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新春油そばの巻


例年の定番正月料理もそろそろ飽きて来たので、
ちょいとガツン系のヤツを作ってみる。

まずは東南アジア風の爽やかな辛さと柑橘系の香りを際立たせ、
正月慣れした味蕾をギュンと引き締める旨いヤツだ!

材料は

鶏もも肉
お好きな中華麺
バイマックルー(こぶミカンの葉) 数枚
プリッキーヌ 3本ほど
にんにくと生姜のみじん切り それぞれ大さじ一杯程度
白ワイン ザックリ1合
麺つゆ  濃いめ薄い目はお好みで
もやし適当

トッピングはお好みの物をどうぞ。
画像では温煎卵
刻みネギ
ミニトマト

※温泉卵と書く人が多いですが、『煎茶の煎』が正解です。



ではクックオン!

ブツ切りの鶏もも肉をソテーしましょう。
油は使いません。鶏からドンドン脂が出ます。


あらかた火が通ったらにんにくと生姜のみじん切りを入れて香りを出します。


香りが立ったら、コンビニで買える日本一安い白ワインをだぶだぶと入れます。


ここらでプリッキーヌの登場です。タイ語で「ネズミの糞」・・。
爽快な辛さを楽しめます。唐辛子系は料理の終盤に入れます。煮込むと爽やかな辛さが鈍ります。


辛いのが好きな方は5,6本入れると良いでしょう。私はいつも三本位・・。


そして、これが香りの肝。バイマックルーの葉です。
ライムリーフとして売っている事が多いかもです。
アジア食材店にあります。
乾燥タイプと冷凍タイプがありますが、私は圧倒的に冷凍ものをお勧めします。
入れるタイミングは仕上げの盛り付け直前で、加熱すると素晴らしい香りが立ち登りますよ!
もう一気に南国だ!


マルちゃんのつゆ

仕上げにこの麺つゆで味を調えます。dodoさん愛用の麺つゆ。関西では手に入らないので北海道の友人から送って貰ってます。安くて美味しいですよ。
私の知る限り、今のところ断トツのコスパNO.1麺つゆです。
5倍希釈なのにウマイ!


※麺つゆなら何でもOKです。


ではサックリと麺を茹でます。茹で時間は1分半ほど・・。


一緒にもやしも茹でてしまいます。さっと火を通し一緒にザルに上げましょう。


丼に香り立つスープを入れちょっと味見・・。
もう油そばのスープにするなんて勿体ないくらいウマイ!


麺と具材を乗せたら完成です。すぐに食べましょう!
柑橘系の香りは揮発性が高いのですぐに食べないとドンドン香りが飛んでしまいますよ。


部屋中がもうタイの屋台風の香りに満たされます。


もはやお正月の味変のホープ確定!
『なんだこのバカクソにウマイ食べ物は?!!』
と友人が言う。ww



もう少し辛いのが良かったかな・・、もやしの食感が麺とミックスされ中々いい感じ。鼻腔を駆け抜けるバイマックルーの香り!分かり易く例えると『ライムフレーバー』。そして濃厚なチキンスープににんにくと生姜の鉄板のアクセントがもう絶品です。
アレンジとしてはタップリのバターを炒める際に使うとまるで別物の美味しいヤツが爆誕しますよ!

簡単なのでお節に飽きたら是非お試しくださいませ。

アディオース!


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