夏フェスの記録2024~ワイバン篇その2
バスを降りて、会場まで延々歩く。
あ、空にクジラが泳いでいる!子クジラも。色とりどりのバルーン。
これだけで、フェス感が盛り上がる。
ステージは始まっている。ひろーい会場と青空と芝生。気持ちいい。
知らないバンドだけど(すみません)、いいのだ。芝生に座り込んで大音響とリズムに体を委ねる。みんなも踊ったり、手を振り上げたりしている。
ただし、暑い!装備は帽子と、濡らしたら冷たくなるタオル。これはあまり効き目がない。芝生に座っているときは、日傘を使わせてもらった。周りに人がいないことを確認して。
飲み物は600mlのペットボトル2本持っていった。途中でポカリスエットとレッドバルを買う。それで何とかなった。ただし、ポカリスエットは並ぶ。もともと私は暑さには強い。でも日よけのパーカーはやはり必要だったな。アームカバーも。
バルーンはこうなっていたんだよ。
人が支えている。飛んでいきそうにならないのだろうか。
ステージはいくつかある。離れたところの「新しい学校のリーダーズ」を見にいく。スゴイ人で、ステージ上の彼女らは、ちょっとしか見られないが、ビジョンがある。めちゃくちゃ暑いのに、いつものセーラー服の上に法被か何かを着て、バシバシとパフォーマンスを決める。いや、立派でござった。
メインステージに戻る。ステージは二つで、交互に演奏するのだ。だんだんとステージに近づいていき、立ったり座ったりして、宮本の開始を待つ。始まった!
スーツ姿で登場する。カッコイイ!としか言えない。(すみません、ファンなんで)
1曲目の「今宵の月のように」
1人でギターを弾きながら、(バンドなしで)「くーだらねーとー、つーぶやいてー」とゆっくり歌い出した。その声を聞いた瞬間、「来た甲斐があった」と思った。心が跳ねた。(すみません、ファンなんで)
いつものとおり、ステージを端から端まで走る。スーツを脱ぎ捨てる、ボタンを弾けさせる。苦しそうになりながら、限界を超えて歌を届ける。
そして、(お尻ブー)をやって去っていった。なんてヤツだ。(すみません、ファンなんで。しつこい)
あっという間の・・・何分だったのだろう。夢のように過ぎた。
宮本が目当てだが、せっかくなので、(参加費ぐらいは)フェスを楽しもうというスタンス。マキシマム ザ・ホルモンの勢いがよかった。フェス飯も楽しみなのだけど、今回は少し離れていて、足のことを考えて慎重になり、朝、コンビニで買ったパンと饅頭でお昼にした。
家族連れも多く、楽しんでいて、いいなと思った。ちっちゃい子も踊っていた。
次の日は息子のところに行くことになっており、体力を考えて最後まではいられず、Ken Yokoyamaを聞きながら、会場を後にした。
最後に花火があったんだって。見たかったな。でも楽しかった。
その日の夕食はコンビニ飯。
ホテルには大浴場があり、疲れが取れた。後悔は、日焼け止めを持っていかなかったこと。鼻の頭が赤かった。