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No.4:「欲望調査」の背景

「欲望調査」といいつつもその発端が漠然としていたわけですが、「欲望会議発表」の企画書を作成する過程で、一旦の説明を行うことに成功しました。
記録しておきます。参考にどうぞ。


企画の背景①
企画の背景②
企画の背景③
企画の背景④
企画の背景⑤
企画の背景⑥

(2024.3.12)
現時点で気になる箇所は以下の点。
・「欲望」という語の意味、類義ごとの差異を、ざっくりで扱っていること。これによって扱える範囲が広がっていて、同時に見えにくいものもある。
・「関係」についてはもっと説明がない。まあ、その説明をつくっていく企画なので当然っちゃ当然だが、リサーチを深めてもいいと思う。
・「言いだしにくい」ものにフォーカスしているということの説明がない。事情はあるものの、やはりそれが分かり難さやとっつきにくさにつながる。
・事情というのは、次の通り。「言い出しにくいことを言う」という目標には「愚痴れない男たち」のような男性性批評(男性批評でも男性性批判でもない)の関心がおそらくくっついている。しかし最初からその語を使うと障壁とかバイアスがすごいのが目に見えるので、外してからスタートさせている。
(2024.9.16追記)
・社会規範に対する個人のふさわしい応答として、「規範を使用する自己というものに自己自身で批判を加える」という循環的な作業を考えている。それが自分にとっては男性性批評という形だったりする。
・またそうした批評作業の対象=自己自身には、自己のコントロールにないものがすごく関係していて、そうしたものの表現のひとつが「欲望」なのだった。

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