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新しい算数の世界

 出口式みらい学習教室では、あたらしく国語(論理)に加えて、算数の指導を開始しました。
 そこで、一般書籍として、既存の「かんじ」「ろんり」の幼児ドリルに続き、「かずとけいさん」の幼児ドリルを三冊発売しました。

 当然、私の考える算数教育は、既存のそれとは大きく異なります。もちろん新学習要領に基づく教科書に準拠しているのですが、算数の捉え方が根本的に異なるのです。

 幼児期に二桁、三桁の計算ができても、これらはいずれできるようになるものですから、何の意味もありません。
 そこで、出口式では算数を言語として捉えます。算数の言葉で世界を理解し、算数の言葉で情報を整理し、算数の言葉で思考し、算数の言葉で表現する力を獲得するのです。

 算数の言葉は自然言語とは異なる性質を持っています。そうした言語を習得することで、法律用語、医学用語などの専門用語の扱い方に慣れ、コンピューター言語の習得につなげていきます。

 また算数の言葉を国語の言葉に、国語の言葉を算数の言葉に自在に翻訳することで、文章題などに強くなります。

 そうやって、国語の言葉、算数の言葉を使って、自分で考え、表現できる子供たちを育てていきます。

ありがとうございます。とても励みになります。