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ボルハチ

南米アマゾンの奥地に生息する凶暴なハチ「ボルハチ」・・

そんな真っ赤な嘘の掴みから始まる本日のネタは、真っ赤なビーツで作る真っ赤なボルシチだ。(いらんサムネでごめんなさい)

生来の天邪鬼の私は、ロシアの定番料理と云えどもセオリー通りに作るなんて有り得ない・・。

閃きはいつも早朝の目覚め際に降りて来る。
この日はボルシチを作る夢を見ていて、こう思った事から始まった。

ボルシチって真っ赤なビーツを入れなければ、ただの肉と野菜を煮込んだポトフではないか?、そのポトフベースにカレーのルーを落としたら素敵なカレーライスになるし、牛乳や生クリームでシチュー、味噌と出汁を入れたら立派な豚汁が出来上がる。

まぁ、そんな夢うつつの状態の中で、突然に脳内に閃光が走る。

「ボルシチにカレールー!」

ボルシチとして完成されたものに、全く別の何かをアッドオン・・。
これだよ。


私は起床すると真っ先に台所に走り、冷蔵庫の野菜室の奥に転がっているビーツを引っ張り出すと、もうオートマチックに身体が動き出す。

手を真っ赤に染めてビーツを刻み、ジャガイモ、玉ねぎ、人参、鶏肉(これしか無かった・・。)をザックリと切って鍋に放り込む。
野菜や肉を炒めるなんて、お上品な事など一切しない。
粗野でアバウトで、ワイルドなのがDODO’S COOKINGの基本だ。

ただ、ジャガイモだけは煮込むと溶けてしまうので、レンチンで火を通した後に煮込みの終盤に鍋に投入する。

根菜類に火が通ると、カレールーを入れ、少し煮込んだら完成。

ボルシチに何かを一つ足してボルハチ。
私のオリジナル発想かなと思い、検索してみたらそれが結構ヒットして笑う・・。

では見るからに毒々しい色のボルハチがこれ・・・。↓↓↓
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ジャガイモにビーツの赤が浸透・・。
以外に旨そう・・。




下は出来上がったボルシチ。


そこにお気に入りのカレールーを入れる。
今回はグリコZEPPINカレー(中辛)


見た目は思ったほど気持ち悪くは無くて、味はかなり美味しい。
そのままでもご飯に掛けても素晴らしいパフォーマンスだ。

簡単なので八百屋でビーツさえ手に入れればノーストレスで作れるのも良い

寒い冬は熱々のボルハチで暖まろう!

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