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共感することで聞けた息子の本音

小2の息子は自閉スペクトラムの診断を受けています。
現在は通級を利用しつつ通常級に通っています。

ある日のお風呂での会話

「マスク生活がずっと続けばいいなー」
と息子が突然言ってきました。

私はなぜだろうと思いつつも
「そっか、
 マスク生活が続いたらいいと思ってるんだね」
と返しました。

すると
「マスクしてたらおヒゲが隠れるじゃん、
 だからずっとマスクがいいんだ。

 一年生の時の運動会でマスクを外さなかったのも
 恥ずかしかったからなんだよ。」

えー--
そうだったの?!

私はビックリ仰天。


息子は年中くらいから
口周りの産毛が目立つようになり、
それをすごく気にしていました。

そして1年生の運動会の時、
競技中はマスクを外すように指示されていましたが
学年でたった一人だけマスクをしたままだったのです。

当時はコロナに対する不安とか、
いつもマスクを着けているのにその時だけ外すという
イレギュラーなことに対応できないのかなと思っていました。


でも実はそんな理由があっただなんて・・

共感の大切さ

インストラクター養成講座の中で
「共感の大切さ」を学んできたので、
できるだけ日々共感するように心掛けています。

共感と言うと
相手の考えや気持ちをそのまま”受け入れる”
と考える方も多いかと思いますが、

相手の気持ちを”受け止める”
だけでも立派な共感です。

子どもの言っていることややっていることに対して
受け入れられないと思うことはもちろんあります。


冒頭の息子の発言に対する私の本音は
「もうこんな不自由な生活は嫌、
 マスク生活もうんざり。」
です。

でも息子の言ったことには
きっと何か意味があるんだろうと思い、
自分の気持ちは伝えませんでした。

だから息子の言ったことを受け入れるのではなく、
「あなたはそう思っているんだね」
と受け止めました。

息子はそこで共感してもらえたと感じたから、
本音を話してくれたのだと思います。

自分自身にも共感を

そうはいっても私も人間。

イライラする時もあれば、
疲れていて余裕がない時もある。

そんな時は共感できないどころか、
ちょっとしたことで
子どもを怒鳴りつけてしまうこともあります。

アカデミーの講師の先生方は
「そんなことがあっても大丈夫」と
いつも言ってくださるので、

感情的になってしまう自分を
責めることがなくなりました。

子どもを怒鳴ってしまったときは、
「今日はイライラしてたよね」
とか

「仕事が忙しくて余裕がなかったよね」
とか
自分にも共感をするようにしています。

そして気持ちが落ち着いたら
「さっきは怒ってごめんね」
と言って息子と仲直り。


私は共感ができるようになって、
凸凹育児がとっても楽になりました!

参考にしていただけたら嬉しいです^^