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距離のとりかた@依存症 #2


昨日のつづきになります。
前回に引き続きこの記事でも、自分の体験からの話になるので すべてのどなたかの依存症とは当てはまらない部分もあると思います。
ですが逆に、共通する部分もあると思いますので よろしければ最後までお読み頂けるとありがたいです。


第一に 「そのものから離れると、今 決意する!」

と言いました。

上から順に解説してみます。

① 『それ』を好んで常用している人たちから距離をおく、離れる、近付かないこと

まずは

『人』との距離です。

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せっかく決意しても、それを使っている人とこれまで通りに付き合うことは、誘惑の罠に自ら 飛び込みに行くようなものです。
なにも 一生の縁を切る必要がある、と言っているわけではありません。

大事なことは、
その人たちとの繋がりが、これからも共に歩む何にもかえがたいこの自分自身よりも大切なものなのか、を よ〜くよく感じてみることです。
考えるのではなく、軽く目をとじ、胸のあたりに意識をおいて深い呼吸を繰り返してから、自分に聞いてみてください。
このとき、人によっては 胸に自分の手を当ててみるとより感じやすいかもしれません。

頭で考えてしまうと、
その人間関係との様々な思い出や、思い込みによる まさに思考から、あなたがいま 本当に望んでいることが見えなくなります。

もっと言うと、望みそのものは確かに“そこに”存在しているんだけど、いつかどこかで植え付けてしまった刷り込みや、思い込みや、エゴの介入により自分のほんとうの声が聞こえなくなったり、モヤがかかり見えなくなったりしてしまうのです。

【大事】
こういうときに思考を使ってしまうと、思考によって生まれる感情の音をひろってしまい、ハートの声(本当の自分の声)なのか、感情的なものなのか、惑わされやすいので注意が必要です。

たとえ薬物ではなく、『アルコール』や『グルテン(小麦製品に含まれるタンパク質のひとつ)』、『白砂糖』の類でも それぞれ作用する時間や大きさに違いはあるものの、私たちが本来兼ねそなえている脳機能をくるわせたりして、正常な判断がむずかしくなる可能性も秘めています。

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【補足】免責事項
これはあくまでも私の肉体・精神の実体験から分析〜研究記録であり、私は医師免許や栄養士の資格保持者ではありませんから、記事内容についてのご判断はお読みくださる方それぞれの責任においてお願いいたします。
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次に、

『場所』との距離をとる。

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② 『それ』がある場所、扱っている場所、出てくる場所・・そのような機会から離れる、距離をおく、行かない、立ち寄らないこと

『アルコール』に限らず、ある程度人口が多い街に暮らしていれば今の日本では、スーパーや特別な専門店に行かなくても、コンビニでも、なんでもと言っていいくらいに様々なものが手に入りますよね。
手に入れやすく、便利と言えば便利。距離をおかなくてはならない対象者にとっては、苦痛を伴う状況になることは常々あると思います。

『アルコールの場合』
スーパーやコンビニに限らず、街角の自動販売機、駅付近(今は少ない?)、飲食店、宿泊施設、など
また、家や外出先でTVを観ればCMに、ドラマを観れば広告主が存在しますからだいたい“飲むシーン”が出てきます。

『グルテンの場合』も、
一見すると国産の利用率も徐々に変化しているように感じられるかもしれませんが、この国では特に米国からの小麦の輸入量も年々右肩がりで、わざわざそれを消費するために様々な小麦製品や商品を開発したり、あたらしい名物になるようなスイーツを流行らせたり・・しているようにしか私には見えません。

そんな感じで、『アルコール』や『小麦製品(パン類、お菓子、スイーツ類、麺類、etc‥)』も、今の国内では、ほとんどどこに行っても、だいたいは手に入れることが容易な環境と言え、国内で暮らしている限り今のところ誘惑はそこらじゅうに広がっています。

ちなみに、

これを読んでいらっしゃる方の多くがもしかすると、依存症の話で なぜに『グルテン』が?と思われるかもしれませんが
グルテンに依存性があることは、かなり前から海外での研究でもわかっていますし、一般的なパン食をされている日本人の多くが『グルテン依存』だと私は以前より感じています。(もちろん色々調べた上での考えです)

これは、昨年から続いている新型ウィルス禍から派生して様々な事実が明るみになってきていることを、みなさんもよくご存知かと思いますが。
関連して、輸入小麦(グルテン依存)についても、そんなコントロール下にあるものの一つであるいうことを、ご存知ない方は一度認識されるとよいかなと思います。
小麦製品をわるモノにしたいのではありません。
ただ、私たちが自分の意志で選んでいると思っているものの中には、既にそれを選ぶようにセットされていた、ということが多々含まれているのだと・・
自分には関係ない話だよ、という方はスルーしてくださいね。

『グルテン』については別の記事でくわしく書けたらと思いますので、ご興味のある方はまた覗いてもらえると嬉しいです。

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3番目に

『時間』を活用する。

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③ 最初は特に、また しばらくの間は、『それ』に関する全ての情報から自分とを離れさせる、隔離するというくらいの意志を持つ

何事を成すにも、時間は必要ですよね。(まあ、この次元で暮らしている分には‥ですけど)

その時間を生かすもころすも、じぶん次第。

今まで、あなたの時間は それにばかりかけていた、かもしれません。
集中していたというよりは、執着していたに近いか、そのものな はず。 

しっかり離れると決めて、距離もとることにした。
そしたら次のステップを取り入れるためにも、時間を味方につけて時間を活かす意識を持つとよいです。

それに夢中になっていた今までの時間の使い方は
それを得るためにと、もしかするととても効率よく時間を使いこなせていたかもしれません。ですが、心はどうでしたか?
ちゃんと自分の内側の、自分の中心にどっかりと座っていたでしょうか。
それに夢中になっていた頃のあなたはおそらく、自分の大切な操縦席をそれに明け渡してしまっていたかもしれません。

私もまだまだ、スルッと中心からズレてしまうことがありますが、依存症で苦しんでいた頃とはもう、比べ物にならないほどの差があり、今は ズレても割とすぐに戻れるようになりました。

何事もそうだと思いますが、最初は練習と思い 一歩ずつあゆみを進めていくことが大切だと言えます。


今回はここまでとします。


まとめ

依存しているものから離れると決めたなら
1、それと関わりのある『人』と距離をおく

2、それと関わりのある『場所』から離れる

3、『時間』を活用して自分の味方にする

次回は、補足と次のステップについて書いてみようと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。


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