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高校生が光っている~水族館部

若い人がまぶしい。どんな人でも。

自分が年を取ってきたから、結局、羨ましいのだろうと思います。でもいいのだ、若い人にエールを送りたい。

先週のドキュメントは、愛媛県にある、高校水族館の話でした。

全国で唯一水族館のある高校。水族館部も、ここしかない。素朴な水族館です。地域の人も公開日にはたくさん訪れます。

みんな魚や生き物が大好き。ホント、世話は大変だと思うのだけど、その愛は半端ない。

施設が老朽化して存続の危機です。

生徒達の熱意に大人も立ち上がって、新しい水族館が高校の横にできることになりました。引っ越しも大変。その様子です。

中でも、印象的だったのが、タコを愛してやまない夏実さん。タコの名前は「モナコ」本当にタコ、そしてモナコが大好きなんです。研究もしています。とても明るい。

クラゲが好きな友達とのバトルトークが面白かった。

でもモナコは、新しい水族館に引っ越した次の日に死んでしまいます。

彼女が取った行動。それは、モナコを食べること。埋葬することも考えたそうですが、タコ飯にして食べます。

「モナコが自分の中に入ってきた気がする」と言います。そして、
「命をいただくってスゴイことですね」と。

この言葉に込められた思いってどんなだろうと思いました。

水族館オープンをお知らせするために、チラシを手に地域を回る一年生の、緊張ぶりがなんとも微笑ましかったです。2年生と練習したりして。でも、実際に行くとカミカミで。

高校生はいいな。若い人はいいな。
苦しい思いをしている子もたくさんいると思うけど、これから希望がありますように。

君たちに、どんな時代を手渡すか。それは大人の責任です。

ぼやぼやしていたらあかん。

*画像お借りしました。タコ大好きな彼女に敬意を表して。

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