を迎えました。

自分にいささか（いえ、ずいぶんと）甘い私は、新年の抱負を守れたことはありませんし、わりと早々と放棄してしまいがちですが。
でも、宣言をしておけば、それが少しばかりは、甘きに流されがちな己への戒めにもなるかと。

とりあえず、一日千字をめざしたいと思います。
そうして、少なくとも『月獅』を完成させるつもりです。
並行して、あたためてきた題材にも取り組みたいと思っています。

2023年も、よろしければ、お付きあいいただけると、
これほどの喜びはございません。
どうぞよろしくお願いいたします。

2023年が、皆さまにとっても軽やかに飛躍する年となりますように。

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