100字物語『少年のさがしもの~リターン篇』#第56話
3連休に今度は朔が蓮を青春18切符の旅に誘った。薄が金色に揺れている。各駅停車でバカ話ばかりが弾む。聞きたい言葉は、風に連れ去られる。不安は期待の裏返しだと兄貴が言っていた。どこかで猫の鳴き声がした。
<登場人物>
朔:主人公・中学2年
蓮:幼なじみ
シロップ:朔の飼い猫
湊さん:朔の同じクラスの女子
(to be continued)
この話の表面(A面)は、こちら。
あわせてお楽しみください。
51話からは、舞台を逆にさかのぼっています。
50話ー51話。49話ー52話。48話ー53話。‥‥と対になります。
1話~50話までが絵葉書の表面(A面)。
100話~51話が裏面(B面)になるという造りです。
表は風景。裏は物語。という構成。
51話からはストーリーが縦につながります。
表と裏の読み比べと合わせて、物語の進展も
お楽しみいただけると幸いです。
1話から50話までは、こちらから、どうぞ。
https://note.com/dekohorse/m/m355fc166d61f
前話は、こちらから、どうぞ。
同じ『少年のさがしもの』をベースにした
橘鶫さんによる『鳥たちのさがしもの』も、
ぜひ、お楽しみください。
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