ぷっくり甘いプチトマトを育てよう!~土づくり準備編&ネギの種まき~
自分の参考にするためにジェミニ先生に書いてもらいました。
コンパニオンプランツのネギを入れることは記事をリクエストをする際にお願いしました。今年はコンパニオンプランツのネギをトマトの周りに植えて地植えで挑戦したいと考えています。
~ジェミニ先生作の記事~
家庭菜園の定番野菜といえば、プランターでも手軽に育てられるプチトマト。赤や黄色、オレンジなど、色とりどりのプチトマトが実った姿は、見ているだけでも楽しいですよね。せっかく育てるなら、ぷっくりと甘くて美味しいプチトマトをたくさん収穫したい!
今回は、初心者さんでも失敗しない、甘いプチトマトを作るための土づくりと、コンパニオンプランツとして有効なネギの種まきについて、詳しく解説していきます。
プチトマト栽培における土づくりの重要性
甘くて美味しいプチトマトを育てるためには、苗選びや日々の管理はもちろん、土づくりが非常に重要です。なぜなら、土はプチトマトの生育に必要な養分や水分を供給するだけでなく、根をしっかりと張らせる役割も担っているからです。
良い土壌は、プチトマトの生育を促進し、病気や害虫に強い健康な株を育て、甘くて美味しい実をつけるために不可欠です。
土づくりに必要なもの
基本的な道具
耕うん機(またはスコップ)
くわ
ふるい
じょうろ
土壌改良材
堆肥(たいひ)
腐葉土(ふようど)
ピートモス
パーライト
バーミキュライト
苦土石灰(くどせっかい)
肥料
有機肥料(油かす、骨粉など)
米ぬか
土づくりの手順
土壌の酸度調整
プチトマトは弱酸性の土壌を好みます。pH6.0~6.5を目安に、苦土石灰を混ぜて調整しましょう。
基肥の施用
堆肥や腐葉土などの有機物を混ぜ込み、土壌の通気性、保水性、排水性を高めます。元肥として、有機肥料や米ぬかを混ぜ込みます。米ぬかは、土壌の微生物を活性化させ、養分をゆっくりと供給する効果があります。
畝(うね)作り
水はけを良くするために、畝を立てます。畝の高さは15~20cm程度が目安です。
マルチング
雑草の抑制、土壌の乾燥防止、地温の安定のために、黒色のポリマルチを張ります。
種から育てる場合
種まき
発芽適温は20~30℃です。育苗ポットに種をまき、土を薄く被せます。発芽するまでは、土が乾燥しないように管理しましょう。
育苗
発芽後、本葉が2~3枚になったら、生育の良い苗を選んで移植します。日当たりの良い場所で、水やりと肥料を与えながら育てます。
定植
本葉が7~8枚になったら、畑やプランターに定植します。株間は40~50cm程度が目安です。
米ぬかの活用方法
米ぬかは、プチトマトの甘みを引き出すために有効な肥料です。米ぬかには、以下の効果があります。
土壌改良効果
土壌の微生物を活性化させ、養分をゆっくりと供給します。土壌の通気性、保水性、排水性を高めます。
肥料効果
窒素、リン酸、カリウムなどの養分をバランス良く含んでいます。アミノ酸やビタミンも豊富で、プチトマトの生育を促進します。
害虫忌避効果
米ぬかの匂いは、一部の害虫を寄せ付けない効果があります。
米ぬかの使い方
ぼかし肥料
米ぬかに油かすや骨粉などを混ぜて発酵させ、ぼかし肥料を作ります。
追肥
生育期間中に、株元に米ぬかを撒きます。
土壌改良
植え付け前に、土に米ぬかを混ぜ込みます。
コンパニオンプランツ:ネギの種まき
プチトマトのコンパニオンプランツとして、ネギはアブラムシなどを寄せ付けない効果があります。ネギを種から育てる場合は、以下の手順で行います。
種まき
ネギの種まきは、3月~4月または9月~10月に行います。
育苗箱やプランターに種をまき、土を薄く被せます。
発芽するまでは、土が乾燥しないように管理します。
育苗
発芽後、本葉が2~3枚になったら、生育の良い苗を選んで移植します。
日当たりの良い場所で、水やりと肥料を与えながら育てます。
定植
本葉が5~6枚になったら、畑やプランターに定植します。
株間は10~15cm程度が目安です。
プチトマトを定植する際に、株間などに一緒に定植しましょう。
その他
連作障害を避けるために、ナス科の野菜を同じ場所で続けて栽培しないようにしましょう。
日当たりと風通しの良い場所を選びましょう。
水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。
ポイント
土づくりは、植え付けの2週間前までに済ませておきましょう。
有機肥料は、ゆっくりと効果が現れるため、早めに施しておきましょう。
米ぬかは、発酵させてから使うと、より効果的です。
しっかりと土づくりとネギの準備をすることで、甘くて美味しいプチトマトをたくさん収穫できます。ぜひ、この記事を参考にして、美味しいプチトマト作りに挑戦してみてください。