【古典ゼミ】2月からのテキスト変更について【ソトのガクエン】
毎週土曜日22時に行っています、ソトのガクエンの古典読解ゼミは、2月4日からテキストを変更してあらたにスタートいたします。
これまで、古典読解ゼミでは、サルトル『イマジネール』(講談社学術文庫)(3月~5月)にはじまり、ドゥルーズ『カントの批判哲学』(ちくま学芸文庫)(6月~翌年1月)を8か月間かけて熟読してきました。ここでガラッとテイストを変えて、フランス圏を離れ、英米圏の言語哲学の古典である、こちらの哲学書をテキストに選定いたしました。
★ルートウィヒ・ウィトゲンシュタイン『青色本』(大森荘蔵訳、ちくま学芸文庫)
ウィトゲンシュタインの哲学は、前期・中期・後期に分かれます。『青色本』は、前期の主著である『論理哲学論考』への自己批判を経て、後期の『哲学探究』における言語ゲームに至るまでの過渡的な思索の時期の著作であり、ウィトゲンシュタインの哲学的な葛藤の姿が読み取れると言われています。古典読解ゼミでは、参加者の方々と本文を一文ずつ音読しながら、書かれている内容を理解するとともに、言語について哲学的に考える場をみなさんと共有したいと思います。
また、『青色本』は比較的短い本ですので、読み終われば、後期の主著『哲学探究』にも挑戦できればと考えています。
注意!
『青色本』(ちくま学芸文庫)は電子書籍版がありますが、こちらには、文庫の末尾についている野矢茂樹による解説「『青色本』の使い方」が掲載されていませんのでご注意ください。
次回は、2月6日(土)22時からです。はじめてご参加いただく方も大歓迎です。ぜひご参加ご検討ください!
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ソトのガクエンが実施しています、現代思想コース(基礎力向上ゼミ、古典読解ゼミ、サブゼミ、原書ゼミ、大学院入試情報チャンネル)はただいまメンバーを募集しています。興味・ご関心お持ちのかたは、HPをご覧ください。
ご登録は、HP、Peatix、noteいずれかをご利用いただけます。
皆様のご参加をお待ちしております。
※2月から基礎力向上ゼミのテキストも変更されます。こちらはブログに記事をアップしておりますので、よろしければお読みいただけますと幸いです。
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