孫との初対面の旅④~いざ宮島へ
広島駅に一人降り立った私。
まずはカバンをコインロッカーに預けました。
もう満杯だったところ、一個だけ空きを見つけました。ラッキー!
宮島に行くには路面電車のはず。
工事中の通路を抜けて、路面電車乗り場へ。
そこにいた誘導係の人にも聞いてみました。
「2番です。ここらへんで待っていて下さい」とのこと。
ほっ。合っていたわ。
路面電車も久しぶりです。
車内は結構の人でした。お祭りがあるのか、浴衣姿の人や家族連れもいます。
ところが改めて路線図を見てみると、結構遠い。
えーーっ?宮島口までいくつ停車場(駅)があるんだい?
路面電車ですから、たくさん止まるし、スピードもそれほどでもない。
途方もなく遠く感じました。窓の外もあまり見えないし。
結局1時間以上乗っていました。
でも、フェリー乗り場はすぐそこ。さっそく往復券を買って乗り込みます。
船のデッキで風に吹かれます。気持ちいい。 船上から赤い大鳥居が見えたときは感激しました。
ああ、あれが大鳥居!
10分ほどで到着です。
宮島はたくさんの観光客で賑わっていました。外国の人もたくさん。
おみやげ屋さんがずっと並んでいて、
海岸には波が静かに打ち寄せていて、
鹿も、もちろんいました。砂浜も歩きました。
着いたときは干潮で、大鳥居の向こう側まで歩いて行けました。
大きくて高くて、圧倒されました。
その時、一人の外国人の女性の方が、「撮りましょうか」と声をかけてくれたのです。英語で。
せっかくなので、お願いしました。
撮ってくれた後に、「撮りましょうか?」と聞いてみました。手振り身振りで。
「いいえ、私はいいんです」とのことでした。たぶん。
「Thank you very much」と言って別れました。もちろん英語で。
潮が引いているところでみんな何か見ています。
行ってみると、小さな魚や貝、カニさんもいました。
楽しい。
さ、厳島神社に行きます。
拝観料300円を払って入ります。
ここも神社なので、あまり写真は撮れないですが入り口はこんな感じ。
赤色の柱がずっと並んでいて、きれいです。
床が磨き上げられています。
居合抜きかなにかの奉納がされていたのか、袴姿の人がたくさんいました。
(もう終わっていました)
そんな中に、もう昔からそこにあるだろうというお堂がありました。
今調べたら「右楽房」「左楽房」といい、真ん中の高舞台で舞楽を行なうときに楽器を演奏するところだそうです。
柱などは赤色の鮮やかな色が目立ちますが、
そこは長い年月を感じさせる色合いと古さが良かったです。
厳島神社を出たところにお寺があり、そこも趣がありました。
4mを越える薬師如来があるということでしたが、見られませんでした。
本堂の両側に座っておられる仏様がおり、
右側は「さわり仏」とのこと。
たぶん、痛いところとか悪いところを治してくれる(かもしれない)と思って、
あぐらをかいておられるその両膝を、そっとなでさせてもらいました。
ゆっくりしていたら、良い時間になりました。
こんな反橋も。
近くで見たら、手すりとかないと歩けないくらいの角度でした。
平和観音。被爆者慰霊とも書いてありました。
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