いつまでが新参者なのか #異動日記 no.8

７月初めから異動したので一か月が過ぎた。前回の日記から20日空いた。
ちょっとしたことにイライラしたり、体制に毒づいたりする期間が通り過ぎた。

文句はあるけれど、自分の手を動かして進めないと進まない。

ときどきは、感情を閉ざしてひたすら作業に入ることもあった。
感情を振り返ろうにも、なにがあったっけ？どう思ったんだっけ？がするりと手からこぼれていく。
書き留めておかないと、本当に忘れてしまう。

ちょっとした日々に感じる気持ちにも、違いがあるはずなのに、均一な色にしてしまう。

そんな気分だったと思う。

もがいて、うまくいかないことも、なんだか疲れてしまった日も。
朝方に目が覚めてそのままスマホをいじってしまう日も。
早起きしたつもりか、二度寝で昼まで起きられない日も。

ずっと前向きでうまくいくことばかりじゃないけれど。

きっとダイジョウブになるという思いで今は過ごす。

世の中のシステム構築の流行のピークもすぎた仕組みを、いちから覚えて必死について行くことに疲れも出てきたんだろう。

ただ、それを諦めたら、この仕事から離れた方がいいんだろうし。

興味本位で楽しむところから、ざっくり理解だけでは仕事を回せない位置にいる。もしかしたらクイズ感覚で楽しむ時期は過ぎてきたのかもしれない。

在宅勤務が少ないのも、じわりじわりと来ている。
一日家にいても、ナナがずっと寝ているのをみられるだけで安心できるのだ。

社歴では十分に中堅なのに、部署ではまだ新参者気分でいる。
いつまでそのカードが有効なのかしら。

仕事のオンとオフをきっちりと分けて気分転換している今日このごろ。