【発達凸凹、引きこもり、精神疾患】たろ(17歳)の散髪事情。
3人の我が子が揃って発達凸凹、不登校、引きこもり、うつや自傷行為、拒食に過食、癇癪、感覚過敏などの精神疾患(症状)で荒れる日々を送ってきた
2010〜2016年までの6年間の我が家の様子を綴った物語が、2023年1月に書籍となり、出版させて頂きました。
外の世界で生きることに適応していけなくなったあの日から
心の世界を向いて生きてきた親子の物語です。ぜひ読んでくださいね😊
発達凸凹の子どもさんで多動や感覚過敏の特性が強い子は、散髪が大変だったりしますよね。
不登校や引きこもりの人にとっても散髪はハードルが高くて、行けない人は多いようですが、
(美容師さんに色々(学校の事や職業なんか特に)聞かれるのは嫌ですよね…😥)
我が家の発達凸凹な弟たろ(17歳)は、0歳児から入園した保育園時代は普通に散髪屋で髪を切っていましたが、5歳児クラス辺りから集団生活や日常生活でも不適応を起こすようになってから感覚過敏や癇癪、衝動性が激しくなっていき、人から見られる事に対しても強い苦痛や緊張を感じるようになったので、散髪屋に連れて行くのが大変になってしまい、散髪で髪型が変化した後は毎回学校へ行くのを拒否するか、学校で帽子を脱ぐのを拒んだりしていました。
高学年になる頃にはさらに自意識が強まり、外や人、場所への緊張や苦痛さを強く感じるようになったので、散髪屋の店の外で30分〜40分、心を整える時間が必要だったりする事が多くなってしまいました。
そんな弟たろ、実は中学2年生から今日までの約4年間は散髪屋には行っていません。
4年間も散髪に行かずに伸ばし放題でいたら、きっと頭の上に“ちょんまげ”が結えるほど長く伸びてるはずですが、実はたろは…
めちゃくちゃナイスなデザインヘアーで過ごしております😊
なぜなら…
✨アニキが切ってくれるから〜✨
そう、兄じろ(22歳)がバリカンとすきバサミを駆使して、お風呂場で弟たろの髪を切ってくれるのです✂️(チョキチョキ)
4年もの間、弟たろの髪を切り続けている兄じろは、毎回仕上がりのチェック、反省を繰り返していくうちに段々と腕前が上達していき、最近ではそんなテクニックどこで覚えたんだというくらいに良い感じに仕上げてくれるので、そろそろ散髪代金を払ってあげたい気分です。
(たろの小遣いから…😊💰)
そして何と前回の散髪では、眉毛まで整えてくれてるではありませんか!😳!
きっと散髪に行けない全国の不登校の子どもたちや引きこもりの人たちも、じろ兄ちゃんに髪を切ってもらうのを待ってるはず…
だから理容師免許なんか取りに行ってくれたら母は嬉しいんだけどなーっ!💕
終わり😊