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高校生のパワー

この季節、高校生が躍動していますね。

昨晩、夜遅くにテレビで高校ラグビーの番組をやっていて、高校生の頑張りに涙してしまった。

あるチーム、結局試合は負けてしまった。その直後に3年の女子マネージャーが写ったのだけど、とても渋い顔をしていた。もっといい顔で選手を迎えてもいいのでは、なんて思った。でも、そうよ、悔しかったのよ。選手と一緒だから。私、間違えていた。

他には、バスケのウィンターカップもやっている。(あ、今日決勝だった)サッカーも始まりました。



この前は夜な夜なテレビを見ていたら、「書道パフォーマンス甲子園」というのをやっていました。こんなに力強く、アートなものとは思わなかった。

毎年四国中央市で開かれる高校生の書道パフォーマンス。紙の大きさは4m×6m。音楽に合わせて、ダンスやパフォーマンスをしながら書道をする。音楽もいろいろ。衣装も書道らしい袴が多いけど、メイクもして髪型もとてもきれい。

墨も黒だけではない。カラフルで、金色まである。バケツに入っている。筆だってどれだけ太いのか。あれで書くのはかなり力がいるはず。

もう体育会系。そしてダンスと音楽だから芸術系。総合芸術だ。

私が何より感動したのは、高校生たちの一生懸命さ、熱量の高さです。
大きな紙の上で大筆を振り、演技をするので、足も衣装も顔までも墨が飛んでいる。でも、真剣に演技する彼女たち、特に演技し終わった顔を見ていると、何ともすがすがしい表情で、それを見ているだけで泣けてくる。

まったく、年を取ると涙もろくなるもんだ。

作品は本当に多様。それぞれの「表現したい思い」がどの作品からも伝わってきました。優勝チームは、中島みゆきの「ファイト!」をモチーフに、自分たちで歌を歌い、自分たちの思いを紙一杯に表現していました。


表彰があるから、そこは悲喜こもごも。嬉し涙と悔し涙と。この評価は難しいなと思いました。

一生懸命っていいな。夢中になれるものがあるっていいな。子どもたちの未来が明るい世の中でありますように。



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