電気自動車で日本は遅れているのか?
世界的な潮流と日本の現状
近年、地球温暖化対策や環境問題への関心が高まり、自動車業界も電動化が加速しています。欧州や中国では、EV販売台数が急増しており、ガソリン車販売禁止の動きも出ています。
一方、日本のEV市場は欧米中韓に大きく遅れを取っています。2023年12月の新車販売台数におけるEVの割合は、欧州30%、中国25%、米国18%に対し、日本は3%に留まっています。
遅れている理由
日本がEV普及で遅れている理由はいくつかあります。
充電インフラ整備:欧米中韓に比べて充電インフラが整備されていない。
価格:EVはガソリン車よりも価格が高い。
消費者意識:EVの航続距離や充電時間に関する不安がある。
政府政策:欧米中韓ほどEV普及に積極的な政策が打ち出されていない。
日本の強みと今後の展望
しかし、日本にはEV普及に向けた強みもあります。ハイブリッド車技術:世界トップレベルのハイブリッド車技術を基盤に、EV開発を進められる。
電池技術:世界トップレベルの電池技術を持つ企業が多い。
小型車市場:日本は軽自動車を含む小型車市場が大きく、EVとの相性がいい。
政府も2035年までに新車販売を全て電動車にすることを目標に掲げ、充電インフラ整備や補助金制度の拡充など、EV普及に向けた政策を推進しています。
自動車メーカーもEV開発に積極投資しており、今後数年間に数十車種の新EVモデルが発売される予定です。
まとめ
日本はEV普及で欧米中韓に遅れを取っているが、ハイブリッド車技術や電池技術などの強みがあり、政府や自動車メーカーの積極的な取り組みによって、今後EV市場で巻き返す可能性があります。最近、サクラをたまに見ます。私も試乗してみましたが、素晴らしい車だとおもいます。コンパクトカーが人気の欧州に輸出すれば、競争力のある車になるのではないでしょうか?
日産は早くからリチウムイオン電池を電気自動車に搭載してきたし、リーフも、出し続けてる。また三菱もアイミーブを出しているので、色んな知見はあるはず。この2社の合作なので、是非とも世界で存在感を出して欲しいと思ってます。