盛り上がらなかったマジック
住んでいる地域の、小さな商業施設で、秋祭りとして青空コンサートがありました。スペシャルゲストとしてマジシャンが出るというので、行ってみることにしました。
スーパーの前のスペースに、赤いカーペットを敷いて、ベンチを置いて、臨時に会場をしつらえています。
ところが、時間になっても「マジシャンがまだ来られていません」というのです。5分くらい遅れてやってきて、バタバタと支度しています。やっと始まりました。
内容は・・・フツーでした。ごめんなさい。だって、目新しいのがなかったもの。目の前で見ると、「おっ!」となるけど、さかんに拍手を誘うけど、観客もまだ雰囲気があたたまっていないせいか、あまり盛り上がりません。私は気を遣って、大きな拍手をしました。ここで欲しいだろうな、というところで。なぜ、観客が気を遣うのだ。
最後の水晶玉のジャグリングは良かったです。大会で優勝したことがあったらしい。夜にYou Tubeを見てみたら、テレビ番組で水晶玉の演技をしていて、素晴らしかった。芸能人がさかんに「うぉー!」とか言っている。
横を買い物客がたくさん通るこんな会場では、マジシャンの方もやりにくかったでしょうね。ステージは、演者と観客との相乗効果。
それと、私は、遅れてきたこともあると思う。気持ちに余裕がなくなるし、「まだ指が温まっていない」といって、指の体操していたもの。反応はもうひとつでも、皆さん、楽しんでおられたのかな。
コロナ禍では、半年間全く仕事がなく、Uber Eatsの配達員をしていたこともあるそうです。配達先のお客さんから言われた「ありがとう」の一言が、どれだけ嬉しかったか、といった話をされていました。
立ち姿はかっこよかったですよ。You Tubeを挙げておいてあげよう。