デッカイギのセッション企画の審査ってこんな感じだったってさ
行政デジタル改革共創会議(通称:デッカイギ)実行委員で企画部会副部会長の村越(a.k.a.ムラえもん)どす。
今日は、デッカイギのセッション企画の審査ってこんな感じでやってるよ、ってことを少し書かせていただきますね。
2024年10月15日(火)深夜0時、デッカイギの企画の募集が自動的に締め切られました。
自動に締め切ってくれるのは、「Sessionize」っていうツールの機能。
Sessionizeは、トラック設計、企画の募集や評価、登壇者の管理といったイベントの運営管理がチームで行うことができる、とってもウルトラ便利ツールでとてもおりこうさん。
デッカイギでは、前回からこのツールを活用しています。仙人・関さんからのオススメの一品です。(だれもこんな便利グッズ知らなんだ)
ただし、全部英語。遠州弁がネイティブなムラえもんにはちとハードル高めですとほほのほ。
話をもどそう。
10月15日(火)の深夜0時、企画の応募が〆切られ、エントリーされた企画が出そろいました。
その数42。
たくさんの応募、まじでありがたい限りです。
企画の募集が停止すると当時に、Sessionizeの評価機能が有効に。ここから一斉に審査フェーズに入ります。
審査のおしりは2024年10月22日(火)。その日の22時にセッションを確定する企画部会があるから。そこまでに審査を完了しておかないとあかん。
審査を行うのはデッカイギ実行委員全員。合計27名。
1人が1つの企画に対して、以下の5つの審査項目(各5点)で、Sessionizeに★を入れていきます。
デッカイギの主旨と今回のテーマ「~お疲れさまです2025迎春~」に沿っているか
登壇者予定者は当該企画のテーマに適しているか
「ともにつくり、ともにかんがえる」という共創の理念との親和性は高いか(複数のステークホルダーが関与するか)
参加者もセッション当日なんらかの形で関与できる工夫がなされているか
実行委員会メンバーがこのセッションを聞きたいと思うか
最高点が★★★★★(星5つ)。
さ、こっから「人に厳しく自分に甘く」がモットーの企画部会副部会長ムラえもんの出番です。
Sessionizeは恐ろしいツールで、いま誰が何パーセント審査が終わっているのか、が一目でわかっちゃう。(その人が審査に費やした時間まで一目でわかっちゃう)
そのダッシュボードを見ては、ムラえもんが実行委員みんながいるチャットで「おのおの、ぬかりなく(意訳:とっとと審査しろ!)」と毎日毎日うるさくしつこく督促するのです。
そうさ、嫌われものさ。
ときには「進捗が70%以上進んでいるのに、★平均が4.6って。どうやったらそうなる?」と名指しで警告したりも。。
われながらイヤミなイヤなやつ。
ただ、最初から「中央値は★3。嫌われたくないからって★4や★5ばかりつけることはNG。できるだけ差をつけるように意識的に!」とアナウンスしている。
企画を出してくれたみんなは暇じゃないのにわざわざSessionizeに登録してまで提案してくれているんだから、審査する側もそれなりにはやるのが礼儀ってもんだ。
「仕事じゃないんだ。まじめにやれ」
ほんとそれに尽きる。
実際、みんなマジにガチで審査してくれたと思う。
最終的な★の平均は27人で「 ★3.2」。
この数字は個人的に「みんな大したもんだな」って誇れるな。
もちろん、人が人の企画を審査するんだから、完全無欠100%ばっちりかといえば、そりゃブレもあれば揺らぎも矛盾も含んでいるとは思う。
審査結果に実行委員のみんながみんな、「完璧」って納得するかっていったら、そんなことはない。
実行委員ですらそうなんだから、10月24日(木)に結果を受け取ったみなさんの中には「どうしてこうなった?」「おかしいだろ!」「なんでやんねん!」といったキモチになる方もいると思う。当然だと思う。
また、今後公開されるセッションリストを見て、賛否両論の批評やつぶやきもされると思う。
それも当然のことだと思うし、しょうがないと思う。
でも、ただひとつだけ胸を張って言えます。
「実行委員27人、たぶんみなさんが思っているよりきっと、ちゃんと真剣に審査しました。その結果です」って。
いろんな意見や見解はあると思うけど、後日公開されるセッションリストを見てもらって、「へー。おもしろそうだな」と思ってくれて、そして気が向いたらぜひ2025年1月10日(金)・11日(土)、羽田でお会いしましょう。