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おまわりさんを断った話

昨日の昼下がり、インタホンが鳴りました。
カメラを見てみると、中年の男性が映っています。マスクはしていますが、下にずらしています。
「・・・・ですが」
よく聞こえません。よく見えません。
「はい?」
「・・・・・ですが、今、・・・・」
やっぱりよく聞こえません。

知っている人ではないし、売り込みだったら嫌だし、面倒だったので、
「いいです」
と言って切りました。

しばらくして、またインタホンが。
「先ほどインタホンを押した警察の・・・」

警察!
「今行きます!」
あわてて玄関に向かう私に夫が、
「名刺かなんか、見せてもらい」と言います。まだ疑っている。

玄関から出ると、ちゃんと制服姿のおまわりさんでした。
「よく聞こえなかったものですから」と言い訳しました。

要件は、家族状況とか緊急連絡先が変わらないかという、いわゆる家庭調査でした。

そのあと、「ここらへんでも、詐欺の電話がかかってきているようです」と言われます。

「固定電話を使っていますか?」
「かけることはしませんが、かかってきます」
「詐欺撃退電話のようなものもありますが」
「いや、まだ私たちは大丈夫だと思います」

詐欺には引っかからないと思う、と言ったのですが、ナンバーディスプレイとか、「知らない電話には出ないほうがいいですよ」という話になりました。

私は「今、知らない人のインタホンには、出なかった・・・」と言いながら、それが自分でおかしくなって、笑ってしまいました。

そのうち、お隣さんが出てこられたので、話を切り上げて、そちらに行かれました。お隣さんも、インタホンが鳴ってすぐには出て行かれなかったようでした。

耳が遠くなったのかもしれないな。年は取っているけど、まだしばらくは詐欺には引っかからないんじゃないかなと思いました。

おまわりさんの訪問も断ったので!
(知らんけど。でも、気をつけよう)

☆ヘッダー、お借りしました。

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