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ピアス

古希である。来月また誕生日が来る。
これからあと何年、生きられるかと思う年頃になった。

ふと思った。
あと10年は生きるだろう。
膝が痛いけど、まだもう少し歩けるだろう。今のうちかもしれない。
この10年を一区切りにしてみよう。
死ぬまでにやってみたいこと、行きたいところ、それをこの10年でチャレンジしていくのだ。

そうして、自分がやりたいことを考えていたとき、ふと「ピアスをあけてみたいな」と思ったのだ。


これを思ったきっかけがある。

あるピアニストのコンサートに行った。カルチャーセンターで、ピアノ&トークをされている川尻淳先生。お話が面白くて、全部、奥様との連弾で、とても楽しかった。奥様がとても素敵だった。

私は、舞台でもコンサートでも、観客として拍手する側だ。一度くらい、ステージの上で拍手されてみたい。友達はシャンソンをしていて、毎年発表会がある、みんなきれいな衣装で登場する。

私も、ピアノでもなんでもいい、ステージできれいな衣装を着て・・・とか妄想していたら、ピアスを思いついたのだ。


パイプオルガン


先日、ある研修で、燃え尽き症候群を防ぐために、何か楽しいことを考えるというグループワークがあった。その中で、私が「ピアスをあけてみたい」と言ったら、若い後輩がのけぞって大笑い。めちゃくちゃウケた。

そう、私は、ピアスから、ほど遠いイメージなのだ。

でも、よく考えたら、ステージに上がって拍手されるためには、まずは得意技があって、いっぱい練習して、見ている人に感動してもらわないといけない。それができるのかい?とか考えていたら、現実に戻ってしまった。妄想もおしまい。


ピアスは、思い切ればできるのだけど。
ステージに上がりたいというのも、単なる自己顕示欲なのだが、あきらめていない。何をするのかも決まっていないのだが。


ここまではもちろん望まない


*ヘッダー、お借りしました。きれいなワンピース。お洒落もしたい。

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