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トラッキング(tracking)

トラッキングとは、人や文字などが示す手順に従って行動することで、最終的な目標に到達できるといったことです。

2つの例をあげて説明します。

①先生が生徒に「テストでいい点をとりたかったら、このページを勉強するといいよ」と言うことで、その生徒がそのページを勉強していい点数(最終的な目標)をとることができたら、次から「先生」が示す手順に従って行動が増えていきます。

トラッキングは、目標に達成するためのアドバイスのようなものと言われています。

また、その手順に従う行動が増えるきっかけとして「信頼性」も大切になってきます。先生が示す手順で目標を達成することができないことが多い場合は、「その先生」が示す手順に従って行動は増えないことが考えられます。

②男の子がパソコンを買いました。はじめてマニュアルを読むことになり、パソコンのセットアップを行います。しかし、マニュアルの手順に沿ってセットアップをしても、パソコンが上手く動作しませんでした。おそらくその男の子は、次から「マニュアル」が示す手順に従う行動は減ると思われます。

一方で、目標が高すぎる際には、トラッキングの効果は薄まります。

例えば、ある女の子が考えている「運動や食事制限したらやせる」といったトラッキングに対して、数回の運動や食事制限では、効果が得ることは難しいため、次第にトラッキングの効果が減っていき、やせるための行動は減少していきます。

さまざまな例をあげてトラッキングを紹介しました。
僕もまとめながら、難しいと感じたので、またわかりやすく更新したいなと思います。

次回は、「オーグメンティング(augmenting)について解説したいと思います。

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カーイエ
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