後藤正文の「朝からロック」
後藤正文氏はミュージシャンです。
いつも取り上げていますが、隔週でコラムを書いています。
2013年1月25日(水)
タイトルは「『助けて』と言えた日が」
この日は福岡県北九州市で孤立困窮者の生活再建を支援するNPO法人「抱樸」の活動を見学された話でした。
このことは私は「抱樸」の奥田さんのツイッターで見ました。
・経済的な理由だけではなく、つながりの喪失こそが人を孤立困窮させる
・自己責任という言葉が飛び交うが、「助けて」という言葉を言えるかどうかである
・東京大学准教授熊谷晋一郎氏「お互いに助け合える関係を人々と築くことが自立」
といった話を書かれていました。
熊谷氏は障害者で、当事者研究を続けておられます。
「抱樸」の奥田知志氏のことは知っておられる方が多いと思います。
今、抱樸では、「希望のまち」というプロジェクトを進めています。
誰もが助けてと言え、お互いに助け合うコミュニティ。
困った人は誰でも入れる施設。
後藤氏は、「それがあるというだけで生きる力になる」と言っています。
【私】
生活困窮者だけでなく高齢者でも誰でも、
「困っている人、困窮している人」は八方塞がりです。
希望がない。諦めるという言葉も違うような気がするくらい。
でも、何かわずかに残されたかすかな光でも
この後藤氏の最後の文にある、「生きる力になるもの」があれば、
絶望しなくて済む。
そう思います。
上の写真は六甲山。
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