就活最初の難関/動画面接・自己PR動画のチェックポイント
動画で見たい方はこちら
https://youtu.be/kqnc2QL8_nY
コロナ禍で増加傾向にある動画面接や自己PR動画。
以前はエントリーの多い大企業しか導入していなかったものの、昨年からは規模問わずさまざまな企業が選考プロセスに取り入れています。
企業から質問を提示され、学生がその答えを動画で録画して企業に送るという形式の選考ですが、与えられた時間の中できちんと回答しなければならないため、なかなか難しく大変だという声がよくあがります。
今回はDEiBA就活チャンネルで培ったDEiBAの動画ノウハウをもとに、動画面接・自己PR動画のための撮影上の注意点について解説していきます!
企業側のメリット
対策を行うには相手=企業が何を目的に動画面接を実施しているのか把握する必要がありますよね。
まず最初に動画面接を導入する企業側のメリットを理解しましょう。
一番大きな要素は通常のESに比べて得られる情報が多いということ。
もう一つは、時間が節約され、効率化が図れるというメリットです。
通常のESに加えて得られる情報としては以下が挙げられます。
①話す力があるか
ESで文章を作るのがうまくても、実際に話した時に魅力的に話せるかどうかは動画や面接でないと見ることができません。
②視覚から得られる情報
人間は五感を頼りに色々な情報を得ますが、目から入る情報は非常に多いです。皆さんが喋る時の顔の表情や仕草、身振り手振りを見ることによって多くの情報を得ることができます。
③聴覚から得られる情報
あなたが話すスピード・トーン・話し方などによって性格を理解することもできます。企業側は、この3つの情報を総合することによってESだけでは得られない情報を入手することができます。
動画撮影上の注意点(ハード面)
①明るいところで撮影する
明るさは動画においてのすべての基本になっています。
たとえば、Youtuberにとっても明るさはかなり重要で、画面が暗くなった途端に視聴率ががくっと下がると言われています。
動画撮影をする場所が自宅などのアパートやマンションの場合、まずは明るさをチェックしましょう。
明るさが足りない場合には照明を別途用意するか、またはzoomやインタビューメーカーなどの動画システムで明るさ調整を確認しましょう。
②背景に注意
背景が雑多で話している内容に集中できない、ということを防ぐためにもなるべく背景の情報量は少なめにしましょう。
基本的には白い背景で撮影するのが望ましいです。
zoomなどの動画システムによっては背景を設定することもできますが背景設定は電波が不安定な場合には停止してしまったり、人物の輪郭がぼやける傾向もあります。
白い壁を背景に撮影するのが一番望ましいでしょう。
背景に洗濯物やいろいろな荷物が写り込まないように動画面接をする際はきちんと片付けましょう。
後ろに余計なものが映らないように注意して下さい。
③ノイズを拾わないようにする
PC内蔵のマイクは集音性が高いため、周囲の雑音を拾う傾向があります。
単一指向が強いマイクは、自分が喋ってる音以外を拾わないタイプもあります。
住んでるところの雑音がとても気になる場合には、単一指向型のマイクを購入することも検討すると良いでしょう。
安いものだと3000円程度からあります。
動画面接上の注意(内容)
①ビジネス文章の構成で喋る
最も重要なのは、喋る上での文章構成です。
ビジネス文章の構成は
伝えたいこと(結論)
⇩
理由
⇩
理由を補足する体験談や知識
で話すのが基本です。
まずは上記の構成に従って話をすることを意識してみましょう。
続いて自己PR・ガクチカの基本構文についてです。
自己PRの場合には
「私の強みは〇〇です。」
ガクチカは
「私は〇〇の活動をして最終的に〇〇の成果をあげました。」
と、はじめに書くのが基本と言われています。
そして次に
状況の説明
⇩
動機
⇩
工夫改善などの相手に示したい行動
⇩
成果
⇩
成果を上げたことによってあなたが今後どうしていきたいか
上記のような流れで書いていくと読みやすいESに仕上がっていくでしょう。
動画面接上の注意点(話し方)
そして最後に喋る時の注意点に触れておきます。
以下の4原則をもとに撮影することを意識してください。
①カメラ目線で話をする
②メモを見ないで話をする
③話のスピードを意識する
Youtuberの話し方を真似し、少し早い速度で話をする。
アップテンポで軽やかに話をする。
④ジェスチャーは大きめに
動画面接は何度でも撮り直しができる場合と、一発勝負である場合の2つのパターンがあります。
何度でも撮り直せる場合は、自分が満足できるレベルに達してから送ることができますが、一発勝負の場合には事前に当日の面接に行くのと同じようにこういう事が聞かれるのではないかということをある程度予想して準備をしましょう。
「こんな風に喋る」と決めた後、声に出して練習をしてから撮影に臨むのが良いと思います。
機材や環境などのハード面、話す内容、話し方の3つの観点から動画面接、自己PR動画撮影の際のチェックポイントを解説しました。
動画を初めてとる時は緊張してしまうと思いますが、焦らず今回のチェックポイントに気を付けて準備したうえで、ぜひ緊張せずに臨んでみてください。
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