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100字物語「少年のさがしもの」#第28話

少年はロックを探していた。一晩中雪が降り続いた翌朝。つらなる銀嶺は神々しい光を浴びて目覚める。凛とした空。樹氷を揺らす風。ボードを抱えて林間の道をのぼる。猫が肩に飛び乗った。新雪を蹴散らして初滑りだ。

(to be continued)


毎回、ぴったり100字で1枚のフォトジェニックなショート・ショート風ストーリーを連載。100話完結をめざし、物語をつなげていきます。テーマは、少年のさがしもの。何がみつかるかは、お楽しみに。

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