![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/23217682/rectangle_large_type_2_f09a2acc807008cb11917240f6932c3e.jpg?width=1200)
「台湾メイドカフェご帰宅マニュアル」ができるまで(第1回)
でかいひとでございます。
前回は「台湾メイドカフェご帰宅マニュアル」(以下、本書と記載します)の概要についてお伝えしました。今回から4回(予定)に渡って、本書ができるまでのいきさつや執筆の際に苦労したこと、遭遇したトラブルなどについて、お伝えしていきます。
今回は、この本の方向性を決めるきっかけについてです。
本書のまえがきに、以下を記載しています。
しかしながら、「台湾にもメイドカフェがあるんだ」と言われることも多く、まだまだ認知されていないとも実感していますし、何より海外旅行への金銭的・心理的な敷居が高いのも事実です。
2018年に初めて台湾のメイドカフェに行ってから、機会があるたびに台湾メイドカフェの話をするのですが、ほとんどがこの反応なんですよ、ホントに。なので、最初から説明が必要です。幸い興味を持っていただいても、「でも海外でしょ? お金かかるし予定もつかないし……」となってしまう。確かにそうなるよなぁというのもわかるわけです。
ただ、ここで終わってしまうのはやっぱりもったいないとも思うわけです。知らないところを訪れること、知らないことを知ること、これは楽しいし、楽しいことはシェアしたい。できれば体験して実感してほしい。
そこで、ちょっと発想を転換。台湾メイドカフェの話を聞いてくれる人が感じる「敷居の高さ」は何なんだろうと。
よくよく考えてみたら、私も初海外は2018年12月でしたが、それまでは海外旅行なんてねぇと思っていたクチ。海外のことをよく知らなかったってのもあったし、パスポートを取るのもめんどくさかった。今思えば食わず嫌いのところはあったのですが、「知らないこと・わからないこと」が心理的な敷居を上げてしまうんだなと。
ウラを返せば、「ひとつひとつを整理したうえで、わかりやすく説明できればいい」と。また、調べるのがめんどくさかったら「この一冊を読んでその通りやればできる」ようにすればいい! こうして、C98新刊の方向性が固まってきました。
次回に続く。