孫との初対面の旅②~瑠璃光寺
さて、ホテルに着いたのが午後3時。
食事は午後7時。
「どこか行けるね」ということで、地図を見てみました。
もう何回か来ているので、有名どころは行っています。
というか、時間的に遠いところは行けないので、
私が一番気に入っている瑠璃光寺に行くことになりました。
フロントで行き方を聞きます。
「歩いて行けますか?」なんて間が抜けたことを聞いたりして。
バスです、バス。
出たらすぐバス停でした。そしてバスがちょうど来たところでした。
「県庁前」で降りて、さて、どっち?
バス停にあった地図を見ると、方向はこっち。間違いない。
ところが、どこで曲がるか。
地図には「スーパーの角」を曲がるようになっていました。
コンビニはあったけど、スーパーはない。
夫は「もう少し先だろう?」と言うけど、近くのデイサービスの職員らしき人に聞いてみました。親切に教えてくれました。さすが介護職。
やはりコンビニを曲がるのでした。
「でも、今工事中なんですよ」
「その姿を見られるのも貴重ですけどね」とのこと。
「そうでしたか。ありがとうございました」
涼やかに流れる川の横を上がっていきます。
後でみたら、「ゲンジボタルの発生地」との看板がありました。
本当に、そんな感じのするきれいな川です。
すこし登りの道を歩いていくと、ありました。瑠璃光寺。
言われたとおり、工事中でした。
大きな足場が組まれ、五重の塔はすっぽりその中に。
高いクレーンもあります。
頭の方が少しだけ見えました。
本当にこんなのめったに見られない。
瑠璃光寺本殿も、歴史を感じさせる、良い雰囲気のお寺です。
わらべ地蔵。
神社仏閣に入ると、写真は撮らないようにしているのですが、
あまりに可愛らしかったので、地蔵さんに断って、一枚写真を撮らせてもらいました。
五重の塔改修の間、そこに納められている仏さんなどを
特別に公開しているとのことでしたが、
残念、時間が過ぎていました。
帰りに、茶店があり、「ひやし飴」を飲みました。
これは益田ミリさんの影響です。
旅先でなんか食べる、飲む。これも楽しみです。
冷やし飴、甘かったけど冷たくて美味しかった。
男性の方が冷やし甘酒を飲んでいました。そっちも飲みたかったな。
さて、帰るとしますか。
実はこの頃から、足に来ていました。
歩けないことないけど、かなり負荷がかかっています。
階段を一歩ずつ降りる私を見て、
夫が「降りられないのかい」「相当やな」
いや、慎重にしているだけです。
でも、旅が楽しくなりかけていた私が、
「ねえ、これからどんどん旅行しよう」
と言ったのに、返事がありません。
そうですか。わかりました。
やはりひとり旅がいいわ。
夫は私の足を心配してくれたのだと思います。
それか、聞こえていないか。
帰りのバス停まで頑張りました。
ちょっとだけ私が道を間違いそうになりました。
そこで思ったこと。
一人ではなく、複数で出かけると、お互いに頼る。
それで迷うこともある。
ああ、そんなことあるなあと思いました。
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