100字物語『少年のさがしもの~リターン篇』#第61話
朔と蓮は商店街で買ったコロッケを頬張る。1年にサックスのうまいヤツがいてさ。蓮がぽつりと語る。文化祭のパートがそいつに決まったんだ。朔には言葉が見つからない。日常は変化する。それを僕らは時どき忘れる。
<登場人物>
朔:主人公・中学2年
蓮:幼なじみ
シロップ:朔の飼い猫
湊さん:同じクラスの女子
青山:クラスメイトの男子
朔の父:遠洋タンカー乗り
(to be continued)
* * * * *
リターン篇は50話までと対になっています。
この話の表面(A面)は、こちら。
あわせてお楽しみください。
前話は、こちらから、どうぞ。
1話から50話までは、こちらから、どうぞ。
https://note.com/dekohorse/m/m355fc166d61f
* * * * *
同じ『少年のさがしもの』をベースにした
橘鶫さんによる『鳥たちのさがしもの』も、
ぜひ、お楽しみください。
いいなと思ったら応援しよう!
サポートをいただけたら、勇気と元気がわいて、
これほどウレシイことはありません♡