東寺(の昼間)は穴場かも
テレビで、京都の東寺のライトアップの様子を放送していました。
立派なしだれ桜と五重塔のコラボレーションが幻想的でした。観光客があふれ、開門を待つ人の列が300mとか。
しだれ桜がとてもきれいでした。高さ14mとのこと。
どんなに大きいのだろう。実際に見てみたい。
今しかない。散ってしまう。
そして、行ってきました。
京都駅から歩きます。途中、おにぎりを食べた公園にも桜が満開。とても良い天気です。徒歩15分ということでしたが、私の足ではもう少しかかりました。
桜を見るには、拝観料500円を払って入ります。
でも、お目当てのしだれ桜が・・・。
だいぶ散っていました。そういえば、数日前、雨と風がひどかったものね。満開と思い込んでいたから、ちょっとだけ、「あああ」と思いました。
でも、姿が美しいです。樹齢120年とそれほど古木ではないけど、立派です。移植されたものだそうです。
東寺はとても良いところでした。
しだれ桜以外の桜は満開で、五重塔や寺の雰囲気にとても合っていました。
五重塔(江戸時代)が美しかった。見上げると、威厳があり凜としています。格好が良い。かっこいい。
桜と五重塔。絵になります。
瓢箪池という池もあって、カメや鴨がいます。
穴場かも、と思いました。
京都駅は人でいっぱいで、外国人観光客もたくさんでしたが、ここはゆっくりできました。
修学旅行の子たちがグループに分かれて、ガイドさんの話を聞いていました。何か感じたかな。
境内の雰囲気も落ち着いています。国宝や重要文化財の金堂、講堂や宝物館の建物、中におられる仏像の数々が、素晴らしいです。
講堂には、立体曼荼羅の仏さまが21体も。それぞれ個性があり、賑かだけどおごそか。
宝物館の先手観音は6mの高さ!
千本の手が、救いの手を差し伸べてくださっているようでした。
観智院という別格本山は、書院や客殿があったり、お茶室があったり、廊下はうぐいす張りだったり、庭は枯山水で、白川砂利がきれいに筋がついていたり。
何も知らないで行ったから、心に響きました。仏像も、唐から来た菩薩像とか、愛の明王と呼ばれる愛染明像などがあります。
そして、びっくりしたのが、宮本武蔵が描いたというふすま絵がある!必見!
京都をゆっくり感じることができると思います、お勧めです。京都駅から歩けるし。
あ、そっか。昼間だったから、すいていたのか。
ライトアップはすごい人かもわかりません。
私は足を使い果たし、果たして駅まで戻れるかと心配しましたが、バスも来ないし、これは頑張るしかないと思って頑張りました。
帰りのほうが、近く感じました。
宝物館は、春秋に特別公開らしいです。
京都水族館も近いです。