タスクリスト
先日、現状と理想の間にやるべきことがある。ということを書いたが、たとえが「売り上げ」だった。
もう一つの例え。
まず社内で起きる問題は2つしかない。
①お金のこと(売上、利益など)
②人のこと(人間関係や人材育成等)
だ。
②の人のことで悩む人も結構いる。
売り上げの時と同じように人のことも「現状」と「理想」で考えるべきと私は考えている。
現状において一緒に働いているスタッフに何らかの不満がある場合、
例えば
・思ったように仕事をしてくれない
・意識が低い
・勝手なことをする
ような現状。
共通の意識をもってお店の改善に取り組み売り上げをあげていきたいのに、一緒に働いているスタッフがそのような状態だと、こっちもやる気なくなっちゃうよ。
では理想はどうだろう。
なんどでもいうが、現状と理想の間にやるべきこと、すなわち自分の「タスクリスト」が存在するのだ。それ以外は無い。
まずは一緒に働いているスタッフがどのように考えているかを彼の身になって考えてみる。(一人でできるので)
飲みながらでもいいから将来のことや夢の事を話してみる。
相手の話を良く聞いて、どんな考え方をしているのかを感じる。
なぜなら、相手に不満がある場合は自分の「相手への依存度が高い」場合がほとんどであるから。
自分が自分が自分が自分が自分が相手に「依存」しているのである。
依存心があるとスタッフ間はうまくいかない。
(自分一人で何でもやるという意味ではまったくない、相手にこう思ってほしい、こう動いてほしい、というのを自分の伝える力が弱いにも関わらず思うことを依存心と呼ぶ)
※まずは自分も含めたスタッフ間の「信頼関係」を結ぶのが先決である。
信頼関係の築いていない店舗は弱い。
自分が上司の場合でも部下の場合でもみんなとどのようにしたら信頼関係を結べるのかを考える。
一度二度話したところで信頼関係は結べない。
なんども何度も話さなくてはならない。
上司であれば部下は自分のことを批判してくる、または怒ってくる、意見を言わせない、話を聞かない、意見を押し付ける人のことは信頼しないし、本当のことを話せない。
まずはそのような状態を作り出さないといけない。
部下であれば、上司は自分よりも遅く来る、表情が硬い、返事をしない、気持ちが良くない部下には任せられない。
上司は部下の話を良く聞き、彼の将来と会社の将来とを結びつけ頑張れる環境を作り、部下は上司より早く来て、きちっと挨拶と返事をし、仕事を任せてもらえるような環境を作る。
としたら「売り上げをあげる、利益を上げる」というお店の推進力は何倍にもなる。
または先に自分だけの器量で売り上げをあげ、その後人間関係に着手する。という方法も存在する。
成果をだしている部下は機嫌が良い。
機嫌が良い部下は成果を出す。
文字だけでいうと下の文章のほうが短くて簡単。
しかし、上の文章のほうが確実。すでに結果が出てるから。
現状と理想の間に「やるべきこと」が存在し、それは①売上②人間関係という二つの「タスクリスト(やるべきことリスト)」がある。
その二つのリストをつくったら、あとは実行するだけ。
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